採用情報

園便り

~春はもうすぐそこ(?)~

2022年03月09日 いつかいち(本園)からの園便り

3月も中旬近くになると、ここ数年は暖冬続きだったので花盛りの桃をはじめ、気の早い桜だよりも耳にできたのに今年ばかりはそうではないようですね。ただ、ここ数日の穏やかな日で梅の花の開花が観られ、これから春らしさがあちらこちらで目にするようになってくることでしょう。ただ、年初来から猛威をふるってきた感染症拡大も落ち着き始めた矢先に世界を震撼させるショッキングで悲惨な事態が起き心配の種がつきません。ここは戦禍の皆さんの無事を祈り、世界の英知と努力でこれ以上の惨状にならないように食い止め、平和な状況へと導いていていけるようにしないといけません。どうかこの切実なる思いが天に届き、実現できますように!

 
まずは、今月のメインイベントの「ひなまつりの会」の様子からお伝えします。こどもたちから「お家にひな人形、飾っているよぉ~」と開口一番あり、その由来からお勉強することにしました。4000年の歴史の中国から伝来した文化が日本の風習も加えられ「女の子の健康を祈願する」という桃の節句やひな祭りとして定着してきたことを学びました。その後は、ひな祭りクイズ大会から作品披露会へとコーナーが続き、盛り上がりを見せていました。
 

その後は、「ひな祭りペープサート」でひな人形について五人囃子、三人官女右大臣や左大臣などをさらに深堀りしていきました。そして、会は「うれしいひなまつり」の楽曲をバックに雰囲気たっぷりのお雛様とお内裏様への大変身会でフィナーレを迎えることになりました。みんなはひとときのひな人形の心地に大満足のようでした。
 
この日は行事食が準備されているとあってこどもたちの楽しみのひとつなっています。ご覧のように、お昼ごはんは菱餅にならって錦糸卵の黄、田麩(でんぶ)の桃、絹さやの緑で飾り付けられたちらし寿司が出され、色合いから思わず食欲をそそる見た目にみんなもついつい自慢したくなる気分は分かるような気がしました。
 
その日のおやつもお昼ごはんに負けずとも劣らない菱餅もどきの三色ケーキとひなあられでテンションも上げ上げで、パクパク&モリモリとひな祭りは盛り上がり、みんなは大満足の一日となっていました。

 
朝夕はまだまだダウンなどの冬仕様ですが、日中は打って変わりポッカポカの暖かさで地中の虫も元気に姿を現し、草木にも季節を表す華やかさが目立つようになり、自然と心も身体もウキウキ気分となります。こどもたちも「今日、公園?」が合言葉のように出、「なにしようかなぁ~?」や「そうだ、ハンターごっこがいいじゃん!」とそれぞれの思いが交錯し、息の合う仲間同士が集まり、楽しい時間を共有している様子が何よりと感じています。

 

こちらは年長児の春探し隊のお出掛けした時の様子です。みんなは馴染みのある近隣のお散歩コースを歩きながら、右に左に春の代名詞である「桜はどこ?」と目を凝らして探そうとするのですが・・・なかなか目的は達成できそうにありません。そんな中、街中にポツンとある空き地に目を引く白色の桜(?)を発見・・・こどもたちにはパッと見、桜も桃も違いを見分けるのは難しく、よ~く見ると「桜にも似ているねぇ~」と少々、がっかりの様子。こどもたちの鋭い春アンテナは他にもキンカンや柚子の木に実がなっているのを感知(?!)していました。これから春も本番を迎えようとしているのでさらに春の便りを身近に感じられるようになるでしょうから、みんなで感じてほしいなぁ~と願っています。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。