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園便り

~ポッカポカ・遠足&フッカフカ・ポテトサラダの巻~

2022年06月01日 いつかいち(分園)からの園便り

お散歩コースを歩いていると道端にひっそりとたたずむ色づきはじめた紫陽花の特徴的な花が目に入り、梅雨到来の近さを感じます。今年は平年並みのペースの梅雨入りでしょうか?そういえば、気象庁が今月からスタートさせる線状降水帯予報は当地で8年前に起きた豪雨被害だけでなく各地で発生している自然災害に備える意味で必要不可欠と言えます。しかし、そのような事態がどうか起きないことを切に願うばかりです。梅雨を控え、園ではお芋の蔓植えをそろそろと考えているところです。いずれにしましても、これから蒸し暑さが本格化してきますので新型コロナに加え、熱中症対策を怠りなくして健やかに楽しく過ごしていけるようにしましょう!
 

今回は先月、こどもたちが待ち望んでいた遠足の様子をお伝えします。当日は多少のジメジメ感はあるものの、朝から絶好のお出掛け日和。ですから、こどもたちは公園でのお楽しみなど、ウキウキ感あふれる心を抑え、水筒などを詰めたリュックを背に気温の上がる前に目的地を目指し園を出発進行と相成りました。

 

今回の目新しい公園は事前に下調べはしているとはいえ、全員揃ってのお出掛けは「お初」なのではたして大丈夫なの、という不安はありましたが・・・これは「こどもたちの元気パワー」が勝り、(歩行チームの)「ぱんだ」と「うさぎ」は混合チームで誘導ロープで確かな足どりで進み、一部歩行が十分でない子はバギーで「あっ!」と指差しながら次から次へと移り変わる景色に魅了されていました。

 

こどもたちにとって少し離れた公園はいつもとは違う不思議発見が目移りするくらいにいろいろとあり、(声にこそならないものの)みんなの「早く、あそびたい~!」アピールが手に取れるくらいの雰囲気でした。まずは、みんなで記念撮影をし、準備体操がてらのかけっこで身体をほぐしました。

  

みんなは一応、儀礼的なことを終えたところで自分のしたいことや興味のある遊具へと三々五々散らばっていきました。やはり定番のすべり台や砂場は人気であっという間に押すな押すなの人だかりで大盛況(?!)となっていました。また、日頃の公園遊びでこどもたちに好評なしゃぼん玉遊びも飛び出し遊びも佳境を迎えようとしていました。

  

今回の公園には普段、目にすることがない昔風の呼び方で「ぎっこんばったん」、現代風ではシーソーがあり、こどもたちも交互に上り下りする遊具に最初は心配げだったものが段々と楽しさが実感できたようで満面笑顔となっていました。そうこうしている内に、みんなのお腹もグゥ~、グゥと鳴り出す時刻となってお弁当がデリバリよろしく届けられ、お楽しみのお弁当タイムとなりました。
                 

当日のお弁当は給食代わりに調理スタッフが遠足仕様に凧さんウィンナーや卵焼きといった定番のおかずを選りすぐって準備したものとなっています。園から少し離れた公園までテクテクと歩き、園内で存分に身体を動かしたことに加え、皐月の青空と澄み切った空気がいい調味料となってお弁当の味は格別だったようであっという間の完食となっていたのが物語っていました。こどもたちは心も身体も元気チャージされたようで帰りも確かな足どりで園を目指していたのには感心させられました。

 

こちらはポテトサラダづくりの様子です。まずは、具材である玉ねぎ、きゅうり、ニンジンにじゃが芋を手にし、その形や感触、それに匂いをクンクンと匂って野菜のお勉強をしました。こんなことから食卓にならぶ料理に対する馴染みや興味関心に繋がればと思います。

 

そして、いよいよ本番の料理スタート、となります。あらかじめ茹でおいたじゃが芋をボールにスタンバイさせておき、マッシャーで「よいしょ、よいしょ~」と押しつぶす料理工程で、こどもたちにとっては結構な力作業ですので保育スタッフの手を借りながら押しつぶしていきました。そのじゃが芋がグシャと押しつぶされていく様子を見て、「へぇ~、そうなんだ!」と感心しきりのよう。そして、マヨネーズ担当の子たちは自分たちの出番を今か今かと待ち受けていました。

 

そして、他の切り置いた他の具材をじゃが芋に加え、マヨネーズを和え混ぜ混ぜして出来上がり、となります。当日の給食の副菜として提供されたのですが、自分たちが作った料理が目の前にするとやはり興味関心が沸くようでいつにもましておかずへ自ら手を伸ばして食べてくれていたように感じます。こんなことを積み重ね、こどもたちの食への興味関心が増し、バランスよく食べれる習慣づくりになるといいなぁ~と心から願っているところです。


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