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園便り

~秋本番はまだ先のよう・・・~

2024年09月07日 いつかいち(本園)からの園便り

この夏も昨夏同様、日中はもちろんのこと朝晩も蒸し暑さ地獄から抜け出せない日々で大変でした。そして、今日から22日くらいまでを夜の気温がぐっと下がり、冷やされた空気中の水蒸気が水滴となって草花につく様子から二十四節気の「白露」なのですが・・・朝夕は幾分、過ごしやすくなったとは言え、日中はまだまだ油断できない暑さなので外遊びも注意しながら実施しているのが現状です。いずれにしても、気温変動のある季節の変わり目は体調管理をしながら元気に自然の移り変わりを楽しんでいくようにしましょう!

今回は前稿のボディペィンティングの続編ですが、夏ならではの感触遊びとしてスライムと小麦粉粘土遊びをした様子をお伝えします。まずは、洗濯糊、ホウ砂と色付け用の食紅を洗面器にそれぞれ入れたところへ割りばしで混ぜ混ぜしていく内にサラッとした液状のものがだんだんととろみがついていくのですが、みんなはその変化に「へぇ~」と不思議がっていました。

そして、みんなは出来上がったスライムの小分け分を触ってみて「冷たいっ~」や「うひゃ~、こんなに伸びるんだぁ~」と驚きと感嘆の声をあげながら、めいめい新種の粘土よろしく楽しむ光景が広がっていたので何よりでした。

こちらは色鮮やかな3色粘土遊びの様子となります。こちらはスライムと違った感触と重量感があり、遊び方も日常にありふれた、コロコロと丸めながらのお団子や変わったところでは蛇づくりをしたりして楽しんでいました


中には、キッチンペーパーの芯を綿棒代わりにコロコロとして粘土を薄く広げた状態にしたりと、想像の世界は止めなく広がってスライムとは一味も二味も違う創作活動に没頭していて良かったと思います。


今月の「敬老の日」に向けた製作の様子をご紹介します。まず、年長児は菓子缶に水を張り、何色かの油性の絵の具を落とし水面に広がる、その模様、形や色の混じり方が画用紙で転写するマーブリングをしました。これ、ちょっとしたアート気分に浸り、こどもたちもその出来映えを不思議がったり、楽しんで取り組んでいました。これがどのようなに作品になるかは乞うご期待といったところです。

 
次に、年中児はおじいちゃんやおばあちゃんの似顔絵をクレヨンと絵の具を使い、はじき絵手法で頑張って取り組みました。一人ひとりが「口でしょ、目でしょう」や「髪はねぇ~」と一つひとつ確認しながらクレヨンで描きあげて最後の背景は絵の具ではみ出さないように慎重に丁寧に塗り、心のこもった似顔を完成させていました。


一方、年少児は普段、ハサミでチョキチョキと紙切り練習を重ねてきたことから今回は色紙をハサミで細かく切ってコスモスづくりに挑戦しました。細かい手の動きに加え、切る加減の調整も必要なことから結構、大変な作業のはずだったですが、みんな難なくこなしていたのが印象的でした。

 
最後に、園生活のほんの一部を切り取った形でご紹介します。みんなは朝、お父さんやお母さんに連れられて登園した後、取り組むのがリュックの(ハンドタオル、連絡帳や食具の入った巾着など)持参品を整理するところから園の一日がスタート。その後、みんなの登園が落ち着く午前9時にはおもちゃを片付け、ご覧のような朝のディズニー体操をして身体を目覚めさせて園の本格的なカリキュラムがはじまることとなります。
 
それから朝の会、(外遊びや課外レッスンなど)一日の活動を終え、おなかの具合もグゥ~、グゥ~となってくる頃、みんなのお楽しみの給食がはじまります。一人ひとりの発達状況に応じ、箸だったりフォークなどの食具を使用して好き嫌いなくバランスよく、「ばっかし食べ」から「三角食べ」でより豊かな味覚形成に取り組んで食べれるように頑張っています。食後、歯みがき後はお昼寝前の暫しの自由遊びで時間調整をした上で午前中の疲労回復のためのお昼寝がはじまることになります。このような形で暑い夏から涼しい秋を楽しめるように頑張っていきたいと思います。


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