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園便り

~夏から秋の予感が感じられるようになってきました~

2024年08月15日 いつかいち(本園)からの園便り

立秋後、日中の逃げ場のない蒸し暑さは相変わらずですが、このところ朝夕はどこからともなく聞こえてくる涼しげな虫の音と心なしか暑さも和らいだ感じがして季節が着実に移ろう感じがします。来週の23日からは「処暑」でより秋が感じられることでしょう。この季節の変わり目は夏の暑さ疲れが出やすい時期でもありますので引き続き、体調管理に努めていくようにしましょう。


暑い夏、保育園の遊びの定番は水遊びですが、その他にもスライム、色づけした氷や寒天などの感触遊びも人気です。今回はこどもたちが豪快に自分の手、足や体に絵の具をつけて感触を楽しむボディペィンティングをご紹介します。こちらは同時にこどもたちが夢中にキャンパスに向き合って色塗りをする色彩遊びも兼ねています。

ご覧のように、年少児のみんなは絵筆や自分の手の平を使い、キャンパスに思い思いに色を塗り重ねていき、混色の色の世界も感じながら楽しいひとときを過ごしていました。みんなで力を合わせた合作はなかなかの出来なのはもちろんですが、みんなの姿形もこの時季ならではの爽快感たっぷりな様子でいい体験ができたのが実感できるようです。

年中児はためらわずに自分の手の平や腕に絵の具を塗り塗りし、まずは模造紙のキャンパスに手の平スタンプをペッタン、ペッタンとおとなしめに楽しんでいましたが・・・その後は、自分たちの好きな色で背景を塗り塗り・・・

そうこうしている内に、キャンパスはあっという間にみんなの好きな色に染められていき、気づけばご覧のような合作が完成していました。キャンパスはもちろんのことですが、こどもたち自身の手や腕に色遊びができたのがいつもと違う非日常が体験ができたようでみんなのニコニコ笑顔がそれを物語っていました。


最後に、年長児たちは日頃、就学準備で絵の具遊びをしていることもあって色遊びはお手のもののようで小手調べの手の平ペッタンからスタートした後は夏の夜空を彩る花火をテーマに色遊びをしていきました。

こどもたちは夜空のイメージのぐんじょ色の画用紙に絵筆で繊細な花火だったり、手の平でパッ~と広がる大胆かつ豪快な花火を表現していき、夏の夜空一杯に広がる花火大会を表現していくことができたのは流石と言えます。各月齢とも日頃、出来ない色遊びに大満足の様子で「また、やりたい!」と口々に感想が出ていたことからいい思い出づくりができたのではないかと思います。


また、水遊びは月齢の小グループ毎に順次、お着替えをして裏側の水遊びスポットに場所を移す関係から順番が回って来る迄は定期的な交流のある老人施設からいただいたペットボトルのボーリングセットで遊び、時間調整をします。また、ハサミの練習がてら画用紙を細長く切ったりしてポテトフライや紙幣づくりをして楽しんでいます。もちろん、その後のみんなのごっこ遊びで重宝がられるグッズの一つとなっています。


こちらは寒天遊びで盛り上がった様子となります。寒天独特のひんやりとしたプルプルとした感触が何とも言えず、みんなは思わず「気持ち、いいっ!」とご満悦の様子でした。

その後は、型抜き器でいろんな形を作ったり、色んな色のものを組み合わせたりの遊びも好評で楽しいひとときを過ごすことができていたのは何よりでした。


最後に、暑い夏は大人もこどもも食欲減退期となりがちですが、そんな時こそ香辛料のカレーと旬な夏野菜の具材の取り合わせたカレーで元気パワーをチャージしようとクッキング教室で夏野菜カレーづくりに挑戦しました。夏野菜としての黄色のかぼちゃ、紫色のナス、真っ赤なパブリカや緑色のオクラを準備しました。

今回は玉ねぎの皮むきをしたり、クッキングの目玉は具材を調理スタッフに手を添えてもらいながら実際にまな板の上でトントンと包丁で切り分けていくこと。具材ごとに切り分ける感触が違うのもいい体験となったようなので良かったと思います。

今回は夏野菜を煮込むことなく、油で素揚げしてトッピングとしてのせたカレーとして提供したのですが、普段あまり食が進みにくカボチャやナスがいつもとは違う食感が心地よかったのか、みんなには好評だったのは何よりでした。お陰で、みんなは「カレー効果」でうだるような外気を吹き飛ばす元気を得たようです。これから夏場の蓄積疲労から体調不調となりやすいことから引き続き、熱中症予防も含めた体調管理をしていき季節の移ろいを楽しめるようにしていきたいと思います。


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