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園便り

~父の日プレゼント+&~

2020年06月24日 いつかいち(本園)からの園便り

梅雨の季節、降りしきる雨の中、辺りのアジサイがピンクやみずいろ、うす紫などひと際、鮮やかに目を引く今日この頃。 高温多湿な気候は、ついつい気持ちを押し下げ気味ですが、こどもたちにはお気に入りのレインコートに身を包み、可愛い傘と長靴のコーディネートを楽しみ、道端に出来た水たまりで戯れるのが、楽しみとなっているようですね。ですから、こどもたちの口からは「新しい傘、買ってもらったよ~☔次の雨の日が楽しみだな~✨」とワクワク感たっぷりの台詞が出るところから季節を楽しんでいる様子が窺えます。そろそろ月替わりになりますが、今年の梅雨明けはいつ頃になるでしょうか?こどもたちには梅雨の次に楽しい水遊びが次控えていますが、”ウィズ・コロナ”の下なので従来のような水遊びは難しそう・・・(それに替わる)水遊びで”涼”がきちんと取れるようにしていきたいと思います。
 
今回は、”お父さん、いつもありがとう”!!”の感謝の気持ちをこめた”父の日”プレゼントづくりの様子をお伝えします。みんな、照れくささから面と向かって気持ちを表現できないことを想定し、それが詰まった作品で各自の気持ちを伝えようと頑張って作り上げました。

 
年少児は、あらかじめ紙皿を絵の具で飾りつけをし、その上に折り紙でちぎり絵風に飾りつけを施していく”壁掛け”づくりを頑張りました。3色(ピンク・水色・黄色)の絵の具をお好みで塗っていくのですが、(当園調べでは)黄色と水色が人気でした。”絵の具de紙皿”の装飾はダイナミックにザァ~と塗り付けたり、手の込んだ模様の図柄を描いたりと個性ある飾りつけをしていました。次に、テクニックを要するハサミ!一人ひとりが紙皿に印をつけた線に沿って、ハサミを入れていく姿は真剣&慎重そのもの。そして、上手くできた暁に「できたっ~!!」と元気で弾んだ声があちらこちらでこだまし、達成感に満ちていました。仕上げの糊付けはもう手慣れた感じで、改めて着実な成長を感じました。

 

年中児は、紙皿に4色(赤・黄・青・ピンク・オレンジ)の中から好きな3色をコーディネートし、色付けした”メッセージボード”づくりです。今までは単色の色塗りが主流でしたが、最近は混色がブームとなっています。お友だちと「見て、見てっ!こんな色ができたよ~、綺麗だね!」と会話を弾ませながら制作が進んでいたのが印象的でした。そうこうしていると「なんで赤と青を混ぜたら紫色になるのかなー?」とさらなる疑問が口から出、色の濃度加減でさらに色遊びに深みがまし、探求心旺盛な年中組となっていました。中には、「お父さんは青が好きだからいっぱい塗ってあげるの!」とお父さんのことを頭一杯に思い浮かべながら、作品づくりに没頭する子もいたりと、楽しくも真剣な制作のひとときとなっていました。

 
年長児は、”和紙deにじみ絵”という手法で”物入れ”を作りました。 使用したのは3色( 黄・水色・ピンク)の3色で、絵の具がジワジワと和紙に滲み、(和紙の)白色と絵の具のコントラストが出来ていく変化を楽しみながら制作が出来ていました。「(滲み方で)どんな色になり、どんなデザインになるか」の変化の過程がこどもたちには新鮮で、いい体験・経験となったようで何よりでした。
 
こどもたちの滲み絵研究が進んでいくと、(ある程度の混色「黄とピンク混ぜたら可愛い綺麗な色になるからやってみてね!?」と色の予測を立てながら、さらなる色研究が進んいく様子には感心させられました。 次に、ティッシュ箱ににじみ絵を飾りつけていき、なかなか趣きがあり、素敵な「物入れ」となりました。 最後に、一文字 一文字を丁寧に書いた”お父さんへのありがとうのメッセージカード”にとびっきりの笑顔の写真を添えて完成となります。

 
 
~今月のクッキング~
今回は、年長児による”とうもろこし入りおむすび”です。まずは、調理スタッフから事前説明を受け、「できるかなぁ~?」と不安がる子もいましたが、新しもの好きな子たちは怖いもの知らずにチャレンジ開始。黄色のコーンが鮮やかな印象を与える、ご飯をしゃもじですくい、最初の内は「これくらいでいいの?」とご飯の量や「どうやって握ったらいいのかな?」と握り方を確認しながら進みました。ただ、そんな不安も回数を重ねていく内に要領を得、次から次へとおにぎりを量産していきました。気づく頃には、登園していた40名近い園児分のおにぎりを握り終えていたので感心させられました。
 

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