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園便り

~冬から春へと移ろうひととき~

2023年02月03日 ふるいちからの園便り

今月4日は立春、暦上は「春」です。また旧暦で今月は如月(きさらぎ)。その由来は諸説ありますが、厳しい寒さで重ね着する「衣更着」や草木が春に向け生き生きとする「生更木」だそう。季節の変わり目で野球やサッカーなどが本格的なシーズン到来に向け準備する時期ですので後者の解釈に則って体調管理をしながら活動的に過ごしていきましょう。
 
今年度も残すところ僅かとなってきましたが、日頃の各月児毎に様子をお伝えしたいと思います。まずは、0&1歳児の節分に向けた製作の様子です。5色の画用紙の中から「あか」や「みどり」と自分色を口にして選ぶ姿に成長を感じます。こどもたちは少し前までクレパスを握るのがやっとだったのが、自分の思いを画用紙に表現できるまでになっているのに感心させられました。
 
こちらは寒さにもめげず元気に2歳児の遊ぶ室外活動の様子。こどもたちは公園のあちらこちらで自然探索をし、気に入った木の実や枝を収集しお店屋さんごっこに夢中。今、密かなブームとなっているのがアイスクリーム屋さんのようで寒さの中ですが、「いらっしゃいませ~」や「はい、どうぞ!」と盛り上がりを見せています。
 
今冬は”大雪de積雪の日”が何日かあったのでご覧のように3歳児たちも雪だるまをつくってご機嫌の様子です。白く冷たい雪を手でかき集め、冷たくなった手をホッ~と息を吹きかけ温めたりしながらの雪工作は貴重な体験となりました。節分に向けては、みんながつくり上げた張り子のおサルを鬼に見立て、新聞紙豆で「鬼は外、福は内~!」と威勢よく予行演習も終え、いざ本番を待つばかりとなっています。

 
リトミック教室では、4歳児たちは餅に模したお手玉を頭のてっぺんに乗せ、餅つきの童謡で「今年もお米がたくさん収穫できますように!」と五穀豊穣を祈願するお祈りポーズでリズム遊びを楽しみました。どうぞ、みんなの祈りが天に届きますように!また、今月の壁画製作担当に当たっていたことからペンギンが雪の中で戯れる様子を表現しようとしています。それぞれが思いを込めて描き上げたペンギンを器用になった手先をフル活用して慎重に切り分け、園の壁画に可愛さとリアル感を添えることができていました。
 
こちらは5歳児が大根もちの素材の一つ、大根おろしをすることになったクッキング教室の様子です。みんなは大根を触り持ってみて、「大きいねぇ」や「重いねぇ~」と感想を言い、いざ調理スタッフの料理工程の説明を聞いた後に大根おろしがスタートとなりました。みんなは一人ひとり調理スタッフに後から手を添えられながら、大根をすりおろし器に当ててすり下ろしていきました。
 
そして、おやつの時間に大根もちが出されると、担当だった年長児は口々に「これ、さっきの大根だ!」や「ビタミン入ってるかな?」等、調理スタックから受けた栄養素もしっかりと頭に入ったようです。このような体験はなかなかなか普段することがないこともあり、不思議なことをした感じのようでしたが、おやつで出された大根もちをいつも以上に味わう機会になったのは何よりだったと感じています。はてさて、次回はどんな楽しいことや不思議なことが持ち受けているのかな?楽しみしておいてね、みんな!


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