昨年同様、今年も猛暑が当たり前の厳しい夏となり、その残暑が彼岸入り後も続きましたね･･･そんな中、秋の気配がようやく感じられるようになって何よりと感じる今日この頃。ひところの米騒動は新米が出回って落ち着きつつあるものの、その出来具合から人間以外の動植物も記録的な暑さに四苦八苦なんだなぁ～と感じ入ってしまいます。これから涼しい秋は秋バテ症状が心配なので「食」・「遊」・「休」のバランスを取って体調管理に努めていきましょう。

　
まず感染症の影響が薄れ、年長児が「敬老の日」に合わせて実施された老人施設での敬老会に世代間交流として参加した様子をお伝えします。みんなは施設が少し離れているので車高の高いバスでの見晴らしのいい小旅行気分に浸り、一人ひとりがバス代を払う社会体験のおまけつきでワクワク、ドキドキ体験を満喫して目的地に到着しました。

こちらは通所と介護施設が併設されていることから園児が２グループに分かれ、笑顔で歓待してくれるおじいちゃんやおばあちゃんを前にして自己紹介をモジモジ気味ながらも立派にこなしていました。

みんなは自己紹介後、十八番の朝のディズニー体操や運動会などで披露したことがあるエビカニクスのダンスを披露する頃になると、緊張感もほぐれて笑顔一杯、エネルギッシュに体操やダンスを披露し、おじいちゃんやおばあちゃんも「かわいいねぇ～」と目を細めて拍手で応援してくれました。

最後に、みんなの笑顔一杯の記念品をおじいちゃんやおばあちゃんに感謝を込めてプレゼントする場となり大変喜ばれ、みんなにも施設から特別な贈り物を頂戴してお礼を言って受け取りました。その後は、みんなでおじいちゃんやおばあちゃんと懇談して過ごしました。このようなふれあいが日頃、出来るようで出来ない体験なので双方にとって貴重だったと思います。おじいちゃんとおばあちゃん、いつもありがとうございます。

次に、ようやく秋めいてきた気候の中、こどもたちが思いっきり身体を動かして遊べるようになってきたのは喜ばしいことです。この日はアスレチック的な遊具がくっついた滑り台などがある公園なので思う存分、滑ったり、雲梯トンネルを横断したりなどで楽しみました。

普段、よく遊ぶ園にはない心奪われる遊具を前にめいめいがお気に入りの遊具へまっしぐら、アミューズメントに首ったけ状態でした。こちらは園から少し距離があるので頻繁に行けませんが、こどもたちの非日常体験で楽しんでもらえるように新規開拓は今後も進んでいくことになると思います。今後も楽しみにしてね！

そして、今回担当の年少児が今が旬の「梨」を使ったデザートづくりに取り組んだクッキング教室の様子をお伝えします。みんなには馴染みのあるリンゴに比し、そうではない梨を前にキョロキョロ、遠目で観察後は実際に手で触ってみたり、匂いをかいだりと確認するところからスタート。

その後は、あらかじめミキサーにかけた梨とゼラチンを混ぜた梨ゼリーの元が入ったボウルが登場し、みんなはじゅんばんこにお玉で適量をすくいあげてカップにこぼさないよう慎重に入れ分けていきました。

そして、今回のクッキングの目玉は各自がカップの中に収まったゼリーにキュウイ、ミカンにホイップクリームを思い思いにスプーンで飾りつけることでした。みんなは自分の飾りつけに満更でもない様子で、いざ実食となったのですが･･･こどもたちの中には（お口の中に広がる）梨特有のシャリシャリ感が苦手だったようでトッピングだけ食べておしまい、と肝心のゼリー実食は次回にお預け状態でした。これもまたいい体験と受け止め、今後も旬の食材にチャレンジできればと思います。

最後に、年中児のリトミック教室の様子をお伝えします。最初に、先生が手を入れてコミカルに操るぬいぐるみの熊さんに元気にご挨拶するところからスタートします。その後は、みんなはピアノのリズムに合わせて元気一杯にかけっこしたり、手を挙げたり、寝っ転がったりとリトミック遊びを楽しんでいました。

今回は「秋」がテーマ。涼やかなそよ風の中、トンボ、お花やお月見うさぎをご覧のようなカラフルなスカーフでめいめいが表現して楽しみました。みんなはゆっくり上下に動かしたり、丸めたり、頭にかけたりしてスカーフ１枚で様々なものを工夫しながら表現遊びを満喫していました。一方、年長児は言葉のリズム遊びが加わり、「もも」「ドーナツ」や「ヨーグルト」など言葉のリズムに合わせて手拍子するリズム遊びも好評でした。これから何をするにも適した、いい季節ですので戸外や室中で工夫しながら「秋本番」を満喫していきたいと思います。