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園便り

~大成功の冬の運動会~

2021年12月08日 いつかいち(本園)からの園便り

今年も最後の月、師走も半ば近くとなり、もうしばらくするとクリスマス一色、その後は年末のカウントダウンと段々とせわしくなる時を迎えようとしています。今年一年を振り返るのはまだ早いですが、皆さんの年はいかがだったでしょうか?全般的に昨年同様、今年もコロナに振り回され、一方で地球温暖化、火山活動の活発化に地震の頻発も気になります。今のところ12月とは思えない気候ですが、こちらの急変にも目が離せません。どうぞしっかりと体調管理をし、元気に楽しくウィンターシーズンを過ごしていけるようにしましょう!

今回は新型コロナ感染症で開催が危ぶまれた運動会が先日、無事終えることができましたのでその様子をお伝えします。その日、親御さんと意気揚々と会場に現れたものの広い体育館に緊張から強張る表情を一瞬見せることはあったものの、運動会がはじまる頃にはいつもの元気さを取り戻し、賑やかな雰囲気でスタートできたのは何よりでした。まずは、思わず口ずさんでしまいたくなる、みんなには馴染み深いアップテンポの楽曲「さんぽ」で入場となります。練習に比べ、本番に強いみんなは”手を大きく振り、足を高く上げる”を頭に反芻しながら頑張って入場行進していました。各月齢ともリズムに合わせテンポよく入場行進し、特に年長児は前後の微妙な間隔を保ち、見た目も素晴らしい行進となっていました。

その後は、本格的な競技種目に入る前の準備体操として運動会のために練習に取り入れたラジオ体操第一をしました。こちらもなかなかの出来で感心させられました。


まずは、第一種目として全月齢毎にかけっこをしました。公園に遊びに行き、毎回「今日こそは1番になりたい!」と張り切っていました。一人ひとりの点呼で元気に大きな声で応え、スタートの号令の「位置について~、用意~」の際のスターティングポーズも決め、全速力で走り抜ける姿には惚れ惚れさせられました。


その次からは各月齢毎の表現の場としてまずは年少児のお遊戯「あいうえおんがく♬」では一人ひとりが可愛い動物に扮して可愛い遊戯を披露しました。歌詞の中のひらがなもそうですが、振りつけの「パァっ~」や腰振りの「フリフリ」と口ずさみながらの演技はなかなか見応えあるもので、よく頑張っていました。


その次には、最初のかけっこに体操教室で取り入れている運動を取り入れた障害物競争に年中&年長児が取組みました。マットの前転、フラフープくぐりにバランス感覚が試される平均台と身体機能が必要なキャタピラーと大変な競技内容でしたが、みんなは前向きに頑張っていたのが印象的でした。時折、笑みがこぼれてしまいそうなハプニングありと楽しさも満載でしたね。

体操教室で取り組んでいるマットの前転がありましたが、ずっと練習をしてきているマット運動。頭が回るのが怖くて苦手だった子も、自信を持って一人でできるようになり成長を感じました。また、キャタピラは、子ども達の身体からしたら大きかったですが、すぐに前へ進むコツを掴んでいました💨 パタパタと少しずつ進んでいく姿がとてもかわいらしかったですね💖


こちらは年中児によるお遊戯で、その中には隊形移動(前後、1列やV字などの移動が含まれていて・・・)もあってかなりの技術と集中力が試されるものでしたが、みんなは頑張っていました。演技の中では「スマイルポーズ」の場面もあり、決めポーズもばっちりでした。昨年のモジモジで実力が出し切れなかったことを考えると1年間の成長には目を見張るものがあり、改めて驚きを感じています。


こちらは年少児が取組んだ「ザブザブ海の大冒険」の中で体操教室でのマットの前転、ペットボトルの大波を模したハードル、 岩に見立てた跳び箱上り下りと数々の障害物を乗り越え、ご褒美のお魚をゲットするという障害物競争でした。

この種目の中では大波ハードルの跳び越え方が見所の一つとなっていて、片足ごとだったり、両足揃えてピョンピョンと跳び越えたりと楽しさ溢れる場面となっていました。


最後のトリを務めるのが年長児のお遊戯でした。こちらはバチ(こどもたちの間ではフリフリ棒で通っていたようですが・・・)を使い、見事な隊形移動も難なくこなしている様子が見て取れました。ただ、当初は「むずかしい~」や「分からんっ」と先行きが見通せない場面もありましたが、みんなで次第に話し合い、協同し、何とか形づくりが出来、園最後の運動会に花を飾ることが出来て何よりでした。

特に、直線から円陣への体形移動に加え、回りながらの踊りは一人の力ではできません。これには当初、動きがバラバラでお互いに「こっちだよ」や「次は右だよね」と教え合い、協力しながら練習した成果が実った感じがします。こどもたちはみんなで協力しながらお遊戯を正確に丁寧に踊るだけでなく「元気よく格好よく踊る」という目標もあり、そちらも達成できたので演技後の達成感がみなぎる満足した表情が何とも言えませんでした。

最後の締め括りには、大好きなお父さんやお母さんと一緒に「親子体操」で楽しむひとときを過ごしました。いつもはお友だちや先生と一緒に踊っている曲も、お父さんやお母さんと一緒だったら笑顔も100倍で「次は手をパチパチするよ~」や「反対に回るよ~」と、この日ばかりはこどもたちが先生役に徹し、仲睦まじい雰囲気で体操を楽しめたのが良かったです。


そうこうしている内に、運動会もあっという間に幕を閉じる場面に・・・頑張ったみんなへのご褒美は、ご覧のような”ピカピカメダル”。こども達は一所懸命頑張った分、とても嬉しそうにメダルを受け取っていましたね。今日まで練習を頑張り、ドキドキを乗り越え、一人ひとり持てる力を発揮して一所懸命頑張れたのはみんなのいい思い出となるのは間違いないことでしょう。この経験を次につなげてもらえるといいなぁ~と思います。

最後に今年もコロナ禍の中で何かと制約の多い運動会となってしまいましたが、保護者の皆様のご理解やご協力もあり、無事に運動会を開催できたことをこの場をお借りして心より感謝申し上げます。この感染症はまだまだ予断を許さない状況が続きそうですので引き続き一人ひとりが出来る感染予防策を実践し、元気に楽しく過ごしていけるようにしましょう!!


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