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園便り

~新常態の夏を乗り切っていきましょう!!~

2020年08月12日 いつかいち(分園)からの園便り

今年も早、折り返しから2ヶ月目の8月半ば、お盆休み真っ只中となりました。ただ、今年ばかりは厄介者のせいで心起きなく実家で足を伸ばすことも出来そうにもありません。また、これから先の将来が容易に見通せないので不安や脅威は付きまとうばかり・・・一方で、ワクチンや治療薬の開発は急ピッチで進んでいるようなので光明が一刻も早く見出せる日が来ることを切に願うばかりです。今は春先の「経済か」または「自粛か」の2者選択の社会生活から、その両立を目指そうとしていることから個人で出来ることを着実に実行し、この見えない”ならず者”を封じ込めていくしか手はなさそうです。みんなで頑張って、乗り切っていくようにしましょう!!
 
梅雨明け以降、大人は連日うだるような暑さでぐったりしがちですが、元気一杯の子たちには無縁のようで屈託のない笑顔が広がっています。そんな子たちをさらに笑顔にさせる”しょぼん玉”遊びをテラスでしました。0歳児は物珍しい物体を不思議そうな眼つきで眺めながら、たくさんのしゃぼん玉に喜々とし、一所懸命に手を伸ばして掴もうと頑張っていました。1歳児は保育スタッフの仕草を見よう見まねでストローに「ふぅ~~」と息を吹きかけようとするのですが、声が優先するばかりで思うようにいきませんでした。その後は、さすがに要領を得たようでストローから息が吹きかけられ、だんだんとしゃぼん玉に形を変えていけるところは流石です!!
 
一方、2歳児たちは玄関ポーチで保育スタッフが矢継ぎ早に繰り出す”しゃぼん玉攻撃”に両手を伸ばしてキャッチしようとしたり、アンパンチよろしく可愛い拳でしゃぼん玉に一撃を喰らそうとパンチを繰り出して身体を動かして遊びました。こどもたちには容易に手が届きそうなのにフワフワと遠ざかっていくしゃぼん玉、逆にそれが楽しかったのかもしれません?!
 
さらには、この時季になくてはならないのが”夏まつり”。その中で、目を引くのが露店で、その中で人気なのが”金魚すくい”。園では、それ風なものとして手作りのお魚釣りセットを容易し、みんなは釣り竿で釣り上げる遊びをしました。最初は、簡単に釣れると思っていたのに、なかなか思うような成果が得られず・・・そこで、今までのスタンディングポーズから お目当ての魚に焦点を絞るための座り込みスタイルに変わっていきました。何よりも大きな変化は、にこやなかなものから真剣そのもの、緊張したような表情に変わったことからも、その本気度が見て取れました。
 
ご覧のように、(無事に魚をGETという)目的が達せられると、その満足や達成感からとびっきりの笑顔の花がそこかしこに広がっていきました。これは月齢に関わらず、思ったことが思った形で出来ると嬉しいですから、このような成功体験や経験はこれからも大事にしていきたいですね。
 
その他、夏の風物詩としては色々ありますが、代表的なのは”スイカ”と言っても過言ではありませんね。昔は家族総出で海水浴にお出かけした際には、浜辺でのちょっとした余興としてスイカ割りは外せないアイテムだったような・・・皆さんはいかがでしょうか?最近は、アウトドアーでBBQ はしますが・・・昨今の家庭事情は核家族化で丸々一個のスイカを買い求めることも少なく、店頭で見かけるのは切り身のスイカばかり。そこで、みんなで手作りスイカのスイカ割りに挑戦しました。
 
2歳児は、ある程度の力加減でスイカ割りに臨んだことから、結構な確率で上手くいきました。ところが、1歳児はまだ非力だったからなのか遠慮したからなのか、逆に見劣りする結果でした。そこで、1歳児なりに検証をしたところスイカのある部分に割れ目があることを発見し、「そうかぁ~、ここかぁ~」とばかりに謎が判明した途端に見違えるような結果が続出し、「やったぁ~!!」と歓声が上がっていました。そんなこんなで給食のデザートにはスイカが供され、こどもたちはまるで自分たちが割ったスイカが出たと勘違いしているかのように、愛おしいものを口に含むような表情で食べ進めていたのが印象的でした。暦の上では「秋」とは言え、何でも(チベット&太平洋の)2段高気圧でまだまだ残暑は当面、続くようですから”コロナ+熱中症対策”を万全にし、”食う、寝る&遊ぶ”の規則正しい生活リズムを守り、十分な栄養補給で頑張って乗り切っていきたいと思います。


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