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園便り

~春よ、来いっ!~

2022年02月22日 ふるいちからの園便り

今冬は「今年の寒さは記録的なもの こごえてしまうよ~♫ (井上陽水作、氷の世界より)」ではありませんが、例年にない寒さが続いています。今までの厄介さに輪をかけるように感染症の暗躍で余計に寒々とした感傷に浸る季節となってしまいました・・・「明けない夜はない」わけですから、ワクチンや飲み薬の手も借りながら是非とも明るいの日の到来を期待しましょう!
 
まずは毎月、取組んでいる各月齢のカレンダーづくりの様子からお伝えします。左右対称の画用紙にタンポで好きな色をポンポンと色づけし、二つ折りした遊ぶ合わせ絵や菓子箱に画用紙をのせ、コロコロとペットボトルの蓋を転がして飾りつけをする転がし絵を0&1歳児は遊び感覚で制作を楽しみました。


乳児クラスの兄貴&姉貴ぶんの2歳児は、モグラの顔に目鼻口のパーツをバランスよく糊付けしていきました。また、春の訪れを感じさせる花の一つの菜の花をタンポでポンポンと色づけしていき、活動的な春の勢いを感じる出来映えとなっていました。寒い冬から暖かい春本番近くとなり、「啓蟄」間近で地中に冬ごもりしていたモグラも元気づくというものですね。

 
話は変わり、こちらは乳児クラスの最近のお気に入りの風船遊びの様子です。一人ひとりが思い思いに風船をポ~ンと頭上近くに上げてはキャッチしたり、枕代わりに頭をムギュと押し付けて感触遊びをしたりして楽しんでいる姿が何とも微笑ましいです。
 
こちらは2歳児の給食時間の様子となります。今までのフォーク使いで持ち方も安定してきたことからワンランク上の箸使いに悪戦苦闘中です。ですから、箸をフォークの延長線のような持ち方からスタートですが、慣れてくると親、人指しと中指のそれぞれを器用に使い分けし、食べ物を切り分けたり、つかんだりができるようになってくると思いますのでお家でも見守っていただければと思います。
 
こちらは所変わって2階の幼児クラスの様子となります。幼児クラスともなると手先も随分と器用になってくるのでご覧のような紙を幾重にも折り重ねて出来上がる蛇腹折りも上手にできるようになりました。最後は、折り重ねた紙の真ん中をモールで固定し、モール先を蝶々の触覚のようにして出来上がり、みんなは大喜びしてました。また、お絵描きも上手になってきて自画像もご覧の通り。お絵描きの構図、バランス、色使いなど上達具合に成長を感じますね。
 
こちらは年中&年長児が「春」をテーマに「ブンブン、蜂が飛ぶ♬」の蜂や植物の葉や茎で元気な姿を見せる「あおむし」を見本を見ながらも、一人ひとりの感性がにじみ出るような作品に仕上げていきました。みんながなかなかの出来映えに満足そうでした。
 
あと少しで幼児クラスに仲間入りする2歳児と少し上の3歳児たちの交流会が催され、一緒に「虹」づくりを合同でつくることに挑戦しました。まずは、みんなでこれから「頑張るぞぉ~!」と気合を入れ、絵の具の混色遊びに「へぇ~、そんなんだぁ~」と不思議発見からスタートしました。
 
こどもたちでいよいよスポンジに絵の具を浸し、ザッ~と移動させて色付けする共同作業に取り組みました。最後は、スポンジの色づけだけでは飽き足らず、大胆に両手をザバっと絵の具に浸したフィンガーペイントで盛り上がることになりました。そして、虹の7色の色づけができ、虹作成へと繋がっていきます。
 
制作の様子に続きまして、園内の異年齢交流の様子です。最近は、お家で少子化から異年齢で遊ぶ機会が少なくなってきており、年長の子が幼い乳児と、逆に大きい子から色んな刺激を受ける乳児にとっても貴重な触れ合い時間となっています。こちらは一緒に遊んでもらったり、公園の行き帰りを誘導してもらったりと交流が進んでいます。
 
公園内でも月齢が違うことで感じる事や気づくことに違いがあるのでこどもたち同士で発見や学びがあるようです。こんな関係性はこどもたちの情緒醸成には欠かすことはできないものだと思いますので今後も大事にしていきたいと思います。
 
最後に、園のプランターの以前の日日草が寒さで干からびていたので華やかさを醸し出す、色とりどりのパンジーに植え替えることにしました。その重責を担ったのが年長児で土壌の天地返しなどで空気を含ませ、パンジーを移植していきました。その後は、他の月齢児が水やり等のお世話をし、パンジーの成育番に当たることにしました。このところの春の陽射しを受け、パンジーも新しい土壌に根を張り、色鮮やかに園を彩ってくれるようになると、こどもたちの実感もさらに沸いてくることでしょう。お花のお世話、頑張ってね!!


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