私が小さい頃、となり近所の年上から年下の子たちと兄弟姉妹のようにワイワイがやがやと楽しく遊んだのを今でも思い出します。そんな折、私は何かの拍子に年下の子が泣く場面に遭遇したりすると「どうしたの?」と自ら面倒を見てきました。そして、自身の成長と共に何となく「それが私の本質かな」と思い、将来は「保育士」という夢が次第に膨らんでいき今日に至りました。
私は、そんな小さい頃の原体験から身の回りのことがままならない乳幼児保育に取組みたいという使命感と園の「見守り保育」の保育方針に共感を覚え、現施設に入職しました。ただ、「初心」と「現実」との隔たりを痛感する日々ですが、こどもたちとの間合いや関係性を自分なりに築きかかわっていく中でこどもたちが些細なことでも昨日までできなかったことが今日できるようになって満面笑みでお話してくれるのに立ち会えるのは私のこの上ない喜びとなっています。まだまだこれからですが、周りの諸先輩保育士の方々と連携し研鑽を積み、初志貫徹できるように頑張っていきたいと思います。