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園便り

~暗雲はいつまで・・・~

2021年08月18日 いつかいち(分園)からの園便り

真夏の夜の祭典の興奮も冷めやらぬ中 その後、大雨の脅威にこれ程までにおののかされる事態が続くとは誰が予想できたでしょうか?さらに、新型コロナ感染症が第5波となりジワジワと押し寄せ、あれよあれよという間に急拡大し、気づけば底なし沼にまるではまったような恐怖に包まれるような事態になろうとは・・・どうすれば、この苦難から脱することができるのか、心配の種は尽きない今日この頃・・・ここは「もう、どうしようもない!」と開き直っても事態打開には繋がらないでしょうから、自分が出来ることを地道に実践し、自らを、そして周りをも守っていけるように頑張っていきましょう!!

 
今回は以前「敬老の日」に向け敬老カードを送ったのを受け、”お手紙ごっこ”(日本郵便のオリジナルキャラクター・”ぽすくま”の郵便セット)が園の恒例行事となっているのでその様子をお伝えします。というのも、年賀状発行枚数は年々減少傾向ですし、暑中見舞い用のかもめーるは今夏発行中止の事態に・・・所謂、Z世代のこどもたちに至ってはその傾向はさらに加速されるでしょうから、こちらは伝統的な手紙文化を継承していく意味合いもあります。
 
まずは、無地のハガキを出す時に必要不可欠なオリジナル切手(by 包装紙)を貼るところからスタート。みんなは切手を貼る位置(枠)を保育スタッフに何度も確認しながら、真剣に慎重に貼る姿があちらこちらで見られました。
 
その後は、ハガキにジロジロとお絵描きをし、宛名には各人の引き出しに描かれたイラストを入れて投函準備は完了。1歳児たちは可愛い”ぽすくま”のイラスト入りポストが気に入ったようで投函後もその場を離れようとしなかったり、2歳児はご覧のようにきちんと整列し、順番に投函するというように月齢毎に特徴ある投函風景が見られました。
 
ここからは投函されたハガキをポストから集配し、消印処理したものを配達する郵便職員の仕事になります。その重責をまかされた2歳児はハガキを大事に取り出し、切手部分に消印し、”ぽすくま”特製の郵便バッグに葉書を詰め、いよいよ各人の引き出しへ間違いのないように配達しに行きます。
 
ある子は自分の引き出しからお目当てを見つけ、大事なものを見るようにまじまじと見つめ、傍では配達員役の子が一安心する姿が印象的でした。中には、大事なものを失くしては大変とばかりに早速、自分のリュックにしまう子もいたりと手紙ごっこは相応の効果があったようで何よりと感じました。
 
このところ天候不順が続いており、なかなか外で水遊びなど羽を伸ばそうにも伸ばせない状況です。次に「そんな時は、園にはプレイルームがあるじゃないか?!」とばかりに室内遊びの様子をお伝えします。音楽に合わせた踊りや体操教室でもお馴染みのトンネルくぐりなどのサーキット運動に汗を流し、楽しんでいます。
  
こちらはようやく歩行上手になった子が平均台から足を踏み外さないよう慎重に渡り歩いている様子です。これは結構、簡単なようでバランス感覚が要求されるのでなかなかのものですね。歩行準備組の子たちはお山型にしたマットでゴロゴロ遊びに興じていて、それをお姉ちゃん役の子が傍で優しく見守るという異年齢ならではの光景が広がっています。
 
コロナ禍の再燃が心配され、気軽にアウトドアでお出掛けがままならない中、園では清流釣りならぬ釣り堀遊びが大人気です。みんなはレジャーシートのお池を泳ぎ回る(?)、色とりどりの魚を釣り上げようと思案中のよう。何度か試す中、「あっ、そうか、こうすれば、釣れるのか?」と要領を得ると、次から次へとお目当ての魚をゲットし、大盛り上がりを見せていました。
 
中には、大物を釣り上げた子は「大きいでしょ?」とばかりに自慢気に釣果を披露していました。また、お兄ちゃんたちと一緒に釣りがままならない子は、お座りで金魚すくい、もといお魚すくいに頑張っていました。それぞれが思い思いの魚遊びで楽しいひとときを過ごせていたのは何よりでした。これから当分、残暑がつづきますがよく遊び、よく食べ、そしてよく休んで夏バテを吹き飛ばし、元気に乗り切っていけるようにしたいと思います。


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