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園便り

楽しい~、リトミックゥ~

2019年06月17日 いつかいち(本園)からの園便り

水無月・6月も下旬近く、とっくの昔に梅雨入りしていてもおかしくないはずなのに…未だに西日本では各週1日程度に少しまとまった雨が降る程度で空梅雨気味です。過去にも24日くらいまで入梅宣言が出なかったこともあるそうですが、今年は如何に?やはり、ある程度のお湿りは必要なので今週末に恵みの雨が降りますように、と願うばかりです。雨模様はお預けですが、ぐずついた天候から園児は夏風邪にかかることが多くなってきているので引き続き体調管理には気をつけていきたいと思います。
 
この時季は、日本特有の高温多湿で過ごしにくいシーズンですが、そんな蒸し暑さも物ともしないこどもたちは、軽快な音楽の下、リトミック遊びに興じています。本日は、その様子をお伝えします(^_^)

  
スイスの作曲家・音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズが「リトミックとは、音楽を基礎とするものではあるが、単に音楽学習の準備であるにとどまらず、むしろそれ以上に一般教養の一体系である」と定義しているように、楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばし、身体的、感覚的、知的にも、あらゆる教育を充分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために、こどもたちの「潜在的な基礎能力」の発達を促していくもの、と言えそうです。こどもたちは、そんなリトミックをこよなく愛し、楽しんで取り組んでくれているのが何よりと感じています。音楽に合わせて身体を動かすことを楽しんだり、リズムに合わせて歌ったり手を叩いたりと様々な活動で盛り上がっています(^^♪時にはお友達とペアとなって楽しんだりと、お友達との関わりを深めるのもいいと感じています。

 
そんなことを通じ、こどもたちにはコミュニケーション能力の向上に社会性、基礎的な運動能力が身についたり、といいことづくめと言えるのかもしれません。さらには、音楽に身をゆだねて表現することによって、心と身体のバランスが整うなどなどいろいろな効果があるそうですから、楽しいリトミックは学びの場がたくさんと言えます。こどもたちは、音楽を聴いてゆっくり歩いたり、スキップしたり、音楽と一体となった動きに徹するところも見どころと言えます。他には、こどもたちがペアで手を繋いで船を漕いだりする中、思わず笑顔が漏れてくるのも素晴らしい疑似体験からくるものではないかと感じています。さて、次回のリトミックも気になるところですが、その他の教室にもお楽しみが一杯。こどもたちはそれらを通じ、これから心の中でどのような化学変化が起きていくかも、楽しみな限りです!!


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