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園便り

クッキング教室de何を?

2014年10月12日

前日の”ほうさくだ ほうさくだ ほうねんまんさくだ(絵本「さつまのおいも」より)”の大収穫のお芋。当日、もちろん一人ひとりのお友だちにはお土産にお持ち帰ってもらいました。ただ、園ではお芋だけではなくもう一つの楽しみをいつも試みるようにしています。それがお芋の蔓。お芋掘りを始めた際に地主の方からお聞きした話として終戦直後の食糧難の時代には何でもお芋の蔓は、貴重な食材として重宝がられたと言います。最初はおっかなびっくりでしたが、当時の親御さんの中にもその良さを知りつくし、食べたことのある方々もいらっしゃったので色々とお聞きして始めたのがきっかけでした。実際、きんぴらごぼう風に炒めて食べてみるとシャキシャキとした食感で何とも言えない食材だと感じました。作り方ですが、蔓から伸び出た葉っぱのついている蔓を切り取り、葉っぱを取り除き、蔓の皮を面倒な作業ですがはぎとります。それを水の中に入れ灰汁抜きをしておきます。それをお友だちが食べやすい大きさにみんなで先生と一緒に包丁を使ってトントンと切り分けていきました。他には厚揚げ、糸こんにゃくそしてちくわ&スライスハムそれぞれを同じように食べやすい大きさに切り分けておき、それをフライパンで油で軽く炒めます。今回は料理の出来ていく様子もみんなに見てもらいました。そして、調味料を加えて混ぜ混ぜ。最終段階で大きな子に参加してもらい、先生と一緒に混ぜ混ぜ。お芋の蔓のきんぴらごぼう風の炒め物の完成となりした。当日の給食のおかずの一品に加わることとなり、みんなの作ったものはやはり食が進むようで余すことなくみんながパクパクと食べていたのが印象的でした!


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