2018年09月04日 いつかいち(本園)からの園便り
今年も早、9月となり、さすがに猛暑も影をひそめつつあるようですね。それもそのはず8日は、大気が冷えてきて露が出来はじめる二十四節気の”白露”。でも、今週末は秋雨前線に台風もどきの暖かく湿った空気が入り込んできた関係で大雨が続きそうな気配…このところ矢継ぎ早に自然災害が各地で発生していますので、今後の気象情報を注視し、気をつけいくようにしましょう!!
今日は、こどもたちがお昼時に好きなものをモリモリ食べる反面、嫌いなものや見た目で「?」のものにはなかなか箸が進みません…そんな中でも、集団生活のいい面である”みんなで食べる”効果で克服しようとしている、そんな給食の一コマをお伝えできればと思っています。 保育園の奥まったところの調理室では、朝早くから調理員が昼食準備に取り掛かっています。まず、当日の登園児数の確認にはじまり、食材の仕込みを一つひとつ要領よく準備し、みんなが登園しきる頃から炊飯や調理に取り掛かっていきます。日々の献立は園の管理栄養士がこどもたちの健康と身体づくりに必要な栄養素を念頭に作られ、献立が数ヶ月サイクルで繰り返し提供されるようになっています。そうすることで、こどもたちが好物同様に苦手な食材も徐々に克服できるような仕組みとなっています。
保育室と調理室は区分されたスペース。調理員が食材を流しで水洗いしたり、まな板で食材を切ったり、そんな調理風景を登園してきたこどもたちは保育室と調理室の遮っている壁に唯一、設けられた小窓を通じ、調理員と挨拶を交わしたり、時には調理風景を興味深そうにジッ~と見入ったりしています。ある種の食育が日々、自然と行われる場といってもいいかもしれません。 それから時は経過していき、英語や音楽教室、はたまた外遊びや制作活動が行わる時間帯になってくると、調理もだんだんと佳境を迎えることから調理室からはこどもたちのお腹の虫の活動を促すような、かぐわしい匂いが漂ってきます。そんな状況ですから、こどもたちは口々に「調理室からいい匂いがする~」の台詞が出始めたかなぁと思えば、次から次へと「おなかすいた~」や「今日は、お魚かなぁ~、それともお肉かなぁ~?」と匂いから連想される料理を自分なりに想像を膨らませています🍳 そして、お昼時にみんなで「いただきま~す!」と合掌し、給食がスタート。好きなものをまず食べ切る、いわゆる”ばっかし食べ”が多いですが、モリモリと食べ進みます。ただ、嫌いなものは頑として口に運ぼうとしない傾向は今にはじまったことではありませんが…ただ、同じ机で他の子が美味しそうに食べる光景を見ると、恐る恐るですが、口にするような場面も出てきます。これが”みんなで食べる”効果とでもいえる状況でしょうか?降園時に保護者の方に、「今日はブロッコリーをパクっと食べられました😋」とお話すると…「お家では、絶対食べんのに、保育園やお友だちパワーはスゴイんじゃね👀✨」とお褒めの言葉をいただき、本人もお母さんに褒めてもらったことで満更でもなさそうな、とっても嬉しそうな表情(^^)!を返していました
そうは言っても、まだまだ好き嫌いや食べず嫌いが多いのも事実です。でも、ここは焦らず気長に、こどもたちが色んな食材や味付けに少しずつ触れ、慣れ、食べていけるように今後もよく見守りながら、克服していけるようにしていけたら、と思っています。お家でも同様に頑張ってみて下さいね!!
今年も早、9月となり、さすがに猛暑も影をひそめつつあるようですね。それもそのはず8日は、大気が冷えてきて露が出来はじめる二十四節気の”白露”。でも、今週末は秋雨前線に台風もどきの暖かく湿った空気が入り込んできた関係で大雨が続きそうな気配…このところ矢継ぎ早に自然災害が各地で発生していますので、今後の気象情報を注視し、気をつけいくようにしましょう!!
今日は、こどもたちがお昼時に好きなものをモリモリ食べる反面、嫌いなものや見た目で「?」のものにはなかなか箸が進みません…そんな中でも、集団生活のいい面である”みんなで食べる”効果で克服しようとしている、そんな給食の一コマをお伝えできればと思っています。
保育園の奥まったところの調理室では、朝早くから調理員が昼食準備に取り掛かっています。まず、当日の登園児数の確認にはじまり、食材の仕込みを一つひとつ要領よく準備し、みんなが登園しきる頃から炊飯や調理に取り掛かっていきます。日々の献立は園の管理栄養士がこどもたちの健康と身体づくりに必要な栄養素を念頭に作られ、献立が数ヶ月サイクルで繰り返し提供されるようになっています。そうすることで、こどもたちが好物同様に苦手な食材も徐々に克服できるような仕組みとなっています。
保育室と調理室は区分されたスペース。調理員が食材を流しで水洗いしたり、まな板で食材を切ったり、そんな調理風景を登園してきたこどもたちは保育室と調理室の遮っている壁に唯一、設けられた小窓を通じ、調理員と挨拶を交わしたり、時には調理風景を興味深そうにジッ~と見入ったりしています。ある種の食育が日々、自然と行われる場といってもいいかもしれません。
それから時は経過していき、英語や音楽教室、はたまた外遊びや制作活動が行わる時間帯になってくると、調理もだんだんと佳境を迎えることから調理室からはこどもたちのお腹の虫の活動を促すような、かぐわしい匂いが漂ってきます。そんな状況ですから、こどもたちは口々に「調理室からいい匂いがする~」の台詞が出始めたかなぁと思えば、次から次へと「おなかすいた~」や「今日は、お魚かなぁ~、それともお肉かなぁ~?」と匂いから連想される料理を自分なりに想像を膨らませています🍳
そして、お昼時にみんなで「いただきま~す!」と合掌し、給食がスタート。好きなものをまず食べ切る、いわゆる”ばっかし食べ”が多いですが、モリモリと食べ進みます。ただ、嫌いなものは頑として口に運ぼうとしない傾向は今にはじまったことではありませんが…ただ、同じ机で他の子が美味しそうに食べる光景を見ると、恐る恐るですが、口にするような場面も出てきます。これが”みんなで食べる”効果とでもいえる状況でしょうか?降園時に保護者の方に、「今日はブロッコリーをパクっと食べられました😋」とお話すると…「お家では、絶対食べんのに、保育園やお友だちパワーはスゴイんじゃね👀✨」とお褒めの言葉をいただき、本人もお母さんに褒めてもらったことで満更でもなさそうな、とっても嬉しそうな表情(^^)!を返していました
そうは言っても、まだまだ好き嫌いや食べず嫌いが多いのも事実です。でも、ここは焦らず気長に、こどもたちが色んな食材や味付けに少しずつ触れ、慣れ、食べていけるように今後もよく見守りながら、克服していけるようにしていけたら、と思っています。お家でも同様に頑張ってみて下さいね!!