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園便り

ぼくたち、仲良し小よし~

2019年04月17日 いつかいち(分園)からの園便り

新年度を迎え早3週間。新入園のお友だちの「慣らし保育」も順調に進み、当初のザワザワも落ち着き、好きなおもちゃで戯れたり、保育士の顔を見てにっこりとほほ笑んだり・・・、保育園内で安心できる場が増えるにつれ、どの子にも笑顔が増えてきました。今回は、保育園で1番年下のうさぎ組(0歳児)さんと一番年上のぱんだ組(2歳児)さんの様子をお伝えします。


みんなが笑顔になる園のアイドル・うさぎ組の0歳児。当園の特色の異年齢保育から、月齢上の子が「おもちゃあるよ~」や「こっちだよ~」と保育士顔負けの関わりを自ら進んでしてくれているので、この子たちの精神的安定に大いに役立っているのではないかと思います。当初は、「ここはどこ?」や「ぼくたちにとって安全な場所なの?」の思いで硬い表情ばかりでしたが…ただ、「〇〇ちゃん」の呼びかけや抱っこなどのスキンシップの積み重ねは、次第に安心感を醸成していき、今では「いない いない ばあ」の絵本を読み聞かせで、絵をしっかりと目で追い、「ばあ!」の場面でにっこり笑顔を覗かせるようになってきました❤特に、保育士が手で顔をおおい、「ばあ!」と見せると、とても喜びます。「いない いない ばあ」を喜ぶのは、記憶や予測の能力が備わってきているからだと言われています。一つひとつの遊びの中から、こどもたちの成長が感じられ、とても嬉しく感じています。また、給食を元気よくモリモリ食べていることをはじめ、何より自ら手づかみでおかずやおにぎりを口いっぱいに頬張る様子にはこれからの成長を裏付けるものと感じています。食べ終わった後は、顔中にご飯粒をつけ得意顔なのも、なかなか愛らしいもの。このようにたくさん食べて、しっかり遊び、よく眠って、すこやかに大きくなってほしいと願っております!!

(未満児だけの)当園では、当然のことながら最年長のぱんだ組の2歳児。だからでしょうか、お兄ちゃん&お姉ちゃんの自覚が知らず知らずの内に出てきているように感じます。それは、月齢下のお友だちに対し、歌を唄ったり、お当番活動を頑張ったりして見本を示してくれていること等に表れています。また、とある日にお絵描きの場面では こんなことがありました。机に紙とクレパスが置かれ、”準備OK!”の状況ではやる気持ちを抑えきれない様子でしたが、お約束をしました。それは、①クレパスはみんなで使うので、1本ずつ出して使い終わったらおうち(箱)にもどすこと、②クレパスに巻いている洋服(紙)を剥がさないこと そして③口に入れたり、紙以外のものに描かないこと、でした。一つひとつのことをする前にルールを確認し、それを守っていくことも大事にしています。お約束を確認したお友だちは、紙いっぱいに手を大きく動かし、思い思いの絵を描いていきました。保育士の「これなあに?」の問い掛けに、「くるま!」、「電車☆」、「パパ❤」や「ママ♡」などなど、自分の思いを満足げに形にしていくこどもたち。ただ、描きたい気持ちが勝って、両手にクレパスを握り占め、肝心要の絵描きの進まない、ご愛嬌の子もいたりしますが…先程のお約束が心に刻まれているからでしょう、「使ったクレパスはおうち(箱)にもどしてね。迷子になっちゃうよ」と伝えると、ハッと我にかえり、すぐに箱に片付ける素直なお友だち。この月齢ですから夢中になると忘れがちになるのもうなずけるところですが、ちょっとした声掛けできちんと軌道修正ができるところが、さすが2歳児の2歳児たる所以かもしれません。心強く、頼れる園のお兄ちゃん&お姉ちゃんの自覚の下にこれからも頑張っていってほしいと願っていますし、見守っていきたいと思います!!


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