園便り

やったぁ~、楽しいよぉ~、運動会!!

2019年10月05日 ふるいちからの園便り

夏から秋に季節が移り変わる時、夏の間に日本列島に猛暑をもたらした太平洋高気圧が南下し、アジア大陸の冷たい高気圧が北日本をはじめとした日本海方面に張り出してきます。そう言われてみれば、不快指数たっぷりのジメジメとした暑さから柔らかな陽射しの下、カラっとした秋めいた気候となり、過ごしやすくなってきました。季節は、スポーツの秋で身体を動かすのに気持ちのいい時期となってきました。今回は、本稿でも何度か取り上げてきた”みんなでつくる運動会”の様子をお伝えします。
  
0歳児は、多くの人前で何かをするということがはじめてで戸惑いが隠せず身動きがとれなくなったり、”そんなの関係ねぇ~”とばかりにハイハイで進み、ご褒美の親御さんのハグにニンマリしたりと様々でした。1歳児は、目の前の親御さんとニコニコ笑顔で元気に一緒に力走していましたね。2歳児ともなると、親御さんの手を借りずともゴールテープ目指して走り、両手を挙げてのゴールテープを切る姿も決まっていました。また、障害物競走の”はらぺこあおむしの冒険”では、絵本のストーリをなぞるようにトンネルくぐりのあおむし、ゴロゴロのマット運動のさなぎ、最後はの平均台から蝶々になって羽ばたくという流れをみんなはなりきって頑張っていました。
 
0・1歳児の親子競技では、アンパンマン号に乗り込み、最後は親御さんに抱きかかえられ上手くバイキンマンやホラーマンの積み木をアンパンチしてやっつけていたのが印象的でした。2歳児のは、選択した絵カードに描かれた動物(コアラなど)と動作(おんぶや四つ這いなど)でなりきって競争する、というものですが、こどもたちの選択は”コアラ”に”抱っこ”が大多数。きっと、ここぞとばかりに甘えたかったのかな?

 
3歳児は、かけっこにはじまり障害物競走やお遊戯と種類も内容も結構なものとなっていました。特に、障害物競走では体操教室で実践していることを随所に散りばめられた内容となっていて、こどもたちもきっちりと披露することができ、満足顔だったのが忘れられません。お遊戯は、手作りボンボンときっちりとした踊りでノリノリでした。一方、4&5歳児は、組み体操にフラッグと少々、高等技術を要する競技内容となっていました。当初の不安も、日々の練習で解消し、こどもたち自身でキラキラする姿を披露できたのは何よりでした。

 
その他には、3~5歳児の親子競技の騎馬戦は見応えのあるものでした。親子の息のあった共同作業は、狙った相手からカラー帽子を奪うという目的を果たしていたのが印象的でした。練習の時とは違い、親子で一つのことを成し遂げるということは結果がどうれあれ、今までの一喜一憂から爽快感たっぷりの笑顔だったのには少々、驚かされました。

 
そして、運動会のハイライトは、4&5歳児の親子競技で混合の紅白リレーとなります。これは練習の時からこどもたちの間で大人気でしたので、本番でもその流れを受け継ぐ形で熱気ムンムン状態でスタート。第一走者から抜きつ抜かれつの白熱したレース展開となり、最後の年長者2人の一騎打ちの真剣勝負に持ち越されるという展開で、最後まで息の抜けないものでした。おかげで、なかなか見応えのある競技となって盛り上がったのは何よりでした。

 
最後の最後は、予定より早く競技が消化していたことから急遽、”保護者VS職員”でのリレーが行われることとなりました。走者は抽選で決定し、いよいよ真剣対決のはじまり、はじまり~。こどもたちは「先生が走るんと~?!」とこれから行われる親御さんとの競技に期待と不安が入り混じった様子でした。結果は、競技出場があまりなかった余力から職員に軍配が上がりました。
 
今回の運動会は、こどもたちの手で作り上げるように仕向けた内容となっており、その過程でいろんなことをこどもたちなりに体験・経験することが出来たのではないかと思います。それは、ある種の学びであり、こどもたちの内面を一回りも二回りも成長させてくれるものとなったように感じています。障害物競走などの種目内容では体操教室の先生の助言があり、それを取り入れたことでこどもたちも進んで取り組めていました。そんな様子をご覧いただけたのではないかと思います。当日は、お忙しい中多数の保護者の皆さんにご参加いただき、温かく熱い応援をしていただき、誠にありがとうございます。この場をお借りし、改めて感謝申し上げます。


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