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園便り

~いよいよ今年度も大詰めでSpring has come!~

2025年03月20日 いつかいち(本園)からの園便り

今年度もいよいよ残りわずか、この一年を振り返ると一人ひとり自分のペースで心身共に大きく元気にたくましく成長した姿に、嬉しさを感じる今日この頃。今回は先日開催したひな祭り会の他、毎月園で取り組んでいる各月児の書道教室、毛筆遊びに戸外遊びの様子をご紹介させていただきます。

まずはじめに、3月3日に開催したひな祭りの会の様子からとなります。こちらはご存知の通り、「桃の節句」とも呼ばれる「女の子」の健やかな成長を願う行事です。会ではみんなはペープサート「うれしいひなまつり」を鑑賞したり、ひな祭りにちなんだ唄を歌って和気藹々の雰囲気の中、楽しいひとときを過ごしました。

また、この日に向けてクラスごとに作ったひな人形製作を披露する場を設けたのですが、みんなはあたたかみがあって素敵な作品にそれぞれが感じ入っていました。特に、顔の描き方など表現の仕方が豊かになり、一人ひとりの作品が個性的で可愛らしく仕上がっていたのが印象的でした。その日、お家に持ち帰り「家に飾ったよ!」と教えてくれた園児がいて、お家でも楽しんでくれた様子が想像できるようで何よりでした。

最後に、本会恒例行事となっています、二人一組になって顔出しパネルを使った記念写真を撮りました📷暫しのお内裏様とお雛様気分はその表情からさぞかし嬉しかった様子が窺い知れて、こちらもほのぼのとなり良かったなと感じています。また、行事食には錦糸たまご、ニンジンや絹さやなどの彩り鮮やかな具材を散りばめたちらし寿司におやつにはみんながお待ちかねのひなあられの登場に「見て~!」や「美味しい!」と喜々とした声が飛び交って身も心も満たされた会となっていました。

次に、保育士で書道段位保持者の指導の下、取組中の毛筆遊びの様子をご紹介します。こちらは筆を使い、手慣らし段階では線や曲線を、慣れたきたところでひらがなを書く等、段階を踏んできました。まずは、用具の使い方や今月取り組む内容など保育スタッフから説明を聞き、活動に入ります。今回は、「はらい」の練習とひな祭りの時期ということで「もも」の字を書くことにしました。。

まずは保育スタッフに手を添えてもらって書いていき、筆への力加減によって線の太さが変わることを実感し、さらにはらう時の筆の運び方や力を抜くタイミングなどの学びも加わって書くことができました。とはいえ、みんなにとっては初心者マークのレベルですから思ったようにはなかなか書くことが出来ず、悪戦苦闘続き・・・そんな中でしたが、みんなは次第に筆が手に馴染んできたようで納得できる作品に一歩でも近づけようと「もう1枚書きたい!」や納得の出来に「一人で書けた!」と達成感のにじみ出た表情に感心させられています。

一方、年長児の毛筆遊びは最終段階で今回は「にじ」や「ゆり」のひらがな書きに挑戦しました。園では年長児として1年間、他の月齢児をリードしてきてくれました。。ただ、そんな彼らでも当初、ひらがなをしっかりと認識していなかったのが今や昔で、現在はすらすらと読み書きができるようになってきたのには感慨深いものを感じます。また、筆の扱いも上手で丁寧にしっかりと書けるようになってきているのも素晴らしい点です。同時並行的に進めてきた書道教室ではひらがなからカタカナへとレベルアップが進められ、お絵描きではない文字を書くということの意味を認識し、指導していただいている書道教室の先生の指導の下、書き順やバランスなどに気をつけながら学びの場が持てているのは何よりと感じています。

書道教室最後の日には、先生から1年間頑張ったご褒美に就学プレゼントとして鉛筆をいただき、とても喜んでいました(^▽^)/新しいことにチャレンジしたり、難しい事にも取り組んだり、保育園生活を通じていろんなことを経験し成長していく姿を見て嬉しく思います。

最後に、戸外遊びの様子をご紹介します。猫の目のようにくるくる変動する気候に振り回されがちですが、外遊びでは公園にお散歩にと春の清々しい外気を身体に取り入れ、元気に遊ぶようにしています。年少児は街並みに彩りを添える梅の開花や生き生きとした草花を目にすると季節を改めて感じています。特に、年少児がお当番制で園のプランターのパンジーに水やりのお世話を通じて、その生育状況に興味関心を持ってくれるのはいいことなので今後も各月齢児毎に輪番制で観ていって欲しいなぁ~と思っています。

寒暖差のある春先ですが、そろそろ春めいてきてもおかしくないことから春探しに近隣の五日市八幡神社へ年中児はお散歩に出掛けることにしました。季節は知らない間に着々と進んでいるようで、みんなは境内に通ずる参道沿いの桜のつぼみがほころび始めていて、思わず「あっ、咲いてる!」と歓声が上がっていました。みんなは早速、近寄り花を観察し、匂いをかいだり、と春発見に喜びを感じていました。

最後に、年長児は、午後のお勉強時間を利用して、少し遠くの「みずとりの浜公園」まで足を延ばして遊びました。こちらはいつもの公園より大型で趣向あふれる遊具がふんだんにあるので遊ぶのに目移りして大変のよう。また、こどもたちにとって広い園内に春告げのお花がたくさん咲いており、心ワクワクさせられ、大満足のひとときとなっていました。この一年間、こども達の様々な成長を見守ることができ嬉しく思います。来年度に向けて準備を進めていきながら、残りの日々を子ども達と大切に過ごしていきたいと思います★


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