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園便り

~あっという間に過ぎ去った年末年始~

2022年01月13日 ふるいちからの園便り

干支3番目の寅年、2022年の新年がいよいよスタートしましたね。この年の特徴は(新しい命が種に芽生える子年、種の中で成長するが発芽まではいかない丑年を経、「春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態」なので大きな変化が予感できる年といってもいいかもしれません。ただ、巷間またコロナ感染症との我慢比べは一進一退、以前油断ができない状態なので今年こそは寅年にあやかって少しでも安心できる一年となるようにしてきたいですね。頑張りましょう!
 
今回は年末年始の様子をお伝えします。まずは年末行事の締めとなるクリスマス会からです。待ちに待ったクリスマスの当日は朝からワクワク、ドキドキ・・・こどもたちにはパネルシアター「森のクリスマス」鑑賞でホッとひと息。そうこうしていると、どこからともなく「リン、リ~ン」と鈴の音が聞こえ、みんなが待ちかねていたサンタクロースがトナカイを伴い表玄関から”Merry Christmas!”とサプライズの登場となりました。
 
そこで、遠路訪問してくれたサンタさんに日頃、思っている素朴な疑問を連発。「どこから来たの?」や「好きな食べ物は?」などに対し、親切丁寧に答えてくれるサンタさんにみんなは感心しきりでした。その後は、みんなでこの日のために練習をしてきた「あわてんぼうのサンタクロース」や「ジングルベル」をサンタさんと一緒に和気藹藹の雰囲気の下、1~2歳の鈴の音合奏をバックに合唱を親しみました。
 
そして、本会のメインイベントのクリスマスプレゼントタイムへと突入していき、みんなの心の底から噴き出す「わぁ~~!」の歓声が際立つことになりました。ただ、サンタさんは次の訪問先もあり各月齢代表にプレゼントを手渡すだけのあっけない時間となりましたが、こどもたちにとってサンタさんとの出会いはかけがえのない感動的なものとなってお別れとなりました。
 
この日はクリスマス会ということでお昼ご飯はトナカイピラフといった行事食となっており、おやつはというと・・・年長児が午睡時間に密に計画中のクリスマスケーキで、これまた他の月齢児へのサプライズプレゼントづくりに精を出すことになりました。
 
あらかじめ焼き揚げたケーキ生地にクリーム絞りでお化粧し、最後はイチゴ、黄桃にキュウイで色鮮やかに飾りつけして出来上がり。こんなスウィーツづくりもお家で出来るようでしていないこともあってか、みんなは「楽しかった!」や「また、やりたいっ!」と嬉しい感想を口にしていました。
 
<行事食>
(給食)トナカイピラフ クリスマスミートローフ ジャーマンポテト 野菜スープ みかん缶
(おやつ) クリスマスケーキ
 
みんなあは朝から大いに盛り上がり、楽しかったクリスマス会を過ごし、お昼にはお腹もペコペコ状態。そんなところに、ご覧のようなクリスマス仕様の可愛いトナカイやクリスマスツリーを型取ったチーズのトッピングのミートローフを前に「かわいいっ!」を連発していました。給食中の話題は「夜、家に来てくれるかね?」に集中していて、お口の中は美味しさ一杯で大満足の様子でした。
 
年長児がお初でチャレンジしたクリスマスケーキは見た目もワクワク感たっぷりで、スウィーツ大好き隊のみんなの持つフォークは止まることなく動き、あっという間に完食となっていました。
 
そして、年明けの保育始めは6日からスタートし、園では正月恒例のお正月遊びに興じました。その代表的なものがコマ、凧揚げに羽根つきが挙げられますね。そこで、お正月遊びに向け昨年末に作っておいた羽子板で羽根替わりの風船でポ~ン、ポンと遊ぶ0&1歳児に対し、2歳児は同様に手づくりコマで親指と人差し指でつまみ、捻り、クルっと器用に回して遊びました。
 
こちらは福笑いと絵カード合せパズルを楽しんでいる様子。福笑いといえば、本来は目隠しするのですが、それでは難しいので自分の思う表情のお顔を次から次へと完成させてはお互いに品評会よろしく評価し合っている姿が微笑ましく感じました。絵合わせパズルはみんなのヒーロー的存在のアンパンマンなので人気で問題なくクリアーしていました。
 
こちらは幼児クラスの様子になりますが、凧揚げ・福笑い・絵合わせゲームの3グループに分かれ、それぞれが楽しみました。こちらは凧揚げづくりの様子ですが、ビニール袋に思い思いの図柄で自慢のデザインを施し、翌日の凧揚げに期待を膨らませていました。
 
こちらは絵合わせゲーム、一般的には神経衰弱ゲームと言われていますね。これは(カードの配置と図柄の)記憶力が勝負を分けることとなるので簡単なようでなかなかのようで悪戦苦闘しながらも頭の体操に精を出していました。こちらは乳児クラスよりは本格的に目隠しをした福笑いに年少児がチャレンジしました。日頃、目隠しをされることなどないことから戸惑い途方に暮れる感じでしたが、周りからの「もうちょっと上~」とかのサポートを頼りに何とか思い描く表情のお顔を完成させ、満足そうでした。

 
そして、みんなが趣向をこらしてデザインした凧を揚げる日には朝からワクワク、ドキドキの様子が広がっていました。みんなの行いの良さから天候も凧揚げ日和に恵まれ、広~い公園を所狭しと縦横無尽に走り回り、「凧、凧、揚がれっ~!!」と元気な掛け声が功を奏したようで「あっ、揚がったよぉ~!」と歓喜の声が上っていました。こんなそんなで日本に古来から伝わるお正月の伝統文化を少しだけ感じることのできた2日間となっていました。みんなの楽しそうな笑顔からもそれが感じられ、充実のお正月遊びとなっていたのではないでしょうか?これからもこのような機会を継続していきたいと思います。


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