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園便り

~年度末のいろいろ、ご紹介します~

2022年04月06日 ふるいちからの園便り

川べりに満開の桜並木が目を楽しませてくれるようになり、童謡「はるのおがわはさらさらゆくよぉ~♫」の情景が自然と頭に浮かぶ今日この頃となりました。いよいよ春本番、今春は例年になく桜の季節の入学式となって新1年生たちもさぞかし感動もひとしおとなったことでしょう。みんな、新しい学校生活、頑張ってね!
 
まず、そんな小学1年生の仲間入りを果たした年長児の昨年度末の様子をお伝えします。ここ2年間、こどもたちはコロナ禍で行事開催で制約が加わってきた関係で消防署見学も控えてきました。年度末近くになり、コロナ感染症も落ち着いてきたことから年長児の社会見学の一環で安佐南消防署にお出掛けしてきました。
 
普段、こどもたちが目にする消防車以外にも救助工作車やはしご車などいろんな消防車両にワクワク、ドキドキと目移りするばかり・・・レスキュー隊のお話やはしご車は最長30m伸びることからビル10階相当まで達することなど”目から鱗”のこと満載でした。最後は、みんなが注目のはしご車をバックに記念撮影となりました。
 
もう一つのお楽しみは演奏を控えていた音楽教室でしたが、みんなは久々にチェロによる弦楽器の心が清められ身の引き締まるような響きと軽やかなピアノの合奏に魅せられるひとときを過ごしました。やはり、「音」・「楽」っていいなぁ~と感じられたのはいい思い出となったのではないでしょうか?!

 
次に、こどもたちの一年間の成長を観ていただく生活発表会の様子を各月齢毎に開催しましたのでご案内します。まずは<0&1歳児の部>から、普段とは違う保護者を前にするという環境に戸惑いながらも観てもらえるという喜びから頑張って演じていたのが印象的でした。朝の会でする「ややこしやぁ~(まちがいの狂言)」の唱和やリトミックの出欠点呼時の受け応え時の様子をご覧いただきました。また、0歳児は絵本「だるまさんが」のだるまになりきり、「どて」などの擬音に合わせるように可愛い表現遊びを披露していました。
 
こちらは絵本「はらぺこあおむし」からあおむしとなってリズム遊びを披露しました。マットは普段の遊びの中で取り入れていたので自然な感じが何よりでした。最後に「ちょうちょう」の楽曲に合わせ、飛び回る様子は可愛いい光景が広がって微笑ましさで一杯でした。
 
こちらは<2歳児クラスの部>の様子となります。最初は朝の会で実施しているしりとり言葉の「いろはにこんぺいとう」や「数かぞえ唄」を元気よく唱和しました。勢いよく「いろはにこんぺーとー!!…」と披露できたことから大きな拍手が沸き起こっていました。次に、こどもたちが大好きな「大阪うまいもんのうた」をマラカス鈴を手に合唱する様子をご覧いただきました。
 
劇遊びの「めっきらもっきらどおんどん」はこどもたちの大好きな絵本でもあり、練習時から積極的に楽しむ様子があり本番当日も笑顔一杯、こどもらしさが全面にちりばめられた出来で改めて素晴らしさを実感させられました。
 
こちらは幼児クラスの初っ端をつとめる3歳児クラスの様子です。朝の会をお当番活動や挨拶など一通りの流れをご覧いただき、最後は言葉遊びで落語「寿限無」の唱和を披露しました。その後、NHKのおかあさんといっしょで人気の「ホ!ホ!ホ!」を手にした鈴で手拍子を交えた合唱をきっちりと披露していました。
 
次に、劇遊び「さるかに合戦~いろんなことつめこみました~」は「さるかに合戦」をベースにこどもたちが考えてた創作ストーリーの内容を披露しました。自分がしたい役柄に好きな歌を取り入れ楽しいストーリーに仕上がっていました。例えば、カニは「カニーズ」やさるや魔法使いをやっつける「つよいんジャー」などの面白キャラクターが登場し、こどもたちは役になりきって演じていたのが印象的でした。
 
最後は、4&5歳児の朝の会ではフラッシュカードや声に出して読みたい日本語も内容たっぷりに披露できていました。普段以上のパフォーマンスができたのは良かったと思います。
 
お遊戯は男子が「初恋♡LOVE」で「なにわ男子」になりきり、恥ずかしさも出ていたようですが、頑張って練習した成果が出ていました。女子はNiziU「Take a picture」でかわいい衣装に身を包み、振り付けもバッチリと披露できていたので男子も女子も良かったです。
 
劇遊び「ももたろう」はおとぎ話のももたろうを下地にこどもたちに大人気の「鬼滅の刃」も取り入れたユニークなストーリーが完成し、配役も自分たちで決め、剣の技に至ってはこどもたちなりの工夫が加わったこども主体の内容となっていたので練習にも力がこもり、本番もしっかりと表現できたのが何よりでした。

 
こどもたち手作りの「剣」を駆使した「鬼退治」にはおのずと力が入り、無事退治となっていました。その後の締めは日本中を席巻した「紅蓮華」をみんなで大熱唱しました。こうして、こどもたちの、こどもたちによる、こどもたちのための劇はここに盛会の内に幕を閉じ、充実感たっぷりの出来にみんなは達成を得ていたのが良かったと感じています。
 
さいごに、5歳児は鍵盤ハーモニカ、4歳児クラスはタンバリンと鈴で「かえるのうた」の合奏に挑戦しました。こどもたちは鍵盤ハーモニカで「かえるのうた」が弾けるようなって自信たっぷりの様子が良かったです。4歳児は来年は「自分たちが」の思いを持っているので来年がさらに楽しみな限りです。
 
その後は、年長児を小学校へ送り出す卒園式をとり行いました。前日には「お別れするのがさみしい」、「一緒におれんのんよね」や「さみし~い」などを口にしていたものの、当日・本番慣れっ子の世代よろしく、堂々した態度で式に臨んでいたのが印象的でした。みんなはこれからそれぞれの学校でそれぞれの道を歩むことになりますが、どうぞ明るく元気に何事にもめげず頑張っていってね。みんなで応援しているからね!

 
そして、園は新入園児が加わった新年度がスタートしました。入園&進級式をとり行いました。先生の担当が発表され、乳児の子たちは親元を離れて不安一杯の一日に、幼児は比較的安定し自己紹介をしていよいや新年度の一歩を踏み出そうとしています。
 
一方、在園児は新入園児が早く園に馴染むように心優しく迎え入れようと自身の自己紹介をし、お互いの融和が図られようとしています。今年こそはコロナに左右されず、みんなが元気に楽しく過ごせる一年となりますように!


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