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園便り

~「鬼は外っ~~」って頑張りました!~

2023年02月10日 いつかいち(分園)からの園便り

季節は暦の上では「春」ですが、三寒四温のペースで除々にこれから衣替えが進むようですので寒暖差に注意しながら身体を春仕様にしていくようにしましょう。4年目となった新型コロナ感染症の分類がこのゴールデンウィークあたりから引き下げが検討されるようですから「新しい生活様式」ではマスクの取扱いが今後、焦点となりそうです。これまでに蓄積された集団免疫がより過ごしやすい生活様式へと転換していけるようにしましょう。

 

まずは、今月のメインイベントの節分の様子をお伝えしたいと思います。これまでも制作技法を数々こなしてきた経験から2歳児は保育スタッフの説明を聞き、今回は鬼のお面づくりをタンポやマーカーで飾りつけを思い思いがしていき、お気に入りのお面を完成させていきました。

 

一方、1歳児は鬼のモジャモジャの髪の毛はマーブリング技法で表現して楽しみました。それがなかなか不思議な色合いに感心し、その出来映えにお互いに手ごたえを感じながらお面を仕上げていく姿が印象的でした。

 

みんなは自作のお面をつけて節分会本番がスタート。節分や豆まきの由来、邪気(鬼)を追い払うのに効果大のイワシの頭やひいらぎ等の話などのペープサートでお話を聞く機会を設けました。

 

豆まきの際のかけ声の「鬼は外」と「福は内」の鬼は悪者、福は善者だからみんなの心の中の「いじわる鬼」や「怒りん坊鬼」を追い出そうねぇ~と説明をしていると裏口をドンドンと叩く声がして・・・何ということでしょう、見るからに邪悪な赤鬼が乱入してきたではありませか、みんなは一気にパニック状態に陥り、涙ながらに後ずさりするばかりに・・・

 

そんな中において、ある子が勇気を振り絞って豆玉新聞を思いっきり「え~い、おにはそと!」と果敢に臨むと、それに感化されたように次から次に勇敢な子が参戦していきました。当初は、簡単にやっつけれると踏んでいた赤鬼は根負けしてついには金棒を床に置き、降参することになりました。

 

このように白旗を揚げることとなった赤鬼は小さいけど侮れない、みんなのパワーに屈することになり、驚かして申し訳ない気持ちの謝罪と仲良くしてほしい親睦の情を示すように握手をして回っていきました。また、みんなもそんな鬼の態度を受入れ、一緒に記念撮影をすることになりました。

 
話は変わりまして、最近の2歳児の数ある密かなブームで人気なのが「むっくりくまさん」という輪の中心にいるくまさん役の鬼に捕まらないようにする鬼ごっこなのですが、その様子を次にお伝えします。オネムのくまさんがある合図で起き上がり、鬼さんの回りの子たちを追いかけ回し、捕まえるというルール性の遊びがお気に入りのようです。

 
もう一つの人気な遊びは「椅子取りゲーム」です。ピアノの演奏中は元気よく円形に配置された椅子の回りをテンポよく回っていくのですが、演奏が中断されると近くの椅子に陣取るというもの。最初は要領が得ないところがありましたが、今ではゲーム内容を理解し、楽しむ様子なので何よりと感じています。「勝ち」と「負け」の世界で勝者は称賛され、敗者は辛酸をなめることになりますが、ゲームとして楽しめているので、ちょっとした社会勉強の機会になればと思っています。これからもこのようなルール性の遊びにどんどんチャレンジし、楽しめていければと思います。


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