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園便り

~いろいろな秋の形を満喫しています!~

2022年09月29日 ふるいちからの園便り

ここ最近、どこまでも青く透き通った空が広がり、故事「天高く馬肥ゆる秋」にあるような爽快で自然と心がウキウキと胸躍る気持ちにさせられる季節となりました。そんな爽やかさから、こどもたちは両手を一杯に広げ、深呼吸でオータムパワーを秘めた空気を全身に取り込み、公園を走り回ったり、色づいた木々の葉を鑑賞したり、木の実を拾ったりと季節の移ろいを感じいっているようです。そうはいっても、招かざる台風兄弟のお出ましもないとは言えませんので気候変化も踏まえ、元気に過ごしていけるようにしましょう!
 
今回はそんな秋の本格化が待ち遠しい時期の各月齢児の活動の様子をお伝えします。敬老ハガキ製作で一風変わったところで小松菜の野菜スタンプを好きな色を選び、ポンポンと押し、鮮やかな花を咲かせていきました。最後は、指スタンプの葉っぱで仕上げ、お花畑が完成させていた0&1歳児たち。それを使った「郵便屋ごっこ」ではご覧の郵便ポストに投函し、郵便配達員が集配した葉書を配るといった遊びで盛り上がっていました。どうぞ、こどもたちの純粋で真っすぐな気持ちがおじいちゃんやおばあちゃんに届きますように!
 
2歳児は夏とは違う様子を肌で感じているようで戸外での「秋探し」が第一優先のようです。最近は保育スタッフの「お外に行くよ~!」の誘いに、こどもたちは「やった~!」と大喜びでそそくさと身支度をするのも成長の証ですね。公園内の「緑道」づたいに自然探索をしていると・・・「あっちに○○があるよ!」や「虫がおった!」と次から次へと発見があり、お友だちに伝え合う姿が見られます。異年齢児と一緒に公園に出掛けるような時は面倒を見てもらう分、自分たちより月齢が下の子と関わる場合に自然と気づかったり、ケアする姿が見られるのも見逃せない成長だと思いますのでよく見守っていきたいと思います。
 
3歳児の公園での秋探しでは、肌感覚で感じ取った「空が青い!」や「風さん気持ちいいね」などの爽快感を言葉で表現できるようになっていて、さすがだなぁ~と感心させられます。園内の少し小高い場所に集合し、山登りにでも来たように「ヤッホ~」と大きな声で叫ぶのが恒例となっています。その後は、めいめいが好きな場所へ散らばり、落ち葉拾いや草むらをかき分けての虫探しに花々の鑑賞などで秋めく雰囲気を満喫しています。たまに、落ち葉で両目を覆うような仕草で「お化けだぞぉ~」とふざけたりするなど、微笑ましい光景が広がっています。
 
日中の残暑は相変わらずですが、和らいだ日差しの下、他の月齢児同様に4歳児も秋探しをしており、特に赤い木の実探しがブームのようです。ご覧のように、身をかがめて木の根元辺りを一所懸命に目を凝らし、探索活動をしています。制作ではジャバラ折りに挑戦中で、要領を得た子が保育スタッフさながらに「こうやって、こうやるんよぉ~」と教え合いながら協働作業が進んでいます。また、新聞紙でさつま芋を、ハート型に切り取った葉っぱをそれぞれ作ってお芋掘りの制作にも取組みました。出来上がった後、制作の苦労話を共有し合いながらもお互いの作品の良さを褒め合うことで達成感や満足感を得る機会となっていたので今後もこのような取組みをしていきたいと思います。

「敬老の日」を前に園を代表し、5歳児が日頃何かとお世話になっている農場のおじいちゃんに作品を届けに行きました。こどもたちは農場迄の道すがら「喜んでくれるかねぇ~?」と心配顔でしたが、おじいちゃんの「ありがとうねぇ~!」の笑顔にホッと一安心で胸を撫で下ろしていました。春先に植えた芋はグングン成長していて、おじいちゃんの計らいでお芋の蔓を観察させてもらうことができ、折角なので写生させてもらう場を設けていただきました。こどもたちは実物を目の前にし姿形や色合いを忠実に表現することが出来ていました。いよいよ実りの秋となりますので今月にはお芋掘りも実現しそうで、こどもたちもそれが待ち切れない様子でした。このお芋掘りの様子が後日、ご案内させていただきますので乞うご期待ください。


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