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園便り

ミュージック&イングリッシュ

2020年03月04日 いつかいち(分園)からの園便り

今月5日は二十四節気の一つ、啓蟄。「啓」は「ひらく」を、「蟄」は「土中で冬ごもりをしている虫」を表わすことから、(冬ごもりをしていた)虫たちが春の訪れを感じて、土の中から出てくる頃とされています。まだ身震いするような寒さの日もありますが、春はもう間近なのは間違いないようです。ただ、季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますし、併せて新型コロナウィルスの脅威もあるので体調管理には引き続き、ケアしていくようにしましょう。
 
さて、ママブラスのみなさんが保育園に久々に来園、ステキな音楽を届けに来てくれましたので、その様子をお伝えします。こどもたちにとっては(チューバやホルンなど)見た目の大きさそうですが、間近で聞く演奏の臨場感や迫力にはいつもノックアウトさせられているようです。まずは、大好きな”ミッキーマウスマーチ”には自然と身体が揺れ、軽やかな手拍子でノリノリで音楽教室がスタートしていきました。これは、日頃の楽器遊びで音楽に親しむ機会があるからこそ、かもしれません。
 
メンバーの方がそれから数曲演奏したあとに、おもむろに「風邪を引かないようにする為に、(良い子の)みんなは外から帰ってきたら、手洗い・うがいをして下さい!」と一言添え、”コンコン クシャン”の歌へと演奏が移っていきました。その後、こどもたちが(手洗いで必要なこととして)石鹸で洗う際にはパッと洗いがちなことを思い、「ハッピーバースデーの歌を2回歌うと、ばい菌が落ちるよ」としっかり丁寧に洗おうねぇ~と教えてくれました。これは感染症が流行している時なので、ウィルスなどを十分に洗い流す習慣づけとして必要なことなのでよく見ていきたいと思います。
 
その後、”ゆき”、”ゆきのこぼうず”、”たきび”や”いぬのおまわりさん”などの冬関連やこどもたちに馴染み深い楽曲がクラリネットやホルンで奏でられ、みんなは一緒に合唱して楽しみました。このような楽しい時間はあっという間に過ぎ去るもので、最後は”パプリカ”で締めることとなりました。ここで、満を持して登場したペルー発祥の打楽器カホンも加わり、金管・木管&打楽器のハーモニーはなかなかの迫力となっていました。その迫力に多少、圧倒されたのでしょうか、いつもはニコニコ笑顔で踊る0歳児がいつもの調子でなかったものの、聞きなれた音楽に合わせて最後はパプリカの花を咲かせる様は微笑ましい姿として映っていました。
 
演奏会の最後には、楽器の大きさを実感してもらおうと横に並んでみたり、楽器の音の出口を覗き込んだりして、演奏だけでなく楽器のお勉強もすることができました。こどもたちにとってはなかなか出来るようで出来ない、貴重な音楽教室のひとときで良かったと思います。
 
次に、英語教室の様子をお伝えします。いつものように人懐っこい笑顔で”What’s your name?”とジェイソン先生が一人ひとりに尋ねていこうとすると、自分の名前を呼ばれたい子は目立つ様に手を挙げたり、身体を前へ前へとにじり寄せるようにしてきます。そして、希望かなって自分の名前が呼ばれると、笑顔で元気な声で応じています。これって(表現が妥当でないかもしれませんが・・・)”宝くじ”の当たりを引き当てた感覚なのでしょうか、名前を呼ばれた子は一応にニンマリとした特別な笑顔なのが印象的です。

 
また、ジェイソン先生のルーティンは出欠点呼だけでなく、一人ひとりと握手を交わしていく場面もあります。0歳児は、ご覧のように自分の番になると「大きいなぁ~~」とでも言いたげな、不思議そうな顔で手を見つめているのが可愛いなぁ~と感じています。
 
その他、カード上の絵を当てるクイズコーナーでは、みんなは「ハイ~!」と手を挙げ、(自分を当てて、の)アピール合戦がはじまります。そこでの勝敗で、正解者はカードを受け取れますが、不正解というか、答えきれなかった子は羨ましそうに隣の子の、そのカードを覗き込む場面があります。ただ、これだけで終わらず、受け取った子はカードの図柄を確認後、きちんと”Thank you”とお礼の一言も忘れていません。やはり、”継続は力なり”とはまさにこのことですね。簡単な日常英会話が身につき始めた証なので、今後もいろんなことを吸収していって欲しいなぁ~と思います。このように各種の教室には専門の方々をお招きして、みんなが体験・経験することで学びの場となっていますので今後もよく見守っていきたいと思います。


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