幼稚園で職場体験の高校生と室内活動で唄を歌ったり、戸外活動で一緒に和気藹々と遊んでもらったことを鮮明に記憶しています。また、近隣の保育園から入学する、不安を抱えた年長児との親睦の場に高学年生として対応した経験などから将来、幼少児のケアが自分に合っているようにいつしか感じるようになって「保育士の道」を目指すことになりました。そして短大卒業後、最初の保育施設に飛び込んでみたものの、自分が抱き続けてきた保育イメージと現実とのギャップを上手く埋めきることができずに途中リタイアしてしまうことに・・・ただ、「保育の道」はどうしても諦めきれずに現施設での再チャレンジとなって現在に至っています。
現施設はこどもの顔と名前が一致する規模なので一人ひとりに寄り添い、それぞれに合った声かけやかかわりが持てる反面、(とはいえ・・・)思うようにならないのが保育というのも実感させられる毎日となっています。そんな時、気軽に近い年齢層から経験豊富なベテラン層の相談相手にとことん話し合える職場環境があり、それぞれの知恵を出し合って接し方等、課題解消に役立てることができて実際にこどもの自立へと導くことが出来た時にはそれまでのモヤモヤとした気苦労はスッ~と消え、自分自身の大きなやりがいとなって次から次へと前向きに駆り立てる原動力となっている気がします。これからも気の置けない、こんな仲間と一緒に知恵を絞り、こどもたちを笑顔にさせることができるようにしていきたいと思います。