採用情報

園便り

~今日は何するのぉ~、先生?~

2023年03月03日 いつかいち(分園)からの園便り

先月下旬の二十四節気・雨水で厳しい寒さが和らぎ雪から雨へと変わり、春へと季節が移り替わる時期に入りました。また、今月初旬は、その末候で「草木萌動(そうもくえばえいずる)」と言われ、冬を越した木々の芽もふくらみ始め、だんだん春めいてくる時期。白や桃色の梅をあちらこちらで目にするようになり、桜の蕾も大きく膨らんで次の出番を待ち構えています。春本番が待ち遠しい限りですね。季節の変り目ですから体調管理をし、元気に過ごしていけるようにしましょう。
 
今回はこどもたちにも音楽教室をはじめとした大人気の各種教室の様子をお伝えします。まずは、ピアノの音に合わせて身体を使った表現遊びをするリトミック教室からです。いつもの名前を呼ばれ、「ハァ~イ」とカスタネットでリズム打ちをして応える出欠点呼後、NHK幼児番組でお馴染みの「いないいないばぁ」の動きを取り入れて四分音符で膝をトントンたたいたり、二分音符でゆらゆらと体を揺らしたりと表現遊びをしていきます。また、卵型のマラカスの音遊びもあってこどもたちがワクワク、ドキドキの連続する内容となっています。
 
この教室では各季節の行事がテーマとして取り上げられ、今回は「お餅」でした。まずは、お餅の絵本でイメージを膨らませ、鏡餅のイメージで頭にお手玉を載せて音楽に合わせてそろりそろりとバランス遊びをして遊びました。
 
こちらはカワイ体操教室で乳幼児の基礎体力や運動能力の育成に取り組んできた先生と一緒に楽しみながらする体操教室の様子となります。年度初めや入園当初とは見違える程に成長した0&1歳の乳児たちが鉄棒のぶら下がりに挑戦したり、フラフープジャンプをしてバランス運動をして楽しんでいます。
 
2歳児はご覧のような丸形にした切り分けた、お手製のピンク、白、こげ茶色のジョイントマットを前に先生が指定した色のマット目指してジャンプして進むという遊び感覚を取り入れた運動に取り組んでいます。この運動が一通り終わると、みんなは手分けして色ごとにマットを集めるなど、進んで後片付けをしてくれます。

 
最初はこどもたちが思わず見上げないといけないくらい背が高く、目や髪の色も違うネイティブスピーカー先生の英語教室は最初は戸惑うばかりの様子でしたが、今ではすっかり打ち解けて先生とも阿吽の呼吸で受け応えできるようになってきました。ですから、レッスンで先生の絵本の読み聞かせともなると押すな押すなの大盛況となっています。

 

その後は、先生の肝いりの英単語を動作で表現していき、ボディランゲージで体得していく場面です。ウォーキング、ランやジャンプなど英単語と軽快な音楽をBGMにして動作を一緒にして英語を習得していきます。そんなこんなで英語漬けの時間はあっという間に過ぎ、先生と”see you!”とハンドタッチで次回の再会を期してお別れの挨拶を交わす姿も恒例となっています。

 

最後に、新型コロナ感染の関係でなかなか開催が難しかった音楽教室ですが、感染もようやく収まったことから本園のお兄ちゃん&お姉ちゃんと一緒にチューバ&ピアノの演奏会に参加しました。チューバ奏者の方がケースから楽器を取り出すと、楽器の大きさだけでなく、お腹をぞくぞくと震わすような重低音の響き、そしてピアノとの合奏の音色にウットリとトリプルな驚きで「楽しいね」や「さんぽ」など馴染みのある楽曲の生演奏で楽しむことができました。

 

音楽教室では演奏会+奏者の方のご厚意で楽器に触れさせてもらったり、どのようにして音を出すかなどを間近で体験させてもらう機会もあってこどもたちも目が離せない内容となっています。毎回、音楽講師でピアノ奏者の方が奏者仲間を連れ立って演奏してもらえることから今後は今までの3年間を取り戻すように開催機会を設け、音楽を楽しめていけたらいいなぁ~と思っています。


2017年以前の園便り

©2017 TIC inc.当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。