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園便り

~お花が笑った~

2017年12月01日 ふるいちからの園便り

今年もいつの間にか「師走」、しかも残すところ20日余り。本当に時の経つのは早いですね…そんな中、街並みはきらびやかなクリスマス・イルミネーションに彩られ、今や遅しとその時を待ちわびる今日この頃。例年に比べ、吐く息も白く染まるようになり冬支度が早く進んでいる印象ですね。さて今夏、こどもたちの間で野菜栽培で盛り上がりましたがその後、少々ご無沙汰していました。そこで、植物のお世話を再開することにしました。数ある植物の中から、冬の厳しい寒さにも強いパンジーに決定!!まずはプランター内の土壌整備からスタート。スコップで底部分と表面の土を入れ替え、底の部分に空気を送り込む作業をしました。こどもたちは「どうして こうするの?」、「こうしたらお花が喜ぶの?」と言いながら、冷たい土をものともせず一生懸命に掘り返していました。そして、お花の寝床が出来上がるとパンジーの苗を一つひとつ丁寧に植えていきます。そして、お花に水をそっ~とかけてあげ、「こうやったらお花が一杯お水を飲むの?」と確認しながら早速、お花の成長を願うようなお世話がはじまりました。戸外での作業だったこともあり、こどもたちに「おててはつめたくな~い?」と尋ねると、「ぜんぜん~、大丈夫!!」と力強い言葉が返ってきました。これを契機に「命あるもの」への敬意と思いやる心が育まれることを期待したいと思います。最後に、植え終わったパンジーの花々を見て「きれい~」と感想を述べていたので、こんな体験・経験から「命あるもの」を大事にする心だったり、感動する感性なりを育んでいけたらと感じています。


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