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園便り

〜ベリーショートな秋を満喫しましょう!〜

2024年10月21日 ふるいちからの園便り

このところ町のあちらこちらで見かける秋祭りの幟に収穫に感謝すると共に秋本番を実感する時季のはずなのですが・・・目が離せないアップダウンの激しい気候に翻弄されて体調を崩しやすくなっていますので「遊」「食」と「寝」のバランスをとり元気に過ごしていけるようにしましょう。

前稿の「いつかいち」でもお伝えしましたが、ちびっこの森保育園合同の卒園遠足の様子を「ふるいち」側からお伝えします。みんなはアストラムラインとバスを乗り継いで広島マリーナホップを目指しました。出発前に公共交通機関内は他の利用者の迷惑にならないよう静かに過ごすという約束が守って現地に着き 無事、いつかいちのお友だちと合流することができました。こどもたちにとっての公共交通機関の小旅行はいい社会体験となったことでしょう。

最初はお互いにモジモジと緊張を隠せない状況でしたが、ライトアップされた水族館の神秘的な雰囲気とお魚の華麗な舞いがお互いの距離を一気に縮めてくれ、「あの魚、きれい」や「向こうのはなに?」と自然と交流が進んでいったのには流石、「こどもの世界」と感心させられました。こうして意気投合したみんなを待っていたのは卵焼きやハンバーグの好物盛り盛りのお弁当で心も身体も癒され、暫しの交流後に再開を期してそれぞれの帰路につきました。

日中、肌を刺す勢いから秋の柔らかな日差しへと変わってきたことから0歳児にもようやく本格的な外遊びが出来るようになってきました。ほんの少し前まで歩くのもままならない感じだったのも今は昔で戸外遊びでは靴を履き、伝え歩きで地面の落ち葉を踏みしめたり、視界に入ったものを「あっ!」と思わず指さす好奇心旺盛なところが見られます。このような外遊びで自然とふれあい、季節を感じてもらえると何よりです。
 
1歳児は自我が芽生え、今までの一人遊びからお互いを意識しながらの遊びへと変わりつつあり、関わり合いも手探りながも遊具の貸し借りが徐々にはじまろうとしています。とはいえ、自分を通そうとするばかりにぶつかることも少なくないのでよく見守っていきたいと思います。外遊びでは坂道上りもへっちゃらな様子になり、公園では木の枝や石を拾い、自然の遊具を工夫しながら遊ぶ姿が見られるのでどっぷりと自然を満喫してほしいと思います。

一方、2歳児クラスでは来春の幼児クラス進級を念頭に取り組んでいることが「うがい」と「(午睡用の)敷布と掛布の畳み」に挑戦しています。みんなにとって歯みがきや外出先から帰った後のうがいは簡単にできるようでコツがいるので至難の業の一つでしたが・・・先生のやる様子などを見本に次第に「ガラガラペッ」と文字通りにできるようになってきました。敷布などは「半分~パッたん」を合言葉に布の端と端を合わせて畳む練習中です。こちらも何度か挑戦していく内にコツを覚え、出来た時のドヤ顔が何とも言えない光景となっています。

畑のおじいちゃんからお芋掘りのお誘いを受け、3歳児が代表で喜び勇んでお伺いしました。ただ、記録的な暑さの夏を経、収穫の秋のはずですが・・・人間にとって過酷な暑さは動植物も同様でやせ細った状態のお芋を目の当りに、みんな
はそのことを垣間見ることになりました。そんな中でも、みんなはおじいちゃんにお芋のお世話をしてくれてありがとうと感謝することを忘れずにし、お芋の蔓を触らせてもらったり、畑の中で元気に育ったシソの葉に触らせてもらったりと土の香りを存分に体験経験させてもらいました。おじいちゃん、いつもありがとうございます。
  
4歳児は暑さがやっと一段落し、今まで控え気味だった外遊びを挽回すべく戸外遊びでは公園や神社などの遊び場まわりにいそしんでいます。みんなの目下の遊びのブームは「氷鬼」遊びです。鬼役と子役に分かれて勝敗を競う遊びですが、ルールを守り楽しむ光景が広がっています。また、運動会の練習がてらかけっこも人気ですが、2人1組というよりはみんなが横一線にならんで一斉に「よ~い、ドン!」と駆け抜け、お互いの一体感を感じているようなのが何よりと感じています。

最後は4&5歳児合同のリトミック教室の様子です。こどもたちにとっても今や馴染みの深い教室の一つとなっていて、リズム遊び大好きな子も多いことから前回のリズム遊び内容を克明にインプットしていて「先生が一言えば十分かる」の素振りで実践することができるので先生も大変感心してくれていました。これから天候が良くなっていくと思いますので室内外で心と体のバランスの取れた発達ができるようによく見守っていきたいと思います。


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