採用情報

園便り

~あんなことこんなこと、あったでしょう♫

2022年03月24日 いつかいち(分園)からの園便り

今年度もコロナ禍で制約付きの日常生活で窮屈極まりない日々でしたが、なんだかんだと過ごしている内にいよいよゴールエンドを目の前にするところまできてしまいました。月日は過ぎてしまえば、本当に「早いものですねぇ~」と実感させられるのが人情というものでしょうか・・・そんな中でも、こどもたちは日々、いろんなことに興味関心を持ち、観察し、感じ、学び、習得し、成長しているので目が離せませんし、喜ばしく感じているところです。これからも「見守り」&「自立(律)」をキーワードに保育に当たっていきたいと思います。
  
まずは、1年を振り返る意味で園で実践中の各教室の様子をお伝えします。こちらは英語教室の様子。春先は「この人、誰?」と警戒感たっぷりでとても英語を学べるということは想像だに出来ない状況のようでしたが・・・次第に先生のにこやかな雰囲気と優しい語り口がみんなを魅了し、英語の世界に引き込まれていくのが見れて安心したのを覚えています。
 

その後は、ご覧のように海外の文化的な要素を取り入れ、ティータイムの時間という設定でお茶をふるまうシーンでみんなは手のティーカップで優雅なティータイムを楽しむようになってきたのは大きな前進でした。そして、先生と一緒になってボディランゲージを楽しむ様子が展開されていきました。
 
また、こちらは英語の仕掛け絵本によるお勉強が大きな特色の一つとなっていて、絵が飛び出したり、音響効果なんかもこどもたちを引きつけ、視聴覚で英語に慣れ親しむ趣向となっていて好評でした。他にも、アルファベット表でABC~の基本を音楽仕立てで面白可笑しく学ぶ様子も集中している様子が何よりです。
  
こちらは毎回、季節の行事を取り入れ、こどもたちに人気のリトミック教室の様子。まずは、出欠点呼のカスタネット叩きで小手調べからスタート。その後は、色とりどりのスカーフで音楽に合わせた変身ごっこが楽しい時間となっています。
  

教室では先生が巧みに弾き分けるピアノのトーンやリズムなどで機微だったり、のっそりだったりと動きを変えたり、急停止をしたりと変化に富み、こどもたちも集中し、楽しむ様子が広がっているのが何よりと感じています。
  
スポンジ板では車のハンドルに見立ててドライブをしたり、頭の上に載せたバランス遊びを楽しんでいました。教室が終了する際、使ったスカーフをご覧のように角をしっかりと合わせながら畳むお片付けも順調なのが成長を感じるところです。
 
こどもたちの基礎体力づくりに欠かせないのがご覧の体操教室です。身近な道具を使い、遊び感覚で知らず知らずの内に身体の筋力や体幹を鍛え、バランス感覚も養えるとあってこどもたちに随分と逞しさが備わってきているように感じます。
  
準備体操では両手両足を挙げ、飛行機ポーズを取る様子ですが、こちらも楽しみながら実践できているのがいいですね。鉄棒のぶら下りから両足をブラブラと揺らしたりしながら鉄棒に馴染めるようにしているようです。
 
こちらはジョイントマットde平均台遊びの様子です。こちらは高さがないものの、狭まった幅のマットを落ちないようにバランスを取りながら渡り切るというもの緊張感を伴い、いい運動になっているのではないでしょうか?
 
月齢が上がると運動内容も少しだけ難易度を上げた内容となっています。先生が勢いよく転がしたボールを追いかけるという俊敏さに加え、駆けるという身体機能も養われていきます。その他は、マットの上り下りも遊び感覚でこどもたちにとってはいい運動になっています。
 
鉄棒ではぶらさがりから鉄棒回りもできるようになってきているようですし、フラフープを使いケンケンパの練習もさほど苦もなくスラスラと出来ているのが頼もしく感じています。これからのさらなる成長が楽しみな限りとなっています。

 
最後に、今年度の締めとして生活発表会の様子をお伝えします。まずは、0歳児はお揃いの衣装に身を包み、朝のディズニー体操にはじまり、音楽に合わせたマラカス鈴の演奏会に臨みました。みんなは保護者を前に「お母さ~ん!」と演奏もそっちのけで親元にかけ寄ることもなく、むしろ平然と楽しそうに演奏していた姿に成長を感じました。
 
こちらは絵本「だるまさん」シリーズの「だるまさんが」を模して、だるまさんに成り切るという内容の表現遊びを披露しました。それぞれの場面でだるまさんに成り切る所までは良かったのですが、衣装が余程気に入ったようで保護者の方により身近で見てもらおうと忙しくしていたのがこどもらしくて微笑ましく感じました。
 
最後のトリを務めたのは2歳児たちで鈴などの楽器での合奏と劇「ネコのお医者さん」に医者と患者の役どころをそれぞれが台詞や挿入歌を一所懸命に演じきれていたのが印象的でした。
 
その後は、今年度で園を巣立っていく2歳児の修了式をとり行いました。一人ひとりが保育証書を手に、残り僅かな園生活と新境地での新たな思いを胸にしているようでした。園での思い出を携え、みんなの新たな船出が今後さらなる順風満帆となりますように祈願しています。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。