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園便り

~秋の行楽日和は遠足&クッキング~

2021年10月27日 いつかいち(本園)からの園便り

神無月もいよいよカウントダウンで、最後の締めはハロウィーンで決まりですね。今月は中旬以降に秋らしくなり、周りの木々の色づきがようやく始まるので目の保養ができますね。季節の移り変わりの時期の今、春と同様に花粉も飛び交っていますのでよく遊び、よく食べ、よく寝て、身体の抵抗力に役立つ免疫力アップで元気に過ごしていけるようにしましょう。秋は行楽に適している時季ですので本来なら恒例の親子遠足といきたいところなのですが、昨秋同様にコロナ禍の中では自制が必要なことから今回も園児だけ、しかもクラス毎の遠足に出掛け、秋探しに出掛けてきましたのでご紹介します。

~年少児クラス( さくら組in皆賀公園)~
こどもたちの口々から「お外でお弁当食べるの~?」と遠足数日前からソワソワ状態が続き、当日も「まだ行かないの?」や「時計の針がどこになったら行くの?」とはやる心を抑えきれない感じでした。天気もよく、みんなで遠足にいよいよ出発!元気なかけ声「いちっ、にぃ~、いちっ、にぃ~」の下、足取りも軽く目的地を目指しました。


公園にはアスレチック併設のすべり台、ブランコに丸形のトンネルのような雲梯をはじめ、こどもたちがお気に入りの砂場とアミューズメントスポット満載。一人ひとりが好きな遊具に一目散に散り、一心に遊具を楽しんでいる様子が微笑ましい限りです。

(月齢が一つ上の)お友だちの中でサッカーサークルに通う子の影響から、サッカーが一つのブームなのでボール蹴りがはじまったり、砂場ではスコップ片手に砂を載せては入れ物に移して料理(?)をしたりと思い思いに楽しむ姿が見られました。

こうして園からテクテクとお散歩感覚で歩いてきて、広い公園で思いっきり遊んだ後は「お弁当タイム」がこどもたちのお楽しみとなっています。こちらは冒頭の写真でお分かりいただけるような昭和の雰囲気たっぷりのおかずのラインナップの「手作り弁当」となっていて、みんな大きなお口でパクリ!口々に「美味し~い」や「たこさんウインナーがあったよ!」と会話も楽しみながらあっという間に完食することができました。


~年中児クラス( ひまわり組in水鳥の浜公園)~
年少児に続いたのが年中児で「遠足」という言葉にふさわしいくらいの距離感のある水鳥の浜公園に出掛けました。みんなは公園までの道すがら「どんな遊具があるんかね?」や「お弁当食べたい~」など会話が弾み、長い距離も物ともせず頑張って歩く、頼もしい姿が見られました。園の中央には「すごーい!大きな海賊船だぁ~」が象徴的に鎮座していて、遊びの中心となっていました。

その他、みんなはトンネルで覆われ、滑り角度も急降下からゆるやかなものと視覚を含め、刺激が楽しめるタイプのすべり台やシーソーなどもあって遊び飽きることのないバリエーションの遊具に、ここでも砂場は外せない定番のアミューズメントとしてこどもたちが占領し、楽しんでいました。

みんなは遊具遊びを存分に満喫した後は「水鳥の浜公園」の隠れた名所(?)の一つ、鴨などの水鳥を見に瀬戸内海に通ずる八幡川の河口付近に移動しました。当日は鴨親子の姿が見られずで残念でしたが、ポカポカの陽気の中、波一つないようなのどかな瀬戸の海に何とも言えない癒しが感じられ、ほんのりとさせられるひとときを過ごせました。

 
その後は、お腹もグゥ~と鳴る頃となり、みんなでお楽しみお弁当タイムとなりました。雲一つない、どこまでも広がる青空という絶好の行楽日和の下、新鮮な空気などがお弁当をさらに美味しくしてれる調味料となり、手づくりお弁当の味がさらにまし、みんなの食欲を満たしていました。
 

お弁当のおかずでは凧さんウィンナー、卵焼きや肉じゃがなど目移りするものばかり、食も進むというものでした。こうしてお腹が満たされ、元気チャージしたみんなは行きと同様に力強い足取りで無事、帰路につきました。
 
~年長児クラス(ゆり組in新宮中央公園(けん玉公園)&はつかいち市民図書館~
最後のトリを務めるのは年長児クラスで、天候不良で当初の予定から一週間遅れの実施となりました。こちらは公共交通機関の広電電車を利用したり、公園遊び後の図書館巡りといった社会見学も含まれた盛り沢山の内容となっています。電車を待つ間、ソワソワする子がいたので尋ねると「車でみたことがあるけど、乗るのははじめて!」とのこと。
 

電車が来る迄の間、案内表示を目ざとく発見した子が「電車が来るまで“あと5分”だって!」や「“まもなく”になったよ」と表示内容の変化を読み取っている姿は流石だなぁ~と感じました。また、電車乗車後は「すごーい😲」と静かに喜びをかみしめていたので、いい体験の機会になったようです。みんなは電車内でのお約束「静かに!」を守り、目的地までたどり着くことができました。

そして、電停から公園まではちょっとした時間を要するので「まだかなぁ~?」と言いながら、けん玉をモチーフにしたアスレチック併設のすべり台が見えてくると「やったぁ~」や「早く、遊びたいっ~」と待ちきれない様子でした。
 
公園にはネットやはしご・滑り台など、たくさんの遊具がありましたが、トンネル状の長い滑り台や、ターザンロープが人気で、「もう一回!」「まだする!」「順番に並ぶよー!」と声をかけ合いながら何度も楽しんでいました。

初めての遊具に「怖い・・・」と言っている子どももいましたが、お友達が「大丈夫だよ!」「こうやってするんよー。」「先生を呼んでこようか?」など、優しい声掛けがあちこちから聞こえてきました。

 
このように大いに遊んだ後は、待ちに待ったお弁当タイムとなります。自前のリュックからレジャーシートを出し、「〇〇ちゃん隣で食べようぉ~」とお昼ご飯の準備を進めました。みんなは「私はエルサのお弁当箱なんよ~」や「僕は恐竜!」とお気に入りのお弁当箱を見せ合い、いよいよ「いただきます」と合掌してお弁当箱を開けると、「うわぁ~、おいしそう!」の喜びの声があちらこちらから聞こえてきました。
 

それもそのはず、肉じゃが、たこさんウインナー、卵焼きやゆかりおむすびにデザートにはぶどう。とっても美味しそうなお弁当となっています。お友達と一緒に食べる、遠足のお弁当は格別で「おいしいね!」と言いながら完食していました。

 

公園の後は、はつかいち市民図書館に行き、目移りしそうは程のたくさんの本に圧倒されそうでしたが、園やお家にあるものと同じ絵本を見つけたり、普段は読めない大型絵本や珍しい図鑑を読んだりして楽しみました。興味のある絵本を見つけると思わず「見てっ~」と言いたくなっていましたが、みんなが使う図書館なので、静かに過ごせるように気をつけるようにしていたのも年長児の証と言えますね。

 

帰りはまた駅まで歩き、電車に乗り、そしてまた歩いて…の長旅でした。電車の中で遊び疲れて、目が閉じてきそうなお友達や、歩きながらフラフラしている子どももいましたが、みんな保育園までしっかり歩いて帰ることができました。

 
話は変わって、年長児が先日、お芋掘りをした時のさつまいもを使ったお芋ドーナツづくりをしました。みんなは給食先生の話を真剣なまなざいで聞き、作る工程を頭に入れ、分担しながら楽しんでクッキングをしていきました。
 

ドーナツの型に油を塗る時、「フライパンを使わないのに何で油を塗るの?」と質問が挙がりました!給食の先生からは、「オーブンと言って焼く機械に入れるから油を塗らないとくっついちゃうんだよ!」と教えてもらい、1つ勉強になりました☆生地をスプーンで流し込む時にはこぼさないようにそーっとボウルから生地をすくって移します💨生地がトロトロで流し込む作業に苦戦していた子には「こうやったらいいよ!」「こうするんだよ!」とお友達同士でサポートし合う姿も見られました。

 
お昼寝明けのおやつの時間にはほのかなサツマイモの甘さが感じさせるいい匂いがみんなを覆い、食欲を増進させること請け合いでした。
 
ですから、こんな感じでガブリとかぶりついたり、「美味しいねぇ~」や「あっ、(ドーナッツの中の)サツマイモ!(発見)」とサツマイモドーナツ談義に花を咲かせるように盛り上がっていました。
 
このようにクッキングを通じ、友だち同士の絆も深まり、おやつの時間にはみんなで美味しく頂きました!この場をお借りし、さつま芋畑の提供をし、こどもたちに食農活動の機会を与えて下さった地主の方には心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!


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