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園便り

~これから本格的な寒さが襲来する?!~

2024年12月06日 ふるいちからの園便り

今年もラスト月の師走に入り、「今年の〇〇」がぞくぞくと発表され年末の雰囲気がにわかに漂い始めた感がありますが、皆さんの「一推し」はなんでしょうか?一方、天候は昨年以上の暑さが秋も居座り、この時季になって山々では早回しの紅葉がようやく始まったようです。今週末からスタートする急な寒気は心身に堪え、乾燥する気候も相まって季節的な感染症にかかりやすくなります。これからは流行期にあるインフルエンザやマイコプラズマに加え、(現状は鳴りを潜めた感じでデジャブ―となるかもしれない?)新型コロナウイルスの感染ともなるとトリプルデミックとなるので体調管理に気をつけていくようにしましょう!
 
まずは、満を持して先週土曜に開催しました運動会の様子からお伝えします。保護者と体育館の入口で送り出されるといつもとは違う雰囲気を感じ取って暫し、不安な様子の0歳児でしたが・・・運動会がはじまると意外と落ち着きを見せ、(よちよちやハイハイで)かけっこや障害物競争のお山もクリアしていけたのには改めて着実な成長ぶりに感動しました。多くの保護者の前でも親子ふれあい遊びでは微笑ましい光景が広がり、ほのぼの気分にさせられたのではないでしょうか?
 
0歳児同様、暫し不安な面持ちでスタートした1歳児も練習を重ねてきたかけっこでは自慢のはしりっぷりを披露したり、かわいいお面を被って臨んだ障害物競争では難関越え毎にお気に入りの絵本「だるまさんが」のポーズでにこやかな雰囲気を醸しだしてくれていました。親子ふれあい遊びも家族水入らずの様子で何よりでした。
 
「運動会はいつ?」と指折り数えるように心待ちにしていた2歳児でしたが、多くの保護者や雰囲気の違う場所にさすがに戸惑う場面があり心配したのも束の間・・・いざ、運動会がはじまるとかけっこ、障害物競争にお遊戯にと一人ひとりが存分に練習の成果を見せてくれて感心させられました。特に、障害物競争では跳び箱越えも俊敏な動きでひとっ飛びし、一番の見せ場では台詞「メロンパン一つ下さいな!」もきちんと言え、最後の難関もクリアしていく様は惚れ惚れとさせられました。
 
本番前に「運動会、がんばる!」や「泣かんよぉ」と当日を思い浮かべ、逸る気持ちが前面に出る場面があり心配されたのですが・・・みんなが歩調を合わせ行進するのにあれだけ苦労していたのが嘘のように当日は元気よく整然と行進できていたのには吃驚です。かけっこや体操教室で取組み中の鉄棒の足抜き回りでも練習以上のものが披露でき、ダンス大好きなみんなは楽曲「ポップコーン」に合わせてニコニコ笑顔でダンスが出来ていたのも二重丸の出来で何よりでした。
 
運動会を数度経験してくると他の月齢児のようなところは微塵も感じられず、むしろ堂々とした雰囲気で入場行進、体操に続いてかけっこや障害物競争へと各種競技で存分に実力発揮するところが素晴らしかったです。特に、4歳児が心を一つにしてパラバルーンを手に持ち回ったり、持ち上げたり下げたりしながら表現していくことが求められるのですが、本番ではみんなの息の合ったところが存分に披露でき、パラバルーンの素晴らしい表現が形となっていて感動ものでした。
 
年長児は園のリーダー格の風格すら感じられる堂々とした入場行進にはじまり、準備体操では当番の二人が率先する形でみんなを誘導していたのが印象的でした。その後、かけっこ、障害物競争にお遊戯ではニコニコ笑顔と元気一杯さが前面に出ていた良かったです。特に、みんなが持ち場持ち場で共同で行う組体操ではキビキビとした動きとコンピの相手と息を合わせ、見事な演技を完成させていて見応え十分な出来となっていたのが印象的でしたね。

 
最後になりますが、寒さが本格化するこれからの季節に恋しくなるのが冷えた身体を芯から温めてくれる鍋料理ですが、今回はそれに類似する山形の郷土料理の芋煮に年中児が挑戦しました。みんなは代表的な具材として里芋、こんにゃく、きのこに白菜が準備され、幼児だけでなく乳児も食べれるようにと大きさにも配慮しながらこんにゃく、白菜やきのこなど担当の具材を丁寧に千切っていく下準備をしました。

 
みんなはこの季節ならではの旬な具材に加え、こんにゃくなどを実際に手にして感触や匂いなども確認しながらの作業は貴重な体験となったようです。給食タイムには秋の旬のたっぷりの食材からしみ出した出汁も加わった芋煮に今回、クッキング担当の年中児だけでなくみんなは「美味しい!」と舌鼓を打ち、美味しいランチタイムとなっていました。次回は何に挑戦するか、今から楽しみな限りです。乞う、ご期待下さい。


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