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園便り

~屋外も室内も楽しいこといっぱい!~

2022年05月18日 いつかいち(本園)からの園便り

色鮮やかな花々が清らかな風でゆらゆらと揺れ、街を活気づけてくれる今日この頃。今月は旧暦の皐月。これは 早苗月(さなえつき)が早月(さつき)に転じたもので苗代から田んぼに移し替える頃の苗を指しており、田植えの季節とも言えるかもしれません。その後は、梅雨が控えていて今年は大荒れにならないよう心から祈念しているところです。


まず、毎月恒例のカレンダー制作(来月は梅雨がテーマ)の様子からお伝えします。かたつむりはの巻貝の殻の部分をクレパスでグルグルと渦巻になるように描くのは・・・「グルグルは難しい」や「どうやって描くの?」に対し、「ゆっくり描いてみてね」とクレヨンの描くスピードに注意を払い、頑張ることができました。


雨粒が傘を伝う様子を「マーブリング技法」で表現するのに挑戦しました。水に好きな色のマーブリング液を垂らし、棒でかき混ぜてジワ~と水面に広がる模様を造り、白画用紙を上から被せて転写していきます。

そして、みんなはひっくり返した画用紙に水面に広がっていた絵の具模様が鏡に写したように表現されているのには吃驚仰天、「へぇ~、こうなるだぁ~」と摩訶不思議な状況に感心しきりの様子でした。

今月は時々、外にいるだけでクタクタになるような夏日もありましたが、総じて気持ちのいい気候続きだったので公園のすべり台、ブランコに砂場で楽しいひとときを過ごしました。そんな中、こちらは年長児たちがいつものかけっこプラスアルファのリレーに挑戦した時の様子です。一人かけっこからバトンをつなぐリレーに挑戦しました。まずは、そのルールや約束事を確認してからのスタートです。

遊びの一環ですが、勝負ごとには勝ち負けがつきもので、勝者チームは「やったぁ~」と達成感を、敗者チームは「悔しいっ~」と残念な気持ちを味わうこともありますが、これも一つの学びで次に繋がればいいなぁ~と思います。これ以外にも以前からの「鬼ごっこ」などのルールや約束事を守る集団遊びは社会生活上も役立つことなので今後も取り入れていきたいと思います。

こちらは所変わって、石鹸の水溶液をストローに浸し、フゥ~としゃぼん玉を膨らませ、フワフワと風に乗って舞うしゃぼん玉遊びの様子です。まずは、「お友達に吹き先を向けない」や「しゃぼん液は順番に使う」の約束事の確認をしました。最初の内こそ、ストローの吹き方の加減が上手くいかなかったのが段々と要領を得、次第に「めっちゃ大きいの出来たよ!」とドヤ顔の自慢報告が上がるまでになってきました。

しょぼん玉初心者マークの年少児はストローの吹き方からお勉強し、次第にご覧のようなしょぼん玉大会へと発展していきました。しょぼん玉遊びは「作る」だけでなく、フワフワと舞うしゃぼん玉を追いかけ回すという「一緒に遊ぶ」のも楽しいので飽きもなく終始笑顔で過ごしていました。

最後に、室内で行った新聞遊びの一環で「新聞紙ジャンケン」の様子です。各自、新聞紙を二つ折りにした状態で上に乗り、保育スタッフ相手にジャンケンの勝ち負けで勝ちはそのまま、負けは新聞紙を順次、二つ折りにしていきます。当然、負けが込んでくると足の踏み場にも困る状況に追い込まれるといった具合。こちらもゲーム感覚で勝ち負けを体験し、ワクワク・ドキドキが体感できるので大盛り上がりでした。

その後は、各自が新聞紙を利用した自由遊びへと移行していきました。一人ひとりが頭に浮かぶものを形にすべく、二つ折りの新聞紙の中央に穴を開けた洋服やにぎり棒のように細く長く仕上げた戦いごっこの剣やクルクルと丸めたボールなど人の数だけ想像の世界が広がり、楽しそうでした。

このようにシンプルな新聞紙遊びは「たかが新聞紙されど新聞紙」は大袈裟な表現ですが、こどもたちの数だけ遊び方が広がるという意味ではオンリーワンで主体性のある遊びと言えます。これからも遊び方に工夫し、こどもたちが創造性が生かせるように工夫していきたいと思います。


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