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園便り

~ひと夏の楽しい思い出話~

2022年08月25日 いつかいち(分園)からの園便り

今年は早い梅雨明け、その後のほぼ連日の記録的な猛暑に豪雨と記録づくめの夏でしたが、朝夕の涼しさに秋の兆しがようやく感じられ一息つけそうな今日この頃となりました。新型コロナウィルスは当初、季節性のインフルエンザ同様に夏場になれば収束するという学者の見立てがあり、それをあざ笑うかのように、このウィルスは変異を繰り返して今や人類は7度目の試練を課されることになりました。どこまでもタフでしぶといところは敵ながら見習わざるところ大と感心させられます。全国的に夏のお盆休みで増加傾向ということですから感染予防に頑張って取組み、この鬼退治を完結にもっていくことにしましょう!
 

今回は夏真っ盛りの園の様子をかいつまんでお伝えしようと思います。こちらは毎年恒例のハウス食品提供のカレー・ルゥで「はじめてクッキング」に挑戦した様子で、まずは調理スタッフからカレーづくりをペープサートで説明を受けた後、早速 カレーの中に入る具材の人参、ジャガイモやナスなどの夏野菜を型抜き器で型取りを楽しんでいる様子です。

 

型抜き器には星や花の形があり、夏野菜相手に頑張って上から手で押さえ、せっせと型抜きをしていきます。野菜の匂いや感触の違いなども感じながら作業は進んでいきました。こうしてカレーづくりに参加し、好物のカレーとあって普段にもまして賑やかで楽しい給食タイムとなっていました。

 

今夏は久々に「行動制限のない夏」と言われてきましたが、夏の盆踊りや花火大会などの解禁とまでには至りませんでした。そこで、園内で夏祭りの露店でお馴染みの金魚すくいならぬ魚釣りゲームで夏の風情を少しばかり味わうことにしました。

  

園内のプレイルームやテラスに敷いたブルーシートに大小様々な魚を泳がせ、みんなはお目当ての魚をゲットしようと頑張っていました。そして、大物を釣り上げて この笑顔となり、楽しいひとときを過ごすことができました。

 
夏休みの醍醐味の一つに海水浴があり、広い海原に浮き輪でゆ~ら、ゆ~~らと身を委ねて身体をクールダウンさせた後の楽しみの一つが砂浜でのスイカ割り。今は核家族化でこじんまりと少人数となってしまい、そんな余興もなくなりつつあるのかもしれませんが。その代わりと言う訳ではありませんが、園で準備した大きなスイカでそんな風情を少しだけ味わってもらう場を設けました。

  

ただ、スイカ割りは本来、目隠しをして周りが誘導して割るのがルールですが、こちらはあくまでもお遊びなのでご覧のようにスイカにまっしぐら、新聞紙棒を振り下ろし、スイカを真っ二つに割ることに成功し、ご覧のガッツポーズや笑顔。これはこれで楽しいひとときとなっていました。

 

この夏、こどもたちにとって特別で楽しい思い出となったのは高校生が夏休みを利用して園に保育体験をしに来てくれたことです。中学生の職場体験もありますが、このコロナ禍でここ2年間は開店休業状態が続いていますので今回のお姉ちゃん先生の来園はこどもたちにとってかけがえのない、楽しいひとときとなっていました。高校生のお姉ちゃん先生たちもこどもたちを前に「かわいいっ~」と感想を述べつつも、みんなの前では緊張を隠せないながらも絵本の読み聞かせを頑張ってくれていました。

  

ですから、給食時間もいつにもまして賑やかな雰囲気の下、お姉ちゃん先生にいい所をみせようとパクパク、モリモリと食べれていたのが印象的です。そんなこどもたちとの交流もあっという間に過ぎ去ってしまうものですから、お互いに集合写真に納まり大変いい記念となっていました。高校生のみなさん、この度は園にお越しいただき、こどもたちを親身に観ていただきまして誠にありがとうございました。


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