園便り

~ジュライ・アラカルト~

2019年07月18日 ふるいちからの園便り

(地球温暖化がクローズアップされる前まで)梅雨というと、雨がシトシトと長く降り続く様を想像したものですが…最近はそんなつつましい風情は何処へやら、の”梅雨空模様”となっています。今さら如何こう言ってもはじまりませんが、今のこの現状を受け入れ、令和の夏を元気に楽しく過ごしていきたいと思います。そんな梅雨明け前の園の様子をお伝えします。
 
7月の声と同時に”プール開き”はしたものの、スカッとしたというより”どんよりとした天候”から水遊びも自然と控え気味のスタートとなりました。がしかし、朝からプール日和に恵まれた、とある日についに水遊び始めが決行されました。0・1歳児にとって他の子と一緒に大きなプールでの水遊びは当惑気味…ただ、実際に水の中に入ってみると楽しいことばかり、自然と楽しむ姿が見られるようになりました。そこへ、手づくりのウォータースライダーの登場で俄然、目の色が変わりペットボトルのフタを次から次へと流して楽しみました。
 
2~3歳児は、手作り水遊び用具のペットボトルに汲んだ水をかぶったり、(ペットボトルの)簡易シャワーでお互いに水を掛け合ったり、と水遊びが盛り上がっています。4&5歳児ともなるとそれでは飽き足らず、勢いよくでるシャワーで本格的な水掛けを楽しみました。
 
次に、春先に届いたハウス食品の”はじめてのクッキング”では前回、”フルーチェ”づくりをご紹介しましたが、その第二弾は”カレー”づくりです。参加してくれたのは、1~5歳児。まずは、1歳児が”人参洗い”をしました。あらかじめ用意された人参を手にバケツの中でゴシゴシ&シュッシュッと洗っていきました。2&3歳児は、”玉ねぎの皮むき”と”ジャガイモ洗い”担当でした。ぎこちない手つきも最初の内だけで、慣れてくると器用に玉ねぎの皮を丁寧に一枚一枚剥がしていました。茶色の皮をめくっていくと、真っ白な玉ねぎへと変わっていく様に少々、驚きながらもきちんと皮むきができ、達成感たっぷりの笑顔を見せていました。
 
一方、4&5歳児は、ままごとセットの定番シーンの”まな板”と”包丁”de”野菜”をトントンすることに挑戦しました。本物の包丁で緊張感もさることながら、利き手の包丁で手を切らないようにする、野菜を押さえるもう一方の”猫の手”が思った以上に難しかったようで悪戦苦闘していました。そして、みんなの共同作業の結晶のカレーが給食の時間に提供されると、それぞれが「これ、切ったんよぉ~」や「洗ったんよぉ~」と(はじめてのクッキングに)大満足の様子で大きな口に瞬く間にカレーが消えていきました!!
 
あとは、トマトジュースのカゴメさんから提供を受け、食農活動をしていた”🍅トマト”は、みんなの健気で献身的なお世話もあって、日々成長を遂げ、ついには食べ頃を伝える赤々と熟れたトマトへと大変身していきました。そこで、早速トマトの収穫&実食の場を設けました。採れたての瑞々しいトマトは(トマトジュース用に品種改良されていることもあり)酸っぱさよりもほんのりと甘味が感じられ、トマト嫌いで敬遠気味の子も最初こそ恐る恐る口に含んでいったものが、意外にいけるとばかりにガブリとかじりついていたのが印象的でした。それもこれも苗植えから育ててきたトマトだけに思入れも加わったおかげとも言えるかもしれません。これを契機に苦手意識を克服できるといいのですが…
 
最後に、当園が入居する集合住宅の住人の方のご厚意で分けていただいたカブト虫の飼育日記(?)。その名も”ベルちゃん”で、2階の以上児に仲間入りし、みんなの関心事の一つとなっています。そんな中で、さすが男の子ともいうべきでしょうか、昆虫熱が盛り上がり、日々のお世話にも熱が入っているようです。それは、日々の土に霧吹きで湿気管理にはじまり、かぶと虫の大好物のゼリーの交換など、です。残念ながら夜行性のカブト虫ですから、日中に主だった動きは目立たないのですが、みんなの思いがベルちゃんにも届いているようで元気に生育してくれています。このような活動を通じ、”命の尊さ”を学ぶ機会となってくれればと願っております。


2017年以前の園便り