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園便り

~ノーベンバー・エトセトラ~

2022年12月01日 ふるいちからの園便り

先月は朝夕の肌寒さは多少、初冬らしさは感じられるものの日中は比較的温暖で本当に「冬?」と疑いたくなる感じでした。ところが、月替わりの師走の幕開けは冬将軍の存在感が一気に増し寒さ対策は万全にしていかないといけない展開となっています。巷で流行しつつある感染症を含めた対策を万全にし、楽しく元気に年末年始を迎えれるようにしましょう!
 
今夏の新型コロナ感染症第7波の行方が見通せない中、運動会開催有無の判断は正直なところ揺れ動きましたが、心配された感染症も収まり予定通りに開催できたことが何よりも嬉しく思います。まずは、その様子をお伝えします。何と言っても0&1歳児たちにとっては「はじめての運動会」、ましてや園とは似ても似つかない体育館で多くの保護者が前とあっては緊張しないで、というのは無理な相談。しかし、みんなは次第に落ち着きを取り戻し入場行進から朝のルーティンのディズニー体操を頑張っていました。

 
そして、いよいよ各種競技種目の「かけっこ」、親子競技「3びきのこぶた」やお遊戯「どうぶつでんしゃがやってきた」が進むにつれ、こどもたちも次第に会場雰囲気にも慣れて練習の成果を披露できていたので何よりと感じています。かけっこではゴールの親御さんを目指し、全速力(?)のダッシュを決め、トンネルやマットなどの障害物を無難にこなす中、途中で姿を現すオオカミに多少、ビビりながらも頑張っていました。お遊戯では余裕の笑顔で一人ひとりのパフォーマンスが見所となっていました。みんなの頑張りがよく表れていて流石だなぁ~と感心させられました。
 
こちらは昨年は涙の入場行進からお友だち同士手をつなぎ、元気よく入場行進でスタートを飾った2歳児たちです。かけっこでも名前を点呼されると手を挙げ大きな声で応え、「位置について、よ~い、ドン!」のスターティングポーズもしっかりと決め、元気よくゴールを目指す姿には惚れ惚れするばかりでした。
 
2歳児はフランス童謡「おおかみさん」の楽曲にのり、森の中に準備された(網くぐりなど)各種障害物を順調にクリアしていく中、途中に登場する邪魔もののオオカミも木陰に隠れてかわしながらゴールを目指しました。また、ウサギ、ペンギンやコアラに扮して動物に果物を届ける親子競技では力を合わせて頑張ってましたね。
 
3歳児ともなると「かけっこ」で名前を点呼されると(親御さんに向け)「ここだよぉ~」と手を振って応えるといった余裕綽々の姿が見られ、実際の競技でも練習した成果以上のものを披露する元気さと勢いでゴールを目指していたのが印象的でした。また、お遊戯「バナナなの?」もお猿さんになりきり、みんなは練習以上にノリノリの動きと笑顔のパフォーマンスで会場を魅了していました。みんな、よく頑張りました!
 
昭和世代の方々にはお馴染みの「Are you rady? Yeah~!」と威勢のいいテンポではじまるフィンガー5の「学園天国」の楽曲に合わせ、キラキラのポンポンでダイナミックな踊りを見せたのは年中&年長児たち。ノリだけではこなせない隊形移動や所々で静止するポイントがあり、完成形に持ち込むのには時間を有したのですが、みんなの頑張りがこの日に爆発する形となって披露できたのは何よりでした。
 
こちらはポケモンをモチーフとした体操教室で実践している鉄棒、平行棒やマット運動などを障害物に取り入れた競争でゴールにモンスターボールがあり、ゲットした時に喜びの(雄たけび&)お気に入りポーズを披露する流れとなっています。また、親子de借り物競争もいろいろと手の込んだお題ばかりで頭を悩ませつつも親子水入らずパワーで解決し、めでたくゴールしていました。
 
運動会の最後はこの日の為に公園でバトントスをスムーズにできるように練習を重ねてきたリレー。練習では赤組がダントツだったのが本番では番狂わせの白組で本番に強いところを見せつけた感じでした。最後は、各月齢の運動会での頑張りを表彰する証として「よく頑張ったで賞」のメダルが授与され、みんなは各人各様に喜びを表現していました。一つのことをみんなで力を合わせ最後までやり切るということはみんなの自信に繋がったことでしょうし、今後に生かされていくと信じています。当日はお忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました!

 
先々月のハロウィーン会でお世話になった近隣商店街の皆さんに年長児が代表してお礼回りにお伺いしました。さすがにハロウィーンの時と勝手が違い、「なんて言ったら、いいの?」と思案顔でしたが、「案ずるより産むが易し」の諺通りで行く先々で「よく来たねぇ~」と歓待を受け、自然と「ありがとうございました!」とお礼の言葉が口をついて出ていたのは何よりでした。みんなも園を代表した大役をこなすことができ、園に戻って来た時の安堵の表情が端的に物語っていました。
 
最後に10月の安佐南消防署の救急救命士による緊急時の対処講座に続き、11月は毎月実施している避難訓練の様子を消防士の方に見ていただく機会を設けました。日頃、みんなは真剣モードで取組んでくれていることもあり、今回も「お・は・し・も」のお約束を守り、スムーズに避難ができたので消防士の方から合格点をいただきました。これからもみんなが緊急時を意識して行動が出来るようにし、園として定着していけるようにしたいと思います。また、避難訓練時の消火班として消火器の使い方を改めて指導していただく機会もあり、今後に生かしていけるようにしたいと思います。


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