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園便り

~夏まつりの後・・・~

2021年08月11日 ふるいちからの園便り

何かと話題の多かった東京五輪は真夏の猛暑同様、ヒートアップし幕を閉じました。コロナ禍で無観客ながら、母国開催は日本のお家芸の柔道を中心に輝かしい結果となって何よりでしたね。これからは残暑の中、高校野球が暫くの間、日本列島を熱く沸かしてくれることでしょう。そして、今月はパラリンピックで締めとなることでしょうから、心躍る日が続きそうですが、残暑がぶり返してきそうとのことですのでくれぐれもご自愛ください。季節が葉月となり徐々に移ろぐ中、夏まつりなどの夏の風物詩はコロナ禍で昨夏以降、軒並み中止となってきました。ただ、こどもたちには夏まつり体験はしてもらいたいとの思いから園で行事をしましたのでその様子をお伝えします。
   
寺社の境内に立ち並ぶ露店は数あれど、こどもたちが出すのは焼きそばやタコ焼きやかき氷の食べもの屋に加えお面屋、輪投げや金魚すくいにモグラたたき等のアミューズメント関係のお店のラインナップになります。こちらは乳児クラスが看板や焼きそばなどの準備をしている様子です。看板は、細かく千切った折り紙をあらかじめ書いておいた文字に沿って、貼っていきます。みんなは、なかなかの出来映えに大喜び。焼きそばは麻ひもをソース色に手で揉み込むようにして色付けしていきました。
 
こちらは幼児クラスの夏まつりの準備風景の様子です。たこ焼き屋で使う、生地や青のりをはじめ、”金魚すくい”ならぬ”お魚すくい”用の魚を牛乳パックなどを使い、集中し真剣に作っていました。
 
このごっこ遊びには、売り子に対し、買い手のお客さんが必要ですのでお買物の必須アイテムの財布づくりもしました。お財布はめいめいが好きな色の折紙を選び、マーカーでデザイナー気分でノリノリにデザインをしていきました。また、今回のお祭りの目玉の一つがみんなの癒しのひとときに供されるかき氷なので、そのかき氷カップもついでにジロジロして飾りつけをしていきました。
 
夏まつりの準備が万端となったところで、当日を迎えることとなりました。みんなは思い思いの甚平や浴衣に身を包み、お祭り気分たっぷりで雰囲気も十分といったところです。ただ、今年も昨年同様にコロナ禍のため、乳児(1階)と幼児(2階)とに分かれて開催することにしました。乳児はボール転がしゲームに苦戦しながらも楽しい時間を過ごし、幼児が丹精込めて描いたお面選びでは沢山あってどれにしようかと目移りしているようでした。
 
威勢のいい「へぃ、いらっしゃ~い!」呼びかけにねじりハチマキに手際よく焼きそばをさばく姿はなかなかのもの。お客さんも”お腹が減っては戦が出来ぬ”とばかりに焼きそばで小腹を満たそうとお店の前は大繁盛。麻ひものそばだけでなく、お肉や紅ショウガと色とりどりの具材があって焼き手も大忙し、買い手もワクワク感一杯で賑やかなお店屋ごっことなり、ここが一番の盛り上がりだったかもしれません。
 
こちらは幼児クラスの様子ですが、輪投げ、モグラたたきに金魚すくいなど露店の数も充実。お祭り感&手づくり感満載の各種アミューズメントを心から楽しむ様子が見られたのが良かったと思います。
 
こちらはかき氷屋さんで「かき氷、ください!」に「何味にしますか?」と好みのフレーバー用の引換券が渡され、これは後ほどの楽しみに使われることになります。次に、こちらは鉄板でたこ焼きを爪楊枝でひっくり返し、(絵の具の)特製ソースをかけ、(折り紙の)刻み葱をかけるというたこ焼き屋さんの細部にわたる調理工程を再現し賑わっていました。

 
みんなが一通り、お祭り気分を満喫した後のお楽しみはご覧のような”かき氷タイム”。かき氷も「いちご」や「ブルーハワイ」など彩り鮮やかさに種類も多く、みんなは身も心もクールダウンし、癒しのひとときに浸っていました。
 
夏まつりのフィナーレは盆踊り。年長児が真ん中のお立ち台で雰囲気を盛り上げるように太鼓をドンドンと叩き、みんなはそれを取り囲むようにし、お馴染みの”ドラえもん音頭”に”ラーメン体操”で気持ちのいい汗をかき、今年の夏まつりも大盛況の下、終えることとなりました。

話は変わり、連日、暑~い夏が続き、巷では”熱中症警戒アラート”が出て、外出禁止令のように感じていましたが・・・台風兄弟が通り過ぎた今週初め、久々の降雨と曇空から気候が少しだけ安定(?)してきました。そこで、春先から随分とご無沙汰していて、先月の七夕では笹竹でお世話になった農場のおじいちゃんたちに感謝のご挨拶方々、お伺いすることにしました。

久々の再会でおじいちゃんたちも歓待で出迎えていただき、早速農場アミューズメントの一つ、プールで一汗かいた身体をスキっとさせてもらうことにしました。今回はお盆休みも重なり、少人数ということもあり、園では出来なかった水遊びを満喫させてもらいました。

最後の最後は、農場にたわわと実をつけたミニトマトの収穫をさせていただくという貴重な体験もさせてもらいました。その収穫したてのトマトは「お土産にどうぞ!」とのご厚意を賜り、みんなで心からの感謝を述べ、園に持ち帰ることにしました。早速、当日のおやつの一品として提供され、みんなは「甘いっ~」や「美味しいっ~」と舌鼓を打っていました。この場をお借りし、農場のおじいちゃんには心より感謝とお礼を申し上げます。いつもいつもこどもたちのためにいろんなことに心を砕き、ご対応いただきまして誠にありがとうございます。


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