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園便り

~年末年始のいろいろ、楽しみました!~

2023年01月05日 いつかいち(本園)からの園便り

あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては健やかに佳き年をお迎えのことと存じます。いよいよ2023年、卯年(うさぎ)の幕開けとなりました。株式相場で「卯は跳ねる」から景気が上向きに跳ねる(回復)すると言われてきました。また、今年の「癸卯(みずのと)」は、去年までの様々なことに区切りがつき、次へと向かっていく、そこに成長や増殖といった明るい世界が広がっていく、との解釈がありますので目の前の不透明で不安要素が是非とも好転していくことを心より祈念し頑張っていきましょう!

今回は昨年末から保育始めまでの様子をお伝えしたいと思います。まずは、ここ最近の体操教室で取組みはじめ最初の内はお約束の「でき~ん」や「むずかしい~」と拒絶反応を示していた縄跳びでしたが、次第に要領とコツをつかみ、現在ではご覧のように楽しく遊ぶ姿が広がるようになってきました。


そう、最初の内こそ1回が限界だったのが、段々跳べる回数が増え、「見とってぇよぉ~」と跳ぶ回数が見る見る内に増えていくのには改めてこどもたちの順応性の高さに見とれてしまいます。また、大縄跳びでは縄跳び唄「郵便屋さん」で盛り上がりを見せるようになり、スリルと楽しさの両面が楽しめる縄跳びにはまりつつあるようです。何事も「習うより慣れろ」かもしれませんね?!この調子でいろんなことにチャレンジしていって欲しいと思います。


クリスマス後の年末押し迫まろうとする中、保育スタッフから「年末だから大掃除するよ!雑巾を持って来てねぇ~」とこどもたちに声掛けすると、みんなは意気込みたっぷりに「雑巾持って来たよ!」や「ピッカ、ピカにするけぇ~」と早、戦闘(?)モードとなっていました。こちらは自分の抽斗から着替え等、全部出してから内部を丹念に拭き掃除をしている様子。みんなの真剣モードには驚かされるあかりでした。


次に、みんなが日頃 集まりの会で使用している椅子の拭き掃除をするためにバケツの中にぞうきんを浸し、ご覧のように両手できっちりと絞り、椅子の背もたれ、座面や脚などを丁寧に拭き掃除をしていきました。そうこうしていると、ある子が真っ白だったぞうきんが見る見る内に黒ずんでいくのに気づき、「ギャァ~、何、これっ」と驚く場面がありました。みんなはそれだけ園の備品に愛着を持ち、綺麗にしてくれている証拠で感心させられました。


その後は、保育室の床掃除へと移っていくのですが、みんなは壁際に横一線に並び、ぞうきんに両手を当てて一斉に床拭きにチャレンジしていきました。ある子はバランスよく床掛けができたり、バランスを崩してよろける子がいたりと遊び感覚ですが、保育室を徐々に綺麗になっていくのが手に取るように見て取れて惚れ惚れするばかりでした。

最初の内は、こどもたちの床掃除は最初の内、”嬉し楽し”で進んでいましたが、次第に疲れも見え始めて床に大の字で寝る子も出たりと小休止を挟みながらも段々と床や壁などの目に触れる場所を綺麗にしていってくれました。みんなの献身的な手伝いで新年を新鮮な気持ちで迎えれるのはありがたいばかりです。みんなの頑張り、本当にありがとうね!


そして、年明けの保育始めには園恒例のお正月遊びが幕を切ってはじまりました。年少クラスのみんなは予め、この日の為にめいめいがタンポで絵の具をポンポンと色づけしたり、色紙の千切り飾りをしたりした紙皿にペットボトルのキャップをつけたコマを手づくりしておいたので早速、お正月遊びをはじめることができ、なかなかの回り具合に歓声を上げて楽しんでいました。

 

こちらは自分の手で目隠しをしながらおかめの顔を可愛らしく(?!)完成させていく福笑いの様子。出来上がった顔を見て、思わず「なに、これっ~」と失笑しても楽しそうでした。中には、目隠しなしにお気に入りの福笑いを完成させていく子もいたりと、それぞれがそれぞれの楽しいひとときを過ごせれたのは何よりでした。

 
年中クラスは2つの紙コップつなぎ合わせた、お手製のけん玉遊びに挑戦。これが結構、簡単なようで勢い余ってあらぬ方向に玉が浮遊するもんだから、思うように入れることが出来ません・・・次第に、ゆっくりと揺らすと比較的、入りやすいのが分かると楽しさも増し、笑顔で楽しめるようになっていました。

 
お手製の玩具以外にも、ダルマ落とし、コマ相撲、カルタに輪投げなど市販の木製おもちゃで日本古来へタイムスリップし、暫しの楽しい時間を過ごしていました。
 
特に、カルタ遊びで日頃、絵本と親しむ機会の多い子が「わたし、よむ」と読み手を買って出、スラスラと読み進むことができていたのには正直、驚かされることに・・・こどもの成長は本当に目が離せないことの証左であり、今後もよく見守っていくようにしたいと思います。

 
最後に年長クラスは牛乳パックとストローで竹とんぼを作ったのですが、「これ、どうするん?」と”ノー・アイディア?”の様子。保育スタッフが飛ばし方を伝授するのですが、ストローの回し方にコツが必要なので暫し、あ~でもない、こ~でもないと試行錯誤をしていました。その後、何度か試す中、ようやく飛ばし方が分かってくるとお互いに「こ~した方がいいよ」とか教え合い、楽しむ姿が広がっていきました。ここ最近はお正月といっても、こういった日本古来の伝承遊びをする機会が減ってきているように感じられるのでこどもたちにとっていい体験の場となれば幸いです。まだまだ寒い季節が続きますので体調管理をしながら元気に楽しく冬本場を乗り切っていくようにしましょう!


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