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園便り

🚒消防署の色々に大感激!!🚒

2019年11月19日 ふるいちからの園便り

夏は台風で大雨や暴風、これからは冬の嵐で吹雪や大雪で悩まされそうで・・・このところの気候変動には、驚かされるばかりですが、何とか対応していけるようにしないといけませんね。来週は、冬と夏の気候が交錯する、ちょっと不安定な天候続きらしいので体調管理に気をつけ、さらに感染症が流行る時期となりますので引き続き、感染予防対策のうがい・手洗いの励行と規則正しい生活リズムで免疫力の維持に努めていくようにしましょう。
 
今月の勤労感謝の日を前に、日頃、みんなのために働く方の代表の消防士の仕事現場を訪ね、その内容を間近で見、その意義や大切さを感じてもらい、その活躍に感謝する場として「安佐南消防署」へ社会見学に出掛けてきましたのでお伝えします。
 
その行き帰りは、公共交通機関のバスに乗って移動し、ここでもバス乗車という社会体験をすることになりました。中には、バス初体験の子もいたりで、緊張しっぱなしの状態でしたが、みんなが利用する場なので「静かに」と「(危ないので)しっかりと座る」という約束を確認して、いざ消防署めざしてレッツゴー!!
 
バス停から歩くこと暫し、立派な消防署に到着するや否や消防署の方々がきちんと整列し、凛々しくお出迎えしていただきました。みんなは、その歓迎ぶりに多少、戸惑いながらも朝の挨拶をすまし、まずは署内に停車中の救急車、消防車に工作車などを順次、見学させてもらいました。普段、こんな間近で見ることのない消防車両を前にワクワク、ドキドキ感で高揚するこどもたちに優しく説明をしてくれたり、車内を案内してくれたりと至れり尽くせりで感動のひとときを過ごしていました。と、そこに救急車の緊急出動命令を告げる署内放送が流れ、今までの和やかな雰囲気は一気に緊迫したものへと変化していき、こどもたちなりに消防署の担う仕事の大切さが垣間見られたのではないかと思います。
 
緊急出動した救急車を見送った後、”消防車”や”工作車”の案内が続く中、救助活動で使う”ドリル”や煙の中でも人を探し出せる”熱画像直視装置”、車でも楽々切断できる”大型ハサミ”等、見慣れない特殊装備の数々を見て触れる機会が持てました。中でも、20mホースが2本入った搬送用鞄を持つことに挑戦させてもらったのですが、とても太刀打ちできるものでありませんでした。消防士は消火活動の為、こんな重量のものを担いで消火現場へ急行していることを知ると、こどもたちにも消防士に対する尊敬の念が沸いているのが感じられ、何よりだと思いました。
  
その後は、レスキュー隊による”はしご車”の訓練に特別参加が認められました。これまた間近で見ることなどない”はしご車”を目の前にし、こどもたちも大興奮!!ましてや、その梯子で空中に上れるとあって、我先へと手を挙げるものの、ここは高所ということで大人限定となり、あえなく保育スタッフが代表となることに・・・みんなからは「えっ~~」、「ずるいぃ~」とブゥーイングが噴出。そんな不満を緩和するために、こどもたちには低い位置ですが、救命梯子が乗れる模擬はしご車で何とか納得してもらうという格好をとりました。
 
ところで、実際に上空高く上ったはしご車で空中で楽しいひとときを味わった保育スタッフは、こどもたちの「大丈夫だった?」や「怖くなかった?」の心配もよそにご満悦の様子で地上に降りてきました。
 
その後、消防署内では仮眠室やトレーニングルームを案内してもらいました。消防士の方から「勤務の時には、朝まで帰れないのでここで寝るんだよ」の説明に、こどもたちからは「えっ~、おうちに帰れんのんじゃ」と心配そうな顔になっていました。さらに、火事の内容となっている”しまじろう”の視聴覚DVDでこどもたちは、”火事の恐ろしさ”を再確認していました。このように大変内容の濃い、てんこ盛りの社会見学をさせていただきました。これらのことを通じ、こどもたちには大変有意義な社会見学となり、感じ入るものが沢山の収穫の多いひとときとなったと思います。当日は、お忙しい中、こどもたちの為にお時間を割いていただきました安佐南消防署の関係者や行き帰りにもご協力をいただきましたバス会社の皆さまに感謝申し上げます。誠にありがとうございました!!


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