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園便り

~Xmasは楽しい~

2020年12月24日 いつかいち(分園)からの園便り

一年の最大イベントのXmasが終わると、世は仕事納めの28日も間近となり一気に年末年始モードに突入します。ただ、本来なら故郷に帰省し、一家団欒楽しく過ごせるはずなのに今年ばかりはそうもいかないのが現実となっています。今年が喜ばしくない”コロナ元年”でとすると、それが2年目を迎えないようにじっと我慢し、これを克服していかないといけません。ゴダイゴのMonkey magicの歌詞を転用し”With a little of awareness of each person, everything will be all right”となるようにしていきたいですね。今冬は”stay hometown”で、この厄介元のウィルス退治をし、明るい新年を迎えられるようにしましょう!!

 
これが今年最後の投稿となりますが、今回はXmas会関連のことをお伝えします。まずは、下準備でXmasツリー用のオーナメントづくりに取組みました。ご覧のように、1歳児は廃材のトイレットペーパーの芯で、2歳児は画用紙を組合せた立体的な形にする形でサンタとトナカイを作っていきました。それぞれの制作工程で難しさを感じるところもあったようですが、最終的には愛らしい飾りが出来上がっていました。
 
さて、Xmas会当日はまず導入でXmas関連の絵本でみんなが興味関心を持てるようにしました。そこへ、みんなの背丈程はあるお手製のXmasツリーの登場となり、みんなで準備したオーナメントを飾りつけていくことにしました。
 
みんなは、味も素っ気もないXmasツリーを目の前にし、手にしたお気に入りの飾りを「ここかな?」と全体のバランスでも考えているかのように遠目で観察しては、飾る場所を決めて綺麗にツリーをデコレートしていきました。どうです、なかなかの出来映えですよね?!
 
次に、Xmas会の目玉の出し物のマグネットシアターへと移っていきました。みんなの”メリークリスマス!!”の掛け声が合わないと、Xmasプレゼントの入った箱が開いてくれない、といった仕掛けとなっています。最初はいい加減に参加していた子もそうと分かるとみんなが息を合わせ、元気に合言葉をかけれるようになり、無事プレゼント箱を開けてご対面ができ、大喜びしていました。
 
その後は、みんなでタンバリンや鈴でXmasにちなんだ曲を合奏し、さらに会が盛り上がりを見せる中、隣室から”シャン、シャン、シャン~~”と鈴の音が聞こえてくるようになりました。みんなは一同に顔を見合わせ、「えっ?」と「まさかねぇ~」と驚きと嬉しさの入り混じった感情で鈴の音がする先へ進んでみると・・・
 
そこには、見るからに某フライドチキン店のキャラクターを思わせる風貌のサンタが待ち受けていました。みんなは大喜びというよりは「誰っ?」と不審者を見るような感じで後ずさり気味でしたが、何とか一緒に記念撮影をさせてもらいました。
 
そして、みんなのお待ちかねのXmasプレゼントタイムとなるはずが・・・何と言う事でしょう、コロナで大変な中、来てくれたのは良かったのですが、肝心要のプレゼントを雪ソリ車に忘れてきたとのこと。折角の盛り上がりも一気に水泡が水に帰すように萎む羽目に・・・赤っ恥のサンタさんはみんなのお昼寝の頃には持って来るとの約束を交わし、一旦取りに戻ることにしました。
 
そして、有言実行をモットーとするサンタさんは約束通りにお昼寝中のみんなの笑顔を確認しながらホッコリ気分の下、一人ひとりにプレゼントを枕元に置き、きちんと役目を果たしてくれました。
 
こどもたちはこどもたちでお昼寝前のサンタさんとの約束が頭にこびりついているので普段にはなく、きっちりとしたお目覚めでサンタさんからのプレゼントを見つけ、ニンマリとした表情で喜んでいました。みんな、サンタさんが約束を守ってくれて良かったね。

 
<行事食>
最後に、Xmas会ということで特別食となった当日の献立をご紹介しておきます。
(給食)トナカイピラフ、クリスマスミートローフ、ポテトサラダ、野菜スープ、みかん
(おやつ) いちごヨーグルトプリン
このようにみんなは行事と食事とで大変充実し、楽しいひとときを過ごし、満喫した一日となっていたようです。それは、こどもたち一人ひとりの笑顔が何よりも物語っていたので何よりと感じています。


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