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園便り

~向暑、時々、ヒンヤリ・・・~

2023年05月24日 ふるいちからの園便り

暖かい春の陽気を心から歓迎するように草木の芽吹きや開花を表す「山笑う」から山々の木々は瑞々しい万緑に包まれた「山滴る」季節、夏へと移ろっています。ただ、それは肌寒い気候から急激な真夏日へと変化したりと乱高下する、かなり寒暖差のある気候となっています。ですから、身体の不調による免疫力低下から新型コロナに変わって季節外れのインフルエンザ感染が注目を集めるような事態となっています。また、話はずれますが、地震も各地で頻発していますので体調管理同様に気をつけていかないといけません。
  
今年のGWは最長9連休が可能だったようですが、新型コロナウィルス感染症の扱いがGW明けから変更になることを受けて今年は各地で長期休暇を満喫する様子が見られました。園では、連休明けの園児を「端午の節句」を踏まえた行事食でお昼は「こいのぼりオムレツ」が印象的で連休中の思い出話に花を咲かせながら、パクパクモリモリと食べ進めていました。
  
おやつはというと兜を忠実に再現したベーコンポテトパイに「わぁ~、すごい!」と目をパチクリさせるくらいの出来に感激しながらも美味しさには勝てず、ガブリと豪快に食べていました。
 
こちらは今春より本格的に再開した音楽教室の様子で、保育室のスペースの関係からきりん組から上の子で鑑賞しました。今回はいつものピアノの先生と大柄なメガネのお兄さんが演奏場所となっている2階保育室に登場したものの、みんなが楽しみにしていた楽器が見当たらないことから「えっ、忘れたの?」と思わずツッコミを入れようとしていました・・・先生から種明かしで「今日は男性では高いテノールの声域で歌を唄ってくれます」と声が楽器だと判明したのでした。時期的に当地でG7広島サミットが近々、開かれるといこともあってみんなに馴染み深い「さんぽ」以外にも平和がテーマの唄が保育室に心地よく響き渡っていました。また、身体全体を使ったドレミの唄も大盛りでした。
 
音楽教室は演奏会にもう一つプラスの「お話会」が楽しみとなっています。というのも、それは音響効果たっぷり話の展開も楽しい筋書きなので目が離せない内容となっています。今回は「まちぼうけ」というお話でどこまでもクリアな声域の歌声で語り掛けのような展開だったのでこどもたちもついつい聴き入っていました。今回も素敵な音楽のプレゼントを届けていただきましてありがとうございました。
 
こちらは先月は不安定で楽しむこともままならなかった「ひよこ組」&「りす組」の体操教室の様子。みんなはフィットした可愛い体操姿でまずは準備運動がてら少し先にいる先生のところまで小走りしてお目当てのぬいぐるみをゲットします。その後は、ご覧のような未知なる世界観たっぷりのトンネルくぐりでワクワクドキドキ感を味わったり、マット山に果敢(?)にチャレンジして楽しみながらの体力づくり体験を楽しむことができていました。
 
きりん組のみんなは清々しい季節で外遊びを「お手々、つないで~」よろしく上手に手つなぎをしてお散歩や公園遊びを楽しんでいます。爽やかな気候の外気浴で心もリフレッシュして行く先々で、みんなは自然のふれあいで植え込みのツツジの花々に目を奪われたり、身の回りの風景にも目を凝らし、ちょっとした発見が学びとなっているので今後は紫外線と高温多湿から脱水予防も万全にしながら戸外遊びをしていきたいと思います。

 
自我確立も進み、他者への意識から協調関係ができつつある「こあら組」は外遊びが大好き。保育スタッフの「外へ行くよ~」の掛け声を待ってましたとばかりに「やったぁ~」と大歓声が上がり、身支度もスピーディ。公園ではすべり台が人気の遊具ですが、最初の内 園の盛り土部分を上り下りしていたと思ったら、誰がし出したのか自然のスリル抜群のすべり台で満面笑みで楽しむ姿が広がっていました。また、園内の花壇で見つけた可憐な白色の花に興味津々で自然観察にも余念がない様子で何よりです。
 
園で植えるトマト苗の関係でプランターの土づくりが進み、ひつじ組のみんなが心待ちにしていたオクラの種まきもようやくできることになりました。一人ひとりが「オクラさん、大きくなってね!」と心を込め、土壌に穴を開けて種を撒き、水やりをしました。今後のお世話でオクラの発芽、成長や開花から実となる過程を経、収穫までの食農活動が体験できるのはいいことだと思います。頑張ってね!こちらは片栗に水を加え、捏ねていく内に段々と粉から粘土状態へと変化していく様を楽しむことができました。これからもいろんなことにチャレンジ心旺盛なみんなで頼もしい限りです。
 
最後に、いつもとは違う公園に行き、違う遊具に目を爛々と輝かせ、楽しむぞう組の様子です。こちらはパッと見はどうやって遊ぶのといった外観ですが、れっきとしたシーソーのようでみんなでバランスをとり、何とか「ぎっとんばっとん」と楽しめていました。また、以前は当然の権利のように「押してぇ~」といって楽しんでいたブランコは自身で足をユラ、ユ~ラさせて漕ぐことができるようになってきました。これからも非日常体験を重ね、近場の公園荒らし(?)で全園制覇ができればと勢き込んでいます。頑張ってね!


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