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園便り

(^^♪生活発表会

2018年03月31日 ふるいちからの園便り

思い起こせば昨春、小規模保育園として誕生した当園ですが、今春より以上児の子育て拠点拡充もできるようにようになり、保育所として再スタートいたいます。これまで一緒に過ごしてきたお友だちですが、年度末ということで”出会いは別れのはじまり”と言われるようにお別れも現実としてあることから、一年間のみんなの集大成を見ていただく場として生活発表会を実施しました。
 
当時を振り返れば、みんなにとっては親元から離れ、はじめての集団生活。しかも、あたりは見知らぬ人、人。お友だち自身は、といえば”未満児”という身体的にも心情的にも未熟な状態。それに加え、お家とは全くもって違う環境…こんな状況は、大人でさえ戸惑いますから、お友だちにすればなおのこと、だったと想像するに難しくはありません。そんな逆境を乗り越え、一人ひとりは健やかさと逞しさを備えてきたと思います。
 
さて本番当日ですが、これまでも数回、親御さんがいらっしゃる前で何かを表現する場を経験したきたのが功を奏したのか、多くの方々を前にしても臆することなく、堂々と演じきっていたのには感心させられました。時折、見せるニコニコ笑顔😊が何とも愛らしく印象的でした!!
 
0歳児は”ゾウさんの帽子”の楽曲に合わせ、ヨチヨチ歩きで歩を進め、少し先にいる保育スタッフの腕の中に飛び込んでくる姿は何とも微笑ましい光景でほっこりとさせられました。
 
1歳児は”ビビデイバビデイブー”のお遊戯に挑戦しました。魔法使いよろしく、可愛らしい衣装を身にまとい、本番がスタート。多少、緊張したのか、本来の姿を出しきれない子も中には散見され、随分と心配しました。しかし、それも演目の中盤に差し掛かる頃には、急にスイッチが入ったような動きに変り、最後はポーズもきちんと決めていたのでホッと胸を撫で下ろすと共に、感心もさせられました。
 

こどもたちに大人気の絵本”はらぺこ青虫”の内容を劇になぞらえて0歳と1歳児が演技を披露しました。青虫がりんごや梨等を食べる場面を再現するに当たり、果実のトンネルをくぐって表現したところ、保護者の方々からの「ま~、かわいい~」と声が上がる程の好演ぶりに繋がったようで何よりでした!! 一方、2歳児は変身コスチュームで”遊ぶんじゃー”の楽曲に合わせ元気一杯に踊りきっていました。とりわけ、間奏部分で2Fフロアを所狭しと走り回るかと思えば、演じる場面ではしっかりと自分の役割をこなす、その切替ぶりには思わず舌を巻く程の出来映えでした!!
 
もう一つの演目は、2歳児による”大きなかぶ”の小劇。その出来はなかなかのものでした。と言いますのも、劇の内容を理解し、場面場面の状況も頭に入れてくれたのがよかったのだと思います。それが、一人ひとりの台詞が棒読みではなく、「ぬけないね~、○○ちゃん、抜けないからたすけて~」と言うリアル感あふれる言い回しへと転じ、見ている人たちから思わず「いいね~‼」と感嘆の声が上がる程でした!!
 
最後は、全園児で合唱”ホ、ホ、ホ”や合奏”山の音楽家”も披露しました。異年齢のお友だちがそれぞれの(唄うパーツ)楽器担当を担い、それを立派にこなし、全体として素晴らしい演奏会となっていました。当日は年度末のお忙しい中、発表会に参加していただき、この場をお借りし改めてお礼申し上げます。おかげ様で会は盛会の内に進みましたし、何よりもこどもたちの成長した姿を皆さんと一緒に確認し合えたのは何よりと考えております。ありがとうございました!!


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