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園便り

~いろいろなサマーアクティビティ~

2024年08月09日 いつかいち(分園)からの園便り

今月7日は立秋で暦上は「秋」ですが、相変わらずのサウナ風呂状態の暑さストレスから体力維持も限界(?)といってもいい今日この頃。今年は年初の能登半島地震、先月の秋田や山形での豪雨災害に続いて昨夕の南海トラフ巨大地震を想定させる地震・・・それに加え、これだけ記録的な暑さなのに台風発生件数が例年に比べて少なく、不気味な展開に用心していく必要があるかもしれません・・・今週末からお盆休みに順次、入られるでしょうから、体調のみならず気象予報にも目を配りながら楽しい家族団らんをお過ごし下さいませ。

 

ネット社会となり、年賀状や暑中見舞いなどの書状の取扱件数は減少の一途で弾みがかかっているのが現状ですね。後世の子たちに手紙文化を継承する意味合いから日本郵便の「ぱすくまおたよりセット(葉書、切手、ポストや消印用スタンプなど)」の提供を受け、今年も実体験をしてもらうことにしました。

 

みんなにとっては「はじめてのおつかい」ならぬ、(家族への)「はじめてのおてがみ」で、しかも「よみかき」はこれからという段階なのでめいめいが思い思いにお絵描きすることにしました。紙芝居で葉書には切手が必要だと学んだので切手シールも頑張って貼っていました。

 

続いて、紙芝居で出来上がった葉書は郵便ポストに投函することも学んだので赤いポストを園内に目ざとく見つけ、一人ひとり順番に投函していきました。そこへ、郵便局員に扮した2歳児がみんなの大事な葉書収集に来てくれました。

 

これからは郵便局員の「はじめてのおしごと」体験となりますが、収集してきた葉書の切手に消印用スタンプでペッタン、ペッタンと押印していきました。そして、ここから郵便局員が配達カバンに葉書を手分けして収納して配達準備O.K.となってレッツゴーと配達に出かけていくことになりました。

  

郵便局員はあらかじめ葉書に記しされた動植物キャラクターと各人の引き出しのものとを見比べながら、同じものを探し当て各人の引き出しポストへと配達していきました。他の月齢児はおやつ後、使ったハンドタオルなどを引き出しからカバンへ片付ける際に自分宛に葉書が来ているのを発見して、しげしげと葉書を見て満面笑みとなっていました。

 

他の月齢児も自身の引き出しに届いた葉書を大事なものが届いた、といった印象でじっと見つめていたのが印象的でした。みんなにはこの一連の流れで少しは郵便のことが理解できたのではないかと思いますし、お手紙文化が継承できる気運になれば幸いです。

 

話は変わりまして、こどもたちは春先からプランターの土壌づくりに始まりトマトの苗植え、日々の水やりですくすくと大きくなっていく様子を目を細めて観察していきました。そして、ついにトマトが真っ赤に熟し、収穫の時を迎え給食のおかずの一品として提供されたことから「これっ!」と愛着の思いを抱きながら実食していました。みんなにとってかけがえのない、いい食農活動の体験となったのではないかと思います。

 

今までのままごとセットに強力な助っ人とも呼ぶべき、(やかん、フライパンや圧力鍋など)調理器具が加わり、遊びのバラエティが格段に広がり、楽しみが増えた感じです。今まで以上に料理ごっこ遊びにも熱が入った感じで楽しさ倍増のようで何よりと感じています。

 

最後に、このところ学生の皆さんが夏休みを利用した職場体験やボランティア活動が相次ぎ、中学生、高校生に専門学校生の方々にお越しいただき、こどもたちも大喜び。この日は2名の高校生のお姉ちゃん先生が水遊び、お昼ごはんやトイレなどはもちろんのこと、紙芝居の読み聞かせもしてくれて、こどもたちは楽しいひとときを過ごすことが出来ました。ありがとうございました!


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