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園便り

~過ぎゆく夏に想うこと~

2022年09月07日 ふるいちからの園便り

今までの連日、昼夜を問わずのサウナ地獄は9月に入りようやく涼やかな朝夕でホッと一安心し、コロナ騒動もようやく沈静化の方向でやっと安堵できるようになってきました。ただ、彼の国の紛争は未だ解決の道筋が見出せず、膠着状態なことから日常生活に何かと支障が現実化しようとしていて心休まらない秋を迎えそうな今日この頃です。諺「明けない夜はない」と言われているので、いろんな意味で今は踏ん張りどころです。季節の変り目で体調を崩しやすい時期ですから、くれぐれも体調管理に気を配って元気に過ごしていけるようにしましょう!
 
今回は過ぎ行く夏の思い出話を少しお伝えしようと思います。こちらは、今夏最後の思い出づくりに開催した夏祭りの様子。0&1歳児は手づくり輪投げゲーム(もどき・・・)で、2歳児はフライドポテトのお店屋ごっこを楽しんでいました。
 
某ファーストチェーンの制服の帽子を真似てはじめたお店屋ごっこで、ひと際目立つ帽子が気になってしまい、それを被り1歳児もお店屋ごっこに交り一緒になって「いらっしゃいませ~!」と、さらに大盛り上がりの様子でした。最後は、「みんな頑張ってね」とばかりにお姉ちゃんたちにご褒美のお面を贈呈され、大喜びでした。
 
所変わって、こちらは2階の幼児クラスで年長児が中心となって企画した夏まつりの様子です。はじめてのことで緊張が隠せない様子でしたが、手づくりの旗やうちわを配り、各月齢児が集まったところで夏まつりのスタートとなりました。
 
各クラスの出店も趣向を凝らし、魅力的なことから、お客役のみんなも目移り状態。ですから、各店ともお客さんに「いらっしゃいませ~」や「おいしいよぉ~」と呼び込みを積極的に働きかけて、賑やかな縁日風景を醸し出していました。そして、夏まつりのフィナーレは踊り場の真ん中で年長児が威勢のいい太鼓を鳴り響かせ、みんながお気に入りの「エビカニクス音頭」で面白可笑しの盆踊りで賑々しく幕を閉じることができたので何よりでした。
 
こちらは「夏が来れば、(思い出す)もとい、欲しくなる~♫」のカレーづくりの様子です。ハウス食品の「はじめてクッキング」の企画で、調理スタッフから今日の料理の手筈の説明を神妙な表情で聞き入っているのは年長児の面々です。
 
それもそのはず、今回は調理スタッフに手を添えらてカレーの具材をまな板でトントン、ザックザックと包丁で切り分けていくものだったからです。こどもたちがこうした機会で玉ねぎ、人参やじゃが芋の匂い、感触から各食材に馴染み、食べることに繋がるといいなぁ~と思います。実際、某タレントの口癖・「カレーは飲みもの」の如く、みんなは自分の調理した具材を確認しながら大好きなカレーをより味わって食べていたのでクッキングの意義を再確認できました。
 
これからは各月齢の夏の出来事の一コマをお伝えします。まずは夏はもっぱら「水あそび」がたけなわなのは言うまでもありませんが、時には「箸休み」で目先を変えた感触遊びも欠かせません。そこで、0&1歳児たちは色づけしたヒンヤリ感が気持ちいい寒天遊びを楽しみました。みんなにとっては「かんてん?」状態ですから、何がはじまろうとしているのかチンプンカンプン。ましては、突然頬に当てられるなんてことは想定外のことでしたが、なかなかの清涼感に表情も自然と緩んでいたのが印象的です。前説後は寒天でままごと遊びへと発展していき、楽しいヒンヤリタイムを過ごしていました。
 
カレンダー製作で水面に浮かんだ油性絵の具が水面に広がり、それを写しとるマーブリングを楽しんだのは2歳児たち。水面一杯に広がった絵の具の紋様を「わぁ~、すごい」と感激しているところから、それに覆いかぶせた紙で写し取る訳ですから、こどもたちからすれば「あらぁ~、不思議っ~」で「楽しいっ~」の瞬間だったことでしょう。
 
3歳児が取組んでいるのは段ボールに新聞紙をベタベタを貼り付けていき、最終的には張り子仕立ての「お猿さん」づくりに挑戦中です。めいめいが指に適度の糊をつけて貼り付けようとする新聞紙に塗り、それを(お猿となる)段ボールに丁寧に貼りつけていきます。中には、「これベタベタする」と弱音っぽいことをいいながらも、「ここに貼ろう!」とみんなが共通の目標である「お猿さん」づくりに精を出していました。完成までに少々、時間がかかりますが、出来上がりを乞うご期待下さい。
 
こちらは夏まつりの露店回りで活躍する、かわいい図柄の自慢のポーチを手にポーズをする年中児たち。海に浮かぶ船など夏らしい画がワンポイントとなっています。また、露店ではフルーツ飴を販売する予定なので「イチゴ味にしよう」や「いや、マスカットよぉ」と見た目も色鮮やかで美味しそうな飴が次から次へと完成していきました。
 
童謡「夕焼け小焼けで日が暮れて~♫」にあるように 年長児が壁画のテーマに選び、そこに自画像の自分たちを投影し作品として仕上げていきました。季節は暑さが日に日に影を潜め、涼やかさ、木々の色づきや日の短さから秋めいてくることから感傷的な思いに満たされてくる時季となります。そんなみんなの思いが一杯つまった壁画となっていますのでお楽しみいただけると幸いです。


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