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園便り

~クッキング、水遊びに郵便屋ごっこ、楽しいなぁ~

2022年08月17日 ふるいちからの園便り

酷暑の夏もお盆を過ぎ、夏の高校野球が佳境を迎える頃ともなると朝夕は心なしかヒンヤリとした冷気が感じられ、季節がゆっくりと秋へと向かいつつあるのが感じられる今日この頃。こどもたちにもそんな季節のうつろいを感じてもらえるといいなぁ~と願っております。何度となく押し寄せるコロナ・ショックですが、季節特有の他の感染症にも気を配って楽しく健やかに過ごしていけるように体調管理をしていきたいと思います。また、季節の変り目は夏の蓄積疲労も加わる形で体調を崩しやすいので「よく遊び、よく食べ、よく寝る」の基本サイクルを守り、みんなでコロナ・ショックをはじめとした病気を一緒に力強く乗り越えていくように頑張りましょう!
 
今回は連日酷暑続きでグッタリ、ヘトヘトになりそうな夏真っ盛りの中、みんなの元気な様子を月齢児毎にお伝えしようと思います。まずは毎年、ハウス食品企画の「はじめてクッキング」でご提供いただくカレーやスウィーツ商品でこどもたちの食育活動に取組んでいますが、今回は「フルーチェ」に一工夫を加えたゼリーづくりをしました。今回は1歳児がボウルの中に入ったフルーチェの元に牛乳を加え、泡立て器でクルクル混ぜ合わせるという、企画名通りの「はじめて体験」をしました。そうすると、イチゴの匂いがあたり一面に漂い、みんなは思わず笑顔になっていました。おやつにはフルーツ入りのゼリーとなって供され、みんなは幸せな気持ちに満たされ、パクパクと食べていました。
 
こちらは夏ならでは「氷」の感触や色遊びを屋外でしている様子です。0歳児はあらかじめ水性ペンで描き描きした紙の上で冷たい氷を滑らしながら色が滲んだり、色が混ざっていく様子を楽しみました。一方、1歳は製氷機で凍らした色水キュービックを画用紙上で滑らして感触を楽しんだり、色水氷が融けて模様となっていく氷色水アートでひとときの涼を楽しんでいました。
 
2歳児は、いつも使う絵筆やタンポから趣向を変え、歯ブラシ・アートでカレンダーづくりに挑戦しました。通常ですと、すくいざるのような網目に色のついた歯ブラシを擦って色遊びをするのですが、今回は直接、歯ブラシで画用紙をゴシゴシしたり、指でピョンピョンと葉先をはねて色遊びを楽しみ、ワクワクのカレンダーづくりとなっていました。
 
園では外部講師の方に来て頂き、こどもたちにちょっとした刺激が魅力的な各教室の中でも好評なのが、こちらのリトミック教室(3歳児編)の様子です。リトミックでは音楽のイメージに合わせた舞いや仕草を表現したり、そのテンポで動きを早めたり、遅くしたり、止まったりの音遊びをするのですが、これが音感やリズム遊びとして楽しいひとときとなり、いい汗をかいています。その後は、汗ばんだ身体をすっきりとさせる水遊びで充実した夏の日となっていました。
 
水遊びに一工夫を凝らそうと魚釣りグッズを作ろうと企画したのが4歳児でした。それぞれが抱く魚の色や形をマーカーで表現し、それを魚形に切り取り完成。早速、高まる「今すぐにでも遊びたい」という胸の高まりを静め、水遊びの準備をした後、ご覧のようなタライの水に浮かべた魚をそれぞれがお目当ての魚を釣り上げようと頑張っていました。そして、釣り上げると「あっ、これ、〇◯くんのよぉ~、やったぁ~!」と興奮気味に報告し合う、微笑ましい姿が見られました。
 
本格的なネット社会の到来で年々、減少傾向にある郵便事情から今のこどもたちに古き良き郵便のやり取りを体験してもらいたいということで日本郵便から提供していただいた「お手紙ごっこ遊び」キットで5歳児が郵便屋ごっこで郵便配達人の体験をしました。まずは、この支援キットの中にあるハガキにめいめいがお絵描き感覚で自由画を描き、それを届けたい人宛てに名前を書いて下準備が完了。
 
園児がしたためた絵葉書はご覧の指定ポストに投函され、「Please Mr. Postman(ないしはMs Postwoman)」ではありませんが、ポストの絵葉書を月齢毎に仕分けし、葉書に張られた切手に消印をし、月齢クラス毎に仕分けした葉書を届けに行きました。こどもたちが便利なメールとは一線を画す、昔ながらの通信手段に少しは目がいき、その良さを感じ、利用していくことに繋がるようであればいいなぁ~と思います。今回、こどもたちの諸活動に協賛していただいたハウス食品および日本郵便の皆さまにはこの場をお借りし、心よりお礼申し上げます。


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