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園便り

~春本番はもうすぐそこ!~

2023年03月11日 いつかいち(本園)からの園便り

昔から一年の内、最初の3ヶ月は新年挨拶回りや年度末に向けた業務の多忙さから ”行く、1月”、”逃げる、2月”に”去る、3月”と言われてきました。諺の”光陰矢の如し”の中で今年の第1四半期もあっという間に過ぎ去ろうとしています。梅や河津桜などの花便りも聞かれる中、心が躍る春本番はもうすぐそこまで押し寄せてきています。暖かく色鮮やかな春の世界をこれから存分に楽しんいくようにしましょう!
 
今月3日、「ひな祭りって、どんな日?」や「どこから来たの?」などの素朴な疑問からスタートした「ひな祭り会」が開催されましたので、まずその様子をお伝えします。その回答は「女の子が健康で幸せでありますように・・・」にとお願いする、中国からきた伝統行事なんよと写真を交えて説明し、こどもたちからは「へぇ~、知らんかった!」と新たな発見に興味津々のようでした。

 
こどもたちには「花より団子」で”ひなあられ”や”ちらし寿司”の写真に興味を惹かれる場面がありましたが、その後に開かれた「ひなまつりクイズ大会」では保育スタッフの話をよく理解していたようで次々と正解を引き出していたのには感心させられました。
 
次に、各クラス毎にひな祭り製作の作品をみんなの前で発表する場を設けました。それぞれの作品で「ここの色塗りが難しかったんよぉ~」など苦心したところや自慢話などを披露し、みんなで共有し合えたのは良かったと思います。その後は、「ひな祭り会」で恒例となっている顔出しパネルで「ぼくも、私も」ひな人形に大変身大会で大盛り上がりの下、会は終了することできたのは何よりでした!

 
また、各行事でこどもたちのもう一つの楽しみがお昼の給食であり、3時のおやつとなっています。今回はちらし寿司といちごプリン&(おまけで)ひなあられが供され、みんなの心を魅了し、お腹を満腹へと導いていました。


これは、みんなが笑顔でお昼のちらし寿司を箸で器用につまんでパクパクとお口に運んだり、おやつのプリンをスプーンでスルっと運ぶ姿が物語っているのではないでしょうか?

 

次に、年中クラスが普段馴染み深い「じゃが芋コロッケ」ならぬ「さと芋コロッケ」づくりに挑戦したクッキング教室の様子をお伝えします。まず、調理スタッフが「さと芋、知ってる?」と尋ねると、みんなは「じゃが芋なら知ってるけど・・・」と答えるのが精一杯で素材としては未知なるもののようでした。ですから、泥付きの皮のままのものには目を白黒させるばかり、といった状況でした。

 
そんな前振りも終わり、「じゃが芋」を「さと芋」に変えた形でコロッケづくりに挑みました。予め蒸かしておいたさと芋をボールの中でしゃもじでつぶしていき、他の具材として炒めた玉ねぎやひき肉に、こどもたちの好物のチーズも加えて混ぜ混ぜしていき、コロッケのタネづくりを頑張りました。
 
今回のさと芋コロッケづくりでこどもたちにとっての最大の関門となったのがコロッケの成型でした。というのも、じゃが芋もよりもさと芋はねっとりとしていることから手にへばりつき、なかなか思うように成型することが難しいからでした。調理スタッフから都度、アドバイスをもらいながら何とかかんとか大判小判の形に成型し終えて調理スタッフに後を託すこととなりました。
 

そして、お待ちかね!給食の時間となって他のクラスのお友だちからも「おいし~い!!」と大満足の笑顔の花が広がっていきました。そんな様子を傍で見聞きしていた年中組のみんなは恐る恐る口に運び、実際に口に入れた「さと芋コロッケ」が「じゃが芋」とは違うトロトロの食感に「意外といけるじゃん!」と実感し、新発見の美味しい体験に大満足となっていました。さぁ~てと、次はどんなクッキング教室でのチャレンジが待ち受けているか、今から楽しみな限りです。乞う、ご期待下さい。

最後に、年長組が卒園旅行を兼ねて佐伯消防署見学、五日市中央公園でリクリエーションと造幣局の貨幣展示室見学と盛り沢山のひとときを過ごしにいきました。まずは、みんなは運賃100円を握りしめ、公共交通機関のバスに乗って移動というドキドキ、ワクワクの社会体験をしました。

まず佐伯消防署見学では署内に並ぶ消防関係車両の列に「わぁ~、かっこいい!」と感心し、目移りしながら車両見学をしました。放水ホースやそれを運ぶケースの重さを実感したりと俄か消防士体験は充実したものとなりました。
 
今回の見学の目玉は何と言っても「県内でに1台という津波・大規模水害対策車(水陸両用バギー)を初見山し、乗車体験ができたことでした。この車両は川や海で遭難中の方の救助に向かうことのできるもので大変貴重な消防車両を見学でき、嬉しそうでした。


朝方市バスで移動し、消防署でいろんな体験をしたこともあってお腹もゴロゴロとなりだしはじめたことから二号線を挟んだ向かい側の五日市中央公園で園からの仕出し弁当の到着したのを機に、みんなは遠足ですっかりお馴染みとなったタコさんウィンナー、唐揚げや卵焼きなど好物ラインアップのお弁当に舌鼓を打ち、午後からの活動に備えていました。

こちらの公園には普段、遊びに行く公園にある遊具以外にアスレチック遊具もあることから目新しさもあってお昼ご飯も食べた後の腹ごなしがてら園内のあちらこちらの遊具で遊び回りました。
 
このように室外で十二分に身体を動かした後は、広々とした図書館で暫し小休憩も兼ね、めいめいがお好みの絵本を探し出してゆったりと知的欲求を満たすことにしました。
 
実は、この場所は毎年、春の桜の季節に造幣局の真隣のロケーションであることから「桜のまわり道」に来ています。しかし、造幣局の肝心の業務のことを理解する機会がなかったことから折角なので貨幣展示室へ足を延ばすことにしました。そこにはいろんな珍しい種類の記念硬貨に感心させられたり、硬貨の重さが実感できる袋には思わず「重いっ~」と言いながら楽しむ姿が見られました。
 
こうして内容盛り沢山の卒園小旅行は幕を閉じていくのですが、みんなはお互いに笑顔で楽しかったことを回想するようにお話し合い、終始ニコニコ笑顔で園まで行きと変わらない、力強い足取りで戻ってきました。この小旅行は急遽、決まったことですが、保護者の皆さまにはご準備等で配慮していただきまして誠にありがとうございますした。


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