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園便り

~本格的な夏を前に~

2022年06月30日 いつかいち(本園)からの園便り

今年ばかりは職場放棄なのか、はたまたズル休みなのか理由は定かではありませんが、やる気の見られない梅雨があっさりと退散。それに代わり、これからは心身にジワジワとダメージを与える猛暑の夏がその分、永く居座ることになりそうです。それと共に、水不足にはじまり電気需要逼迫や野菜などの成育不良など次から次へと出て来そうな心配事がたくさん・・・また、このように急な季節の移ろいは人間の方の暑熱順化もままならず日常生活にも支障が出てきかねません。ここは自分の体調とよく相談し、適度の運動と十分な栄養補給と休息で永く、暑~い夏を元気に乗り切っていけるようにしましょう!
 
今月は夏らしく「海」の世界をモチーフにした、”涼”が感じられる作風となっています。魚は「たんぽ」で「ポンポン」とカラフルな色でうろこを装飾していきました。タコはマーブリングで黒よりグレーっぽい墨となってしまいましたが、遊び心を生かしたものにしました。
 
カメはクレパスでジロジロとデザインしたものに絵の具ではじき絵を楽しみました。また、海底からヒョロヒョロと姿を見せているのが愛らしいチンアナゴで指ペィンティングで色遊びをして仕上げました。

 
こちらは保育スタッフが「お父さんはいつも何をしているかな?」とこどもたちに聞くと「お仕事頑張ってる!」、「お迎え来てくれる!」や「車で大きな公園に行って、いっぱい遊んでくれる~!」などと淀みなく出てくる大好きなお父さんへの思いを形にする「父の日」プレゼントづくりの様子です。ご覧のように、糊づけやハサミ使いも順調です。
 
さくら組はシャツをイメージし、大きな足形のネクタイに自分でハサミでチョキチョキした色紙を散りばめたメッセージカードをつくりました。そして、この日は特別な黄色の薔薇も添えて、日頃の感謝の気持ちがお父さんに届きますように!
 
ひまわり組はしゃぼん玉感覚で海の中の水泡をバブルアートでぷくぷくと表現したメッセージカードとなっています。中でも、ご覧のようにしゃぼん玉が画用紙の上で膨らんだままの状態をみんなで楽しむ姿もなかなか楽しそうでした。
 
両手の手形で海の中をヒョコヒョコ横歩きするカニを表現しました。このように、みんなは楽しい海の世界を遊び感覚で一つひとつを生き生きと表現していきました。

 
ゆり組は切り絵カードに挑戦しました。お父さんの顔を画用紙や折り紙1枚から切って貼り、細かい作業を頑張って取組みました。作成途中、「上手に顔が切れない・・・」や「目の大きさが一緒にならない・・・」と愚痴をこぼすこともありましたが、最後まで諦めず頑張っていました。
 

年長ともなると、器用な手先を存分に駆使し、大小様々な形のパーツを準備することができ、それを切り絵に存分に取り入れた作品が出来上がっていったのは流石だなぁ~と感心させられました。

 
最後に、熊本のB級グルメとして有名な「ちくわサラダ」づくりをゆり組のみんなが取組みましたのでご覧下さい。まずは、調理スタッフから今回のクッキングの段取りなどを図解で詳しく説明してくれ、今回は「包丁」を使うということで真剣なまなざしで聞き入っていました。
 

今回は包丁を使い、ちくわに切り込みを入れるという作業からスタートするので最初から佳境を迎える展開で、「できるかな?」と不安と「どんな感じかな?」という好奇心も手伝い、調理スタッフの見守りの中、一人ひとりがチャレンジをしていきました。

 
そうして切り込みを入れたちくわにスプーンで適量のポテトサラダをのせ、ちくわに慎重かつ丁寧に挟んでいきます。こちらは簡単なようでポテトサラダがちくわからはみ出さない適量をのせ、挟んでいくことから結構、技量が試されることになるので何度か試行錯誤しながら頑張っていました。
 

こうして下準備したちくわサラダを調理スタッフが後は引き継いで天ぷらの要領で揚げたものが給食の時間に提供されました。ちくわでは磯辺揚げなどもこどもたちには好評なのでこちらはさらにポテトサラダの旨味もプラスされているのでさらに食欲をそそる一品となったようで、みんなはご覧のような笑顔となっていました。
 
今回、クッキング教室を担当した年長のみんなもなかなかの出来具合に思わず笑顔がこぼれ、実食後も「うまい!」や「good」などと口から感想が聞かれました。というのも、お味は揚げたてホカホカ状態で、外はちくわのカリカリ、中はポテトサラダのホクホクと甘味に加え、ちくわの旨味がいい塩梅のハーモニーを醸し出してこどもたちには好評な一品となっていました。次回のクッキング教室もこうご期待下さい。


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