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園便り

~秋本番を満喫しちゃうぞぉ~

2022年10月14日 いつかいち(本園)からの園便り

今年も春先の早苗が厳しい夏を乗り越え、稲田は黄金に波打ち収穫の秋をまさに迎えようとしています。また、中には稲刈り後の稲の茎からは青々とした孫生え(ひこばえ)と呼ばれる稲が出ている田んぼも見受けられます。ただ、これがそのまま稲穂になることはさすがにないそうですが、自然の力はすごいと感心させられます。季節は日々移り変わっていく中、”目の上のたんこぶ”だったコロナも一段落し、行楽や文化などにはもってこいの秋本番となります。引き続き、体調管理をしながら清々しく心地よい季節を満喫していけるようにしましょう!


こちらは年長児の特権一の絵の具活動の様子です。この日は、秋の風物詩の一つの「キノコ」に焦点を当て、絵の具でお絵描きをしています。まずは、絵の具の使用に当たって、”絵の具の出し方”や”筆の片付け”のおさらいをし、めいめいキノコを頭に思い浮かべ、お気に入りの色で可愛らしいものや独創的な図柄のキノコをそれぞれが仕上げていきました。


描画の最中、絵の具の色にはない「紫色は?」や「水色も」と疑問が生じ、保育スタッフに尋ねて 「へぇ~、そうか(紫は)青と赤なんだぁ~」や「青と白」など色を混ざ合わせてお好みの色が準備できたところでそれぞれの作品に彩りを加えていっていました。


年長児の特権その二が鍵盤ハーモニカで、各自が進学する小学校で使用することを想定しています。だからでしょうか、こどもたちも大事に扱うように心がけているようです。現在、みんなが練習しているのが「ドレミの唄」で低音から高音のドの音を押さえる指を確認しながら、慎重かつ真剣に練習を重ねています。今ではみんなの音が揃ってきており、合奏らしくなってきているので今後がさらに楽しみなところです。


全体練習が一通りすむと、残りの時間は個々人が鍵盤ハーモニカを楽しむ時間としています。ある子は指で2音を交互に押さえ「これって救急車みたい?!」と音遊びの偶然の発見をしていたり、また別の子はどこでどう覚えたのか分かりませんが、したり顔で鍵盤の上をサッ~と滑らせるグリッサンド音を披露したりと鍵盤ハーモニカを楽しみ、馴染む姿が広がっています。


最後に、外遊び日和にめぐまれた公園での活動の様子をお伝えします。暑い夏から爽やかな風が吹き抜ける公園は秋への衣替えが進み、園内の銀杏も緑から黄色に色づいています。こどもたちは地面にある木の実や小枝などの自然の落とし物を持ち寄り早速、見立て遊びをし、公園遊びの定番の一つの砂場ではご覧のように創作活動が繰り広げられています。

男の子は素手で砂を掻き集め大きな、大きな山を作ろうと頑張っています。どこまで大きく作れるか挑戦中といったところです。また、どんぐりを拾い集めてお店屋ごっこのようなことをはじめて盛り上がっていますね。

 

公園内にある環境を上手く活用し、レンガの上を落ちないようにゆっくりと慎重に渡り歩いたり、ワイルドに木登りを楽しむ子がいたりと楽しみ方も十人十色です。このように何の変哲もない環境の中ですが、こどもの柔軟な発想で遊びが縦横無尽に広がっていくのは流石だなぁ~と感心させられます。こどもたちのそんな活動をよく見守り、安心安全に過ごしていけるようにし、楽しんでもらえるようにしていきたいと思います。


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