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園便り

~冬の幕開けは普通?それとも・・・~

2024年11月08日 いつかいち(本園)からの園便り

今年8月の「立秋」から早3ヶ月、待てど暮らせど本来の秋らしい気候には巡り合うことなく今月7日の「立冬」を迎えました。実りの秋、秋刀魚(さんま)は代表的な旬の食材で昨秋とは違い豊漁だそうです。しかし、実際 店頭にはやせ細った姿ばかりで素直に喜べない気がします。これからは四季というより、夏と冬の二季が当たり前となり、その気候とうまく付き合っていかないといけないということを暗示しているかのようです。頑張らなくちゃ~ですね!


まずは、園の近くの地主の方のご厚意でお借りし、栽培してきたさつま芋掘りの様子をお伝えします。こどもたちはトマトに次ぎ、さつま芋収穫の日を待ちに待っていたので前日から園内は上を下への大騒ぎ状態から当日は「頑張るぞぉ~!」のエール一発、意気軒高に畑目指して出発となりました。

お芋掘りは各月齢を5~6人のチーム編成、2人ずつ順番に畑の畝からポコッと頭が見えるさつま芋の周りの土をかき分け、お芋を掘り当てるという土あそびも兼ねたもの。


芋づる方式で一気に採れれば、楽なのでそれに越したことはないのですが、現実はそう甘くなく、こどもたちも土あそびを楽しんでいるようでしたので何よりでした。


年長児はお芋掘りを終え、園では持ち帰ったお芋の蔓取りという、もう一つの自然とのふれあい遊びが待ち受けていました。子の蔓はJAなどでも時折、目にしますが、淡泊な味わいとシャキシャキ食感からきんぴらの食材として食するのが今やお芋掘りの時の楽しみの一つとなっています。


今夏は昨年以上の酷暑に加え夏場の降雨不足でお芋の不作が心配されましたが、パッと見は青々とした葉をたたえ、元気に育っている第一印象・・・しかし、土の中は正反対でお芋に成長しきれず、やせ細ったものが多いのが実情でした。ただ、みんながこうして畑の土に触れ、お芋の収穫ができたのは大変貴重な体験ですし、収穫したお芋を大学芋や(蔓の)きんぴら風炒め物でいただけたり、蔓でクリスマスリースづくりができたのは何よりと言えます。この場をお借りし、食農活動の場を提供していただいた地主の方に心よりお礼申し上げます。


次に、先月のメインイベントのハロウィン会の様子です。みんなはかぼちゃ、お化けや魔法使いの衣装選択をし、めいめいがハサミでチョキチョキ、パーツ貼り等で衣装完成し、後は当日を待つばかり。


当日に向け、ハロウィーンにまつわる絵本の読み聞かせに楽曲「ハロウィンは大騒ぎ」に合わせて踊ったりしてテンションは日々、上げ上げ状態となっていました。


ハロウィーン会ではお芋掘り同様に、あらかじめ訪問先とお散歩コースを決めた上でそれぞれが好みの衣装に身を固めて、いざお菓子大ゲット作戦を展開していきました。当然、”trick or treat”もパーフェクトに覚えて各訪問先を目指しました。


こどもたちもそうですが、近隣商店街の皆さんもご理解とご協力をしてきていただいているので本会の展開も慣れたもので歓待の応対をしていただき、大満足の仮装行列大会となっていました。


凛々しい制服姿の警察官を前に緊張しながらも、こどもたちはお目当てのお菓子を差し出されるとにこやかな笑顔で受け取っていました。ハロウィーン会では月末のお忙しい中、近隣の商店の皆さまには本会へのご理解と親切な対応を賜りまして誠にありがたく心より感謝申し上げます。


最後になりますが、いよいよ開催時期が間近となった運動会の練習風景をお伝えします。今回、運動会参加が初めてとなる年少児は公園でかけっこの練習に余念がなく、「位置について」でスタートラインに横一線に並び、「よ~い、どん」で勢いよくゴール目指してまっしぐらに走る姿は惚れ惚れしたものが感じさせてくれます。


こちらは年中児のお遊戯の練習風景です。今回選定した楽曲に合わせ、ノリよくポンポンを動かして振り付け覚えもよく頑張っています。運動会本番に向け、さらに隊形移動をそつなくこなして、みんながニコニコ笑顔で楽しくダンスが出来るように頑張っているのを頼もしく感じます。


一方、年長児は障害物競争が見せ場で最初の難関のネットくぐりは苦戦しているのが玉に瑕ですが、体操教室でも大いに気勢を上げている鉄棒、マットに縄跳びでこちらを普段通りにやれれば大きな見せ場となることは間違いありません。みんながいつも以上に気を入れて頑張っているのはこれが最後の運動会ということもそれとなく意識している証左かもしれません。どうぞ頑張っている姿が披露できますように!


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