2019年03月04日 ふるいちからの園便り
月日は早くも弥生・3月へと歩を進め、”ひな祭りの会”がありました。今現在こそ”ひな祭り”は女の子の成長を祝う日とされていますが、本来は他の行事同様 季節の節目や変わり目に災難や厄から身を守り、よりよい幕開けを願うために設定されたようで、女の子の節句としては江戸時代から定着しました。さて ”元号・平成”は、改元の5月を前に新元号が4月には発表されます。今回が、そういう意味で平成最後の”桃の節句”。はてさて、どんな会となりますことやら…今回はそれをご紹介します。 この日に向け、日頃から定番の”うれしいひな祭り”の唄を元気一杯に歌ったり、関連の絵本などを参考にしてきたので、こどもたちも”ひな祭り”のことがボンヤリと理解できているような感じ、でした。そこで、”ひな祭りの会”本番の今日は、こどもたちにも分かりやすいように噛み砕いた内容をパネルシアターを通じ、その由来などを勉強することにしました。これはお話が進むごとにパネルに関連のお内裏様、お雛様、3人官女や5人囃子のシールが貼られていく展開となっていたので、徐々に出来上がる”ひな飾り”にこどもたちは「次は、ここ」なんて思いながら、興味深く見守っていました。 ひな祭りで忘れてならないのが、みんなも大好きな”ひなあられ”ではないでしょうか?これは、ひし餅を砕いて作ったのが始まりと言われており、「白・緑・桃」の3色が基本ですが、最近では「桃・緑・黄・白」の4色のものもあります。この4色は四季を意味し、「一年を通じ、女の子の幸せを祈る」という意味を込められ、ひな人形も(元々の意味合いは女の子の病気や厄災の身代わりになるように、との)穢れ(けがれ)を払う、という意味がありますので両方揃うことで万全、と言えそうです。そこで、まずはどんな匂いなのか、順番に嗅がしてもらうことにしました。その反応は、「うっ~~、いい匂い!!」となったのはもちろんのことでした。 ”ひな祭り”について改めて、勉強し直したこともあり、今まで何度となく歌ってきた「うれしいひなまつり」の唄にも心なしか思いの籠った、力強い声が響き渡っていましたよぉ~。 会の最後は、お雛様役は冠を被り十二単衣の衣装に身を包み扇を、お内裏様役は烏帽子を被り着物に尺を持って、大変身大会で締めくくりました。どうですか、なかなかお似合いのお雛さまとお内裏さまとなってはいませんか? 0歳児にも変身大会は好評のようで、終始嬉しそうな笑顔だったのが印象的でした。 中には、気恥ずかしさから着物着用は拒みながらも、お気に入りの尺だけはちゃっかりと持って写真に収まる子もおり、それはそれでご愛嬌といったところでしょう。もちろん、正式ではありませんでしたが、こんな簡易な形ではありましたが、この変身は暫し、こどもたちを遥か昔へとタイムスリップさせ、ひな祭りのことが心の片隅にきちっと刻まれることになったのではないかと思います。次は何があるのでしょうか?乞うご期待下さい!!
月日は早くも弥生・3月へと歩を進め、”ひな祭りの会”がありました。今現在こそ”ひな祭り”は女の子の成長を祝う日とされていますが、本来は他の行事同様 季節の節目や変わり目に災難や厄から身を守り、よりよい幕開けを願うために設定されたようで、女の子の節句としては江戸時代から定着しました。さて ”元号・平成”は、改元の5月を前に新元号が4月には発表されます。今回が、そういう意味で平成最後の”桃の節句”。はてさて、どんな会となりますことやら…今回はそれをご紹介します。
この日に向け、日頃から定番の”うれしいひな祭り”の唄を元気一杯に歌ったり、関連の絵本などを参考にしてきたので、こどもたちも”ひな祭り”のことがボンヤリと理解できているような感じ、でした。そこで、”ひな祭りの会”本番の今日は、こどもたちにも分かりやすいように噛み砕いた内容をパネルシアターを通じ、その由来などを勉強することにしました。これはお話が進むごとにパネルに関連のお内裏様、お雛様、3人官女や5人囃子のシールが貼られていく展開となっていたので、徐々に出来上がる”ひな飾り”にこどもたちは「次は、ここ」なんて思いながら、興味深く見守っていました。
ひな祭りで忘れてならないのが、みんなも大好きな”ひなあられ”ではないでしょうか?これは、ひし餅を砕いて作ったのが始まりと言われており、「白・緑・桃」の3色が基本ですが、最近では「桃・緑・黄・白」の4色のものもあります。この4色は四季を意味し、「一年を通じ、女の子の幸せを祈る」という意味を込められ、ひな人形も(元々の意味合いは女の子の病気や厄災の身代わりになるように、との)穢れ(けがれ)を払う、という意味がありますので両方揃うことで万全、と言えそうです。そこで、まずはどんな匂いなのか、順番に嗅がしてもらうことにしました。その反応は、「うっ~~、いい匂い!!」となったのはもちろんのことでした。
”ひな祭り”について改めて、勉強し直したこともあり、今まで何度となく歌ってきた「うれしいひなまつり」の唄にも心なしか思いの籠った、力強い声が響き渡っていましたよぉ~。
会の最後は、お雛様役は冠を被り十二単衣の衣装に身を包み扇を、お内裏様役は烏帽子を被り着物に尺を持って、大変身大会で締めくくりました。どうですか、なかなかお似合いのお雛さまとお内裏さまとなってはいませんか? 0歳児にも変身大会は好評のようで、終始嬉しそうな笑顔だったのが印象的でした。
中には、気恥ずかしさから着物着用は拒みながらも、お気に入りの尺だけはちゃっかりと持って写真に収まる子もおり、それはそれでご愛嬌といったところでしょう。もちろん、正式ではありませんでしたが、こんな簡易な形ではありましたが、この変身は暫し、こどもたちを遥か昔へとタイムスリップさせ、ひな祭りのことが心の片隅にきちっと刻まれることになったのではないかと思います。次は何があるのでしょうか?乞うご期待下さい!!