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園便り

~園のデイリースケジュールのご紹介~

2022年04月15日 いつかいち(分園)からの園便り

厳しく寒い冬の長~いトンネルを抜け出たと思っていたら、海辺に寄せては返す波のように寒暖差で服装選びも大変な春が待ち構えていました。おかげで、新入生の門出を祝う桜の彩りが心に残る春となったのは良かったです。これからの季節、ツツジの蕾がふっくらと膨らみ、目にも鮮やかな赤紫色の花が色濃く演出してくれるのも間近となってきます。季節がこのように巡っていく中、目の上のたんこぶ的なコロナは予防線のワクチンをすり抜け、人間の身体に巣くう日常が広がる日々となっています。これが何度目かのデジャブにならないように日々の生活には引き続き注意をし、ポカポカ陽気の春本番を楽しめるようにしていきましょう!
 

春は別れと出会いの時季。先月で園を巣立った2歳児たちに替わり、新2歳児たちが園の新たなリーダーになり、さらに新しいお友だちも迎えて新年度がスタートしました。リーダー格を担う2歳児には「これから頑張ってね!」の願いと期待を込め、進級バッチが各自の胸につけられていきました。
  
各自とも何だか感じ入るところがあったようで何処なく誇らしげな表情となってたようでした。これからみんな一緒にいろんなことを体験経験し、いい思い出となっていくといいですね。
 
新年度ですから、園の一日をご紹介させていただきます。園に到着すると各自カバンから給食用の食具の整理やハンドタオルを所定の場所に吊り下げていきます。この吊り下げ用の洗濯ハサミを指先でつまむという動作は慣れない内は容易にできることではありませんが、一人ひとり頑張っています。
  
そして、暫し自由時間を過ごし、みんなが登園した頃におもちゃを片付けた後、身体をシャッキとさせるためにディズニー体操で朝の準備体操をします。みんなはディズニーのキャラクターに扮し、ニコニコ笑顔で身体を揺らしたり、手足を動かして身体の内から元気が出た頃に牛乳でホッと一息つく朝のおやつタイムとなります。
 
その後、みんなは遊び感覚で絵画や国旗などの図柄を利用したフラッシュカードのお勉強やNHK教育番組「おかあさんといっしょ」でお馴染みの”寿限無”や”早口言葉”などの昔ながらの日本語の言葉遊びをみんなで取組んでいます。この繰り返しが、こどもたちの「動」から「静」への切り替えにも役立つと思い、取組んでいます。
 
そうこうしていると、朝の活動時間帯となる午前10時くらいになりますので室外活動だったり、日によっては外部講師の英語、体操や音楽といったレッスンや制作などの室内活動をすることになります。この日はポカポカ陽気の中、桜もほぼ満開で絶好のお花見日和に自然と心和むお散歩タイムとなっていました。

 

こちらは園近くのJR電車が間近でこどもたちも大好きなお散歩コースの一つとなっている絶好スポットや公園ではブランコの遊具や砂場遊びがブームでひたすら砂に向き合い、楽しむ様子が広がっています。
  
園には残念ながら園庭はありませんが、園奥にご覧のような室内のプレイルームがあり、体操教室で大いに身体を動かしたり、自由遊びでもボール遊びをはじめ、こどもたちがおもちゃで思う存分楽しめる場所となっています。
 
園での自由遊びでは、ジクソーパズルで頭の体操を楽しむ姿やめいめいが好きな絵本を眺め、絵を楽しみ、リアルから暫し想像の世界へと身を移して楽しむ姿が見られます。こどもの主体的な遊びを尊重し、一人ひとりが楽しめるようなコーナー遊びが展開されています。

 
こちらは物の大きさや形などに興味関心を持つようになってきた子たちが型はめパズルを真剣に取組んでいる様子となります。知らず知らずの内に型が合い、スポっと型はめできた瞬間は「やったぁ~」となり、次はこれ、という好奇心の好循環スパイラルに入っていくのが見られます。四角四面なことより身近でこどもたちのやりたいことから少しずつ学べるということは本当にいいです。遊びの合間にはちょっとティーブレイクの水分補給も大事です。

 
朝、みんなは登園してからというもの室外や室内で十分、心と身体を動かしてきたのでお腹はペコペコ状態に・・・お待ちかねの給食タイムに自然と心躍り、笑顔を広がる時間となります。お当番さんが「いただきます!」を唱和をし、みんなも後に続き、楽しく美味しい給食時間のスタートとなります。
  
まだ園生活に慣れない子は涙目ながらも気になるものを手づかみでパクパク、モリモリと食べていることから園生活に順応できるのも間近かも(?)食後は、虫歯予防でまずは自分で歯みがきをし、仕上げ磨きでお昼寝時間となります。
 
お昼寝後は夕食までのパワーチャージのおやつで楽しいひとときを過ごし、朝同様にお迎え前の夕方の会をし、みんなで最後に「明日も元気にがんばるぞぉ~」を合言葉で締め、絵本の読み聞かせや遊具遊びなどの自由時間となります。
 
一人ひとりが好きなおもちゃで遊ぶのですが、井形ブロック、積み木、レゴにままごとセットなど好きな場所で好きなおもちゃで遊べる環境となっています。遊びの中にもルールが必要で、こどもたちが取組んいるのが「自分が使ったおもちゃは自分で片付ける」というもの。日々の積み重ねが一人ひとりの社会性構築に必要ですので今後も地道かつ着実に実行していければと思います。こどもたちはこんな形で園で1日を過ごしていますのでよろしくお願いします。


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