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園便り

~大満足の秋の運動会!~

2021年11月24日 ふるいちからの園便り

この時季、「男心(女心)と秋の空」や「一雨一度」と言われ、天候が変わりやすく一雨ごとに寒さが増し秋が深まっていく今日この頃。そういえば、あたりの木々の色づきは濃く深く落葉で冬支度が着々と進んでいますね。最近、北の地からの雪だよりを耳にするようになってきたことからも実感させられます。ただ、今夏 散々苦しめられた感染症が秋には落ち着きホッと一安心と思いきや、欧州などでは再燃の動きが見られるので油断は禁物です。どうぞ引き続き、生活リズムを保ち、今冬も元気に乗り切っていけるようにしましょう!

 
止まることのないコロナ感染拡大傾向から運動会開催が危ぶまれましたが、園児や保護者の皆さんの熱い思いが感染拡大を抑える効果(?)があったようで、先週の土曜に通常よりは時期はずれながらも開催に漕ぎつくことができましたので、その様子をお伝えします。
<乳児の部>
園児の中には多勢の観客を前にし、その雰囲気に圧倒されるように不安で涙する場面も見られましたが、徐々に落ち着きを取り戻し、0歳は段ボールカーに乗り、お兄ちゃんやお姉ちゃんに引っ張られる形で、1&2歳児は仲良く手つなぎで元気に入場行進をしていきました。
 
まずは、本番前の準備運動で毎朝、みんなが園で取組んでいる「ディズニー体操」からスタートしました。この頃には、最初の不安も何処へやらで、ニコニコ笑顔も飛び出し明るく元気なディズニーキャラクターがそこかしこに現れていました。
 
まずは、こどもたちは「かけっこ競技」を披露しました。0歳児はお得意の超高速(?)の「ハイハイレース」に臨みました。だって、ゴールに待ち受けてくれているのは保護者ですから頑張らないといけないはずなのに(?)、中にはフェイントでお座りを交えたりとなかなかの演出に暫し、和みタイムとなっていました。
 
次に、1歳児は名前を呼ばれると元気に「ハイっ!」と点呼に応え、練習で何度か取組んできたようにゴールの保護者を目指して力強く走り抜けていました。月齢1歳の差はなかなかのものです!
 
乳児クラスのしんがりに控える2歳児ともなると事情はさらに進化していて、名前を点呼されると元気一杯に返事するのはもちろんのことですが、それ以上にメラメラと競争意識を燃やしていて、「よい、ドン!」の合図と同時につんのめりそうなくらいの勢いで元気に走り出し、ゴールテープを一早く切ろうと頑張っていたのが印象的でした。
 
かけっこの後は、0&1歳児の障害物競争・「はらぺこ大冒険」へと種目と変わり、みんながはらぺこあおむしとなってフラフープや一本橋を渡り、お目当ての果物をゲットしていく流れとなっています。
 
次に、2歳児は「クマが出たぞ」というサーキット運動を披露しました。楽曲・”クマが出たぞ”に合わせ、一本橋や網をくぐる中、途中で「くまがでたぞぉ~」の声で出現する熊の着ぐるみが行く手を阻むので暫し、木陰に身を潜める必要がでてきます。そして、居なくなったところで、再度残りのサーキットに取り組むという競技となっていて、ドキドキ・ハラハラ感あふれるサーキット競技となっていました。
 
こちらは1歳児の親子競技・「あおむしサーキット」の様子で、ご覧のようにお家の方に見守られながらマット山をハイハイで乗り越えたり、好きな果物をゲットするためにトンネルをくぐり、お目立ての果物を保護者の方に手渡しておしまい、という流れでした。
 
お次も、1歳児の親子お遊戯でお気に入りの楽曲・「わ~お」に合わせ、保護者に見守られながら得意顔でダンゴ虫になりきり、特に練習を重ねた得意のバタバタ足&自慢顔で披露するところが見せ場となっていました。
 
乳児クラス競技の最後を飾るのは、2歳児の親子de”ラーメン屋ごっこ”遊びでした。この日の為に、みんなでラーメン麺の色に染めた毛糸を湯切りでサッと切ったり、具材カードの指示に従い具材カプセルを探し当て、具材を盛りつけてラーメンの完成となります。親子でつくった渾身の一杯はなかなかの出来映えとなっていました。
 
そんなラーメンをみんなに披露するのに、即興のラーメン店主気分あふれるエプロンに身を包み、親子でみんなに披露して回りました。その後は、2歳児のみならず全園児に馴染みのある「ラーメン体操」で全クラス大盛り上がりとなっていました。

 
<幼児の部>
分散開催となった運動会の後半は幼児クラス。さすが以上児たちともなると一つひとつの動きがキビキビと切れがあり、傍で観ていても気持ちのいい形でスタートしていきました。こどもが主役の運動会をテーマに体操時、号令や指示はこどもたちが受け持って進行していったのはなかなかの出来で感心させられました。
 
幼児クラスの第一陣は3歳児のかけっこからスタートです。スタートラインでは牽制し合い、「負けてなるもんか」という気持ちが前面に出ているような緊迫感あふれる雰囲気がプンプンでお互いに最後まで全力で走り切る様子はなかなか見応えのある熱戦となっていました。
 
次に、こどもたちが大好きな「紅蓮華」をBGMに障害物競争「炎を燃やせ!」に挑戦したのは4&5歳児たち。こちらは体操教室でしっかり、きっちりと練習してきたマットに縄跳びやくもの巣くぐりの成果をお見せする場でもありました。特に、縄跳びでは4歳児は大縄跳びで、5歳児は一人ひとりが5回跳びに挑戦し、思い通りに披露できていたのが印象的でした。
 
一方、3歳児のは海の中を冒険するストーリーでフラフープのケンケンパ、マットの前転に鉄棒の逆上がりなどを披露していきました。最初こそ慣れないことに拒絶反応を示し、「出来んっ!」の一点張りだったのに、今やご覧のように一つひとつが物になり自信あふれる形で披露でき、これがさらなる自信となって進化していくと思うと頼もしい限りです。
 
その後、小休憩を挟んで始まったのが4&5歳児の組体操でした。一人組体操のエビそりから4人揃っての逆マンモス(?)など、体操教室で懇切丁寧に教えてもらった組体操の一つひとつを忠実に再現していたので、素晴らしい出来映えでした。今後も頑張っていってほしいなぁ~と思います。
 
組体操を披露する場面では、所々で聞かれた「全集中!」を合言葉がさらなる勇気と元気をみんなに鼓舞していっていました。最後を飾るのは、ご覧の花火を見立てた”ウェーブ”や”ドミノ”などは見応え十分で誇らしく感じます。これらは観覧にこられた方々にしっかりと印象づけられる演技となったのではないでしょか?今後も頑張っていってほしいなぁ~と思います。
 
場面は変わり、「海賊」がブームの3歳児のお遊戯「ぼくらは小さな海賊だ!」では、海賊になりきって、楽しんで演じている様子がご覧いただけたのではないでしょうか?そう、最後の決めポーズもバッチリで、決まってましたよね!
 
こちらは4&5歳児による親子玉入れチーム紅白対抗ゲームの様子。ご覧のように保育スタッフが玉入れのカゴを背負い、逃げ回るので玉入れも一苦労・・・保護者と一緒になって走り回り、最後は保護者に抱っこしてもらい、玉入れをするなどという奥の手も出たりと、楽しく賑やかな玉入れ合戦で大変盛り上がって何よりでした。
 
大盛り上がりの玉入れ後は、3歳児の親子ゲーム・「でかパン競争」deほんわか、にんやりと楽しい雰囲気でゲームが進行していきました。胴回りの優に2倍以上はあるパンツですから、両手でパンツの端を押さえて走らないといけないので大変極まりない状況。でも、それはそれで親子で面白可笑しく取組めた競技で楽しいひとときとなっていました。
 
運動会最後の競技は、4&5歳児の紅白リレーでした。かけるの大好き人間たちが集い、バトンをつないで競う種目なのでみんなの息が合うことが求められます。一方、真剣勝負ということで最初から緊張感あふれる展開となっていましたが、一人ひとりが持てる力を発揮し、バトンを最後までつなぎ、素晴らしいリレーが出来ていたのが良かったですね。
 
今回はコロナ感染症の影響を勘案し、分散&簡易競技運動会だったので多少、時間的に余裕が生じました。そこで、年中&年長児の熱戦後ということもあり、保護者対抗保育スタッフのリレー対決が急遽、浮上し実現することとなりました。こどもたちの熱戦に後押しされるように保護者の方々の圧勝という結果に・・・その後は、整理体操の「たけのこ体操」をし、みんなには大変頑張ったでしょうのご褒美に金メダルとお土産のパンが配られ、秋の運動会は無事、幕を閉じることとなりました。当日、保護者の皆さんにはご多用の中、コロナ禍で運動会運営上の制約が加えらる内容ながらもご参加いただきまして誠にありがとうございました。今後も発表会や卒園式などの行事もありますのでよろしくお願いします。


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